以下は、先日とあるお客さんに送った文章。
劣等感を捨て去る方法
劣等感を捨て去るためにはどうしたらいいでしょうか?
最も早い方法は、「友人関係を見直すこと」です。
もう少し正確に言うと、「友人関係を見直すこと」で「幼児的願望を満たすこと」です。
劣等感とは多くの場合、「幼児的願望が満たされないこと」によって生まれます。
小さい頃、両親にもっと大切にされたかった。
優しくしてもらいたかった。
だけど、してもらえなかった。
いくら泣き叫んでも、その願いが叶うことはなかった。
…そんな記憶はありませんか?
もし幼少期にそういう記憶がない場合、もう少し年齢が上がってからの恋愛関係でのトラウマかもしれません。
とにかく、誰かに優しく受け入れてほしかった。
でもそれは実現しなかった。
そういう状態に陥ると、人は悲しくなります。
でもその悲しみに直面すると、辛くなるので、「そもそも私は優しくされたいなんて思ってない」という認識を作り上げます。
どうせ叶わぬ願いなら、最初から期待しないほうが心が平穏でいられますからね。
そして次に、「私は期待なんかしていない」ということを強固にするために「自分なんか愛してもらえなくて当然だと思える理由」を探します。
- 「自分にはこういう欠点があるから」
- 「自分はこういうダメな子だから」
=だから「愛されなくて当然だ」
=だから私が「愛されることを期待しない」のも当たり前のことだ。
みたいな認識をします。
こうして生まれるのが、「自己否定感情」であり「劣等感」です。
自分に対していつでも「劣等感」を感じていれば、
- 私はどうせダメな子だから
- 私の願いなんて誰も聞いてくれなくて当然
と考えることができます。
つまり「劣等感」とは、自分が「誰かに甘えられる可能性を期待しないで済むため」の心の防壁なのです(´・ω・`)
以上から、劣等感を捨てさるために必要な行動は、大きく三つです。
- まず「自分はもっと大切にされたいんだ」「自分はもっと優しくされたいんだ」と自覚してください。そこから目を背けないようにしてください。
- 次にそれを実現するために、あなたに対して「優しくしてくれる人」の近くにいつでもいるようにしてください。
- 次に、あなたに対して優しくしてくれない相手・誠実に接してくれない相手とは、距離をとってください。
1に関しては問題ないと思います。
「私はもっと大切にされたい」
「私はもっと優しくされたい」
そう言われれば、そんな気がしてきませんか?
ひとまずそれでオッケーです。
しかし問題はこの後です。
その「本音にしっかり向き合えている状態」を維持することが大変なのです。
一時的には「私はもっと大切にされたい」と思うことができても、その気持ちをこれからも維持するのはそのままでは無理です。
なぜなら、今のあなたは「劣等感を持ちやすい環境」を自分で作ってしまっているからです。
どういうことかというと、劣等感が強い人は「誰かに優しくしてもらうこと・大切にしてもらうこと」を避ける傾向があります。
劣等感の強い人は、「自分なんてゴミのような人間」という世界観の中に生きているので、そんな自分に対して優しくしてくれる相手・誠実に接してくれる相手は、なんとなくしっくりこないのです。
それは自分の世界観を否定されることになるので、怖いのです。
そこで「裏じゃ何を考えてるかわからない」とか「いい人だとは思うけどなんとなくドキドキ感がない」みたいな認識をします。
そうやって、「誠実な相手」を避けます。
代わりに「誠実ではない友人・恋人」ばかりを近くに置きます。
彼らのほうが、自分に対して優しくしてくれません。
そしてそういう接し方をされているほうが、あなたにとっては「慣れている」ので、居心地がいいのです。
安心するのです。
とはいえ、そういう相手とばかり接していれば、当然「また大切にしてもらえなかった」という経験が積み重なります。
それによって改めて「やっぱり私なんて価値のない人間なのだ」と感じ、さらに劣等感を強化してしまうでしょう。
- 人に優しくされないから劣等感が強まる。
- 劣等感が強まるから、優しくしてくれる相手を避け、優しくしてくれない相手とばかり接したくなってしまう。
- 以下、無限ループ。
…というわけで、これに対処するために2と3が必要になってきます。
まず、いつでも「優しい人」の近くにいるようにしましょう。
あなたの周囲に「善人」はいませんか?
いつでも人に親切で、他人を利用したりしなくて、「ザ・善人」という感じの方はいませんか?
そういう人が思い浮かんだら、なるべくその人の近くにいるようにしてみてください。
次にあなたに対して「優しくしてくれない相手」「誠実に接してくれない相手」とは距離をとるようにしてください。
必要とあらば「転職」「友人関係の断捨離」も視野に入れるべきです。
これまでの友人の多くと離れることになるかもしれませんが、それでも決断してください。
彼らとは、距離をとってください。
これらによって、「いつでも優しくしてもらえるのが当たり前」という状況を、自分自身で作ってください。
そうすれば徐々に
「私は誰かに大切にしてもらえるのかも?
「私は誰かに優しくしてもらえるのかも?」
「そう信じても良いのかも?」
と感じられるようになってきます。
小さい頃のあなたが優しくしてもらえなかったのは、ただの不運です。
しかし大人になった今であれば、あなたは「自分がいる場所」を選ぶことができます。
自分が優しくされる状況を、自分で作りましょう。
そうすれば心が満足します。
そうすれば、もう心の防壁を作る必要もなくなります。
いこーる、劣等感がなくなります( `・ω・´)!!
心ってのは、直接は変えられないのです。
いま劣等感がある人は、いきなり劣等感のない人にはなれない。
これを変えるには、まず自分の行動を変え、自分で環境を変える。それによって結果的に心が変わるように仕向けるしかないのです。
ですので、最初にほんの少しでいいので、勇気を出してみてください。
これまでの世界観から抜け出す意思を持ってみてください。
こればっかりは、「勇気を出してみましょう」としか言えないです。
すみませんが、あとは勇気の問題なのです(´・ω・`)
全ての劣等感を捨て去りたい人へ
よかったら参考にしてみてください。
おしまい( `・ω・´)