北京=斎藤徳彦
2015年11月8日13時30分
中国の税関総署が8日発表した10月の貿易統計によると、輸出が前年同月と比べて6・9%減の1924億ドル(約23・7兆円)となり、4カ月連続で減った。減少幅は前月よりも拡大し、3カ月ぶりの大きさとなった。
輸出が4カ月続けて減るのは、リーマン・ショックの影響で減り続けていた2009年以来となる。市場は3%程度の減少を見込んでいたが、これも下回った。外需の弱まりが、中国経済の深刻な重しとなっている。
景気が好調な米国向けも微減となるなど、主要な貿易相手向けの輸出がことごとく減った。円安で中国にとって不利になっている日本向けの輸出は約8%減った。
一方、輸入は18・8%減の1308億ドル(約16・1兆円)で、12カ月連続で減った。10%を超える大幅減は3カ月連続となった。日本からの輸出は約15%、欧州連合(EU)からは約23%減った。中国向けの輸出が減ることは、各国にとっても大きな懸念材料だ。(北京=斎藤徳彦)
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朝日新聞国際報道部
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