2015年11月08日

屍者の帝国

〈2015年映画感想47本目〉
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屍者の帝国
2015年 日本 120分
監督:牧原亮太郎
配給:東宝映像事業部
声の出演:細谷佳正,村瀬歩,楠大典,花澤香菜,山下大輝,三木眞一郎,斉藤次郎,石井康嗣,桑島法子,武田幸史,高杉義充,大塚明夫,菅生隆之,二又一成

 伊藤計劃の遺稿を円城塔が受け継いで完成させたSF歴史改変小説のアニメ化作品です。Project Itohの一環として今後公開される『ハーモニー』,『虐殺器官』の先陣を切る作品でもあります。原作は未読。設定的には大変興味があるのですが,機会を逸して積んだままになっています。よって,原作との比較が出来かねるのが残念。結構な部分が改変されているようではありますけれども。今回の映画鑑賞を契機として改めて読んでみたいとは思っています。フランケンシュタイン博士による屍体蘇生術が普及した19世紀の欧州を舞台に諜報機関の一員として迎えられたジョン・H・ワトソンの冒険が描かれます。実在の人物であるバーナビー大尉や山澤静吾,トーマス・エジソン,グラント元米大統領に加えて,主人公であるワトソンにハダリー,カラマーゾフと文学作品に登場する人物たちが入り乱れる世界観は大変に楽しい。屍体蘇生術とともにスチームパンクな技術が発達しているのも好みであります。或る種の趣味的な世界観だけでも存分に満足することが出来ました。物語としては割合に王道かなあ。それ程予想を覆されるような展開はなく,期待通りに物語が進行していったように思います。舞台がロンドンからインド,アフガニスタン,日本,サンフランシスコ,そして再びロンドンと目まぐるしく変わるのも楽しかった。原作に触れていると違った感慨があるのでしょうが,原作に触れていない身としては十分に楽しむことが出来た作品でありました。

 主人公のワトソンと屍者として蘇らされた親友のフライデーの関係は切ない。ワトソンがフライデーに意思を取り戻すことに固執する心情はよく分かります。屍者の蘇生が禁忌ではなく,既に技術として確立しているのであれば,猶更でありましょう。それ故にフランケンシュタイン博士が遺したヴィクターの手記を巡る争いの中で中心的な役割を果たすことになります。そんなワトソン博士に同行することになるバーナビー大尉の年長者としての視点が非常に格好いい。その強靭な肉体と豊富な経験がなければワトソンの旅を頓挫していたことでありましょう。その真っ直ぐな心意気が大変魅力的であります。そして,序盤から中盤にかけて幾度か謎めいた形で登場する美女ハダリーも素敵。トーマス・エジソンに作られた人造の美女という設定はヴィリエ・ド・リラダンの『未来のイヴ』に由来するものでありましょう。その悲しい美しさは心惹かれます。彼女の行く末は意外ではありましたが,ちょっと無理を感じざるを得ません。そこはワトソンではなく,彼の本来の相方の方が相応しいのではないかなあ。また,『カラマーゾフの兄弟』の主人公アレクセイ・フョードロヴィチ・カラマーゾフの立ち位置は面白かった。彼と友人であるニコライの狂気に満ちた結末が印象的です。しかし,それがワトソンにとってひとつの指針になったことも事実。その意味でも重要な存在と言えます。ところで,ワトソンをウォルシンガム機関に招いたMの正体は相方の兄にあたる人物ではないですよね。如何にも誤読を誘う感じでの登場だったのですけれども。全体的に説明不足の点が多くて,分かり難かったのが残念です。ワトソンの動機から生じる行動は首尾一貫していたのですが,周囲の状況には常に戸惑う印象がありました。

 物語として分かり難い部分があったのは否めませんが,世界観を含めて概ね楽しむことが出来ました。エンドロール後はやや余計に思えた気がしないでもありませんが。というか,その直前の場面ときちんと繋がっていない気がするのですよね。また,ザ・ワンとMという物語上で悪役を担うふたりが二重構造になっていたのも分かり難さのひとつ。機能していない登場人物も多かったので,このあたりはもう少し整理されていればなあと思いました。とは言え,やはり19世紀を舞台とした歴史改変SF冒険物語は心踊らされるものがあります。物語の分かり難さはいずれ原作小説を読むことで解消したいと思います。少なくともその世界観に酔いしれることを堪能出来た作品でありました。
posted by 森山樹 at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想(劇場)

2015年11月07日

アントマン

〈2015年映画感想46本目〉
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アントマン
ANT-MAN
2015年 アメリカ 117分
監督:ペイトン・リード
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
出演:ポール・ラッド,エヴァンジェリン・リリー, コリー・ストール,ボビー・カナヴェイル,マイケル・ペーニャ,ティップ・“T・I”・ハリス,デヴィッド・ダストマルチャン,ジュディ・グリア,マイケル・ダグラス

 マーベル・コミックを原作とするスーパーヒーロー映画。そして,〈マーベル・シネマティック・ユニバース〉第2期を締めくくる作品でもあります。とは言え,他作品との共演という意味合いにおいては,それ程強くありません。ハワード・スタークやペギー・カーターが冒頭で登場するけれど,基本的には顔見世と言った印象が強い。また,ファルコンはアントマンと戦闘を演じることになりますが,物語中での必然性は薄いです。まあ,ファルコンとの関わりがあったからこそ,結末で新たにアベンジャーズに推挙されるわけではありますけれども。いずれにせよ,敵も味方も含めて本作単独で鑑賞したとしても支障はないものと思われます。それはそれで残念な気もするのですけれどね。但し,映画としては頗る面白かった。アントマンの装着する身体縮小スーツを上手く生かしての見せ場が多く作られているのが嬉しい。人間と蟻の大きさを自在に操って,これまでにない戦い方が大変楽しいです。しかし,大きさはこのふたつしかないのかちょっと疑問。自在に大きさを変えられたら結構便利な気がするのだけれどなあ。また,いろいろな種類の蟻を従えて,その特性に応じた役割を与えるというのも面白かった。観ているうちに蟻がどんどん可愛く思えてしまいます。何よりも設定だけで終わらずに,きちんと物語の中で活躍の場が与えられているのが嬉しいです。或る意味ではアントマンよりも蟻の活躍のほうが印象に残っていたりしますからね。但し,アントマンそのものは他のアベンジャーズと絡ませるのは大変そう。今後の物語の中で如何なる形で活躍の場が与えられるのか楽しみです。

 アントマンとなるスコット・ラング役はポール・ラッド。着るスーツにこそ異能はあるもののラング本人は潜入能力に長けるだけの単なる軽犯罪者というのは意外に目新しい。ファルコンに近い感じなのかなあ。とは言え,かつて犯した過ちの贖罪を願って許しを請う姿には好感を持ちます。家族への愛と正義感は本物ですしね。そのラングが着るスーツを開発したハンク・ピム役はマイケル・ダグラス。或る種の倫理観にはやや欠ける部分がないでもありませんが,有能な科学者であることは確か。敵対することになる弟子ダレン・クロスとはほぼ同類の存在に思えます。そして,違う点があるとすれば,かつて愛する妻を過失から喪ってしまったということになるのでしょう。そのハンク・ピムの娘でありヒロインとなるホープ・ヴァン・ダイン役はエヴァンジェリン・リリー。ダレン・クロスの秘書でもあり,またラングに戦い方を指南する師匠ともなります。その凛とした美貌は非常に素敵。父との蟠りも一応は解けたということになるのかな。今後の活躍が期待出来そうな人物です。対するダレン・クロスは印象が薄いのが残念。イエロージャケットとしての禍々しいスーツ姿は格好いいのですけれどね。ラング本人ではなく,ハンク・ピム博士との因縁が彼を突き動かす力となっていたように思います。最後はラングの娘キャシーを人質にとって悪役全開で楽しかった。このアントマンとイエロージャケットの死闘が大変楽しかった。冷静に見ると縮小状態では規模があまりにも小さい戦いとなっていることも含めてね。

 個人的には大満足でありました。やはり独特な戦闘の見せ方が面白い。とは言え,一発芸に近いものはあるので,今後更に目新しい演出を用意してくれることに期待します。また,結局スコット・ラングが元嫁と寄りを戻すことがなく,結果的にホープと引っ付きそうなのが如何にもアメリカのスーパーヒーローだなあと思いました。元嫁と交際している警察官が存外に悪い奴ではなかったのも結構好感を持ちます。さて,問題は今後の活躍ということになりますが,キャプテン・アメリカに推挙されたことで〈キャプテン・アメリカ〉か〈アベンジャーズ〉には登場することになるのでしょう。また,〈アントマン〉としての続篇も用意されているとのこと。その時は新たなスーパーヒーローとしてのワスプの活躍も期待出来そうです。いずれにせよ,楽しみに待ち望みたいと思います。
posted by 森山樹 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想(劇場)

2015年11月05日

黒衣の刺客

〈2015年映画感想45本目〉
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黒衣の刺客
刺客 聶隱娘
2015年 台湾/中国/香港/フランス 108分
監督:ホウ・シャオシェン
配給:松竹
出演:スー・チー,チェン・チャン,妻夫木聡,忽那汐里,シュー・ファンイー,イーサン・ルアン

 中国は唐代を舞台としたアクション映画です。原作は唐代の伝奇にある聶隠娘の物語。幼い頃,道士に預けられ,刺客となるべく育てられた聶隠娘を主人公とする謂わば武侠物語であります。田中芳樹の翻案による小説「黒道兇日の女」及び「騎豹女侠」が『黒龍澤異聞』に収録されている他,元となった伝説が岩波文庫の『唐宋伝奇集』にも収められています。そんなこともあって割と馴染み深い中国の伝承ということで期待をしていたのですが,ごく僅かな物語を映画として膨らませる為にかなり設定に改変がされていたように思います。とは言え,基本的な部分は押さえられているので物語には入り込み易かったのは僥倖。但し,登場人物の人間関係が如何にも分かり難い。このあたりはもう少し何とかならなかったものかと思います。微妙に人間関係が原作である伝説と変更されているので余計にそう感じるのかもしれませんけれども。また,武侠映画としても爽快感に欠ける印象があります。製作側には本作を武侠映画としてみなしていない節も感じられるので仕方がないことかもしれません。とは言え,全般的には美しい映像を含め,十分に楽しめる作品ではありました。

 主人公である聶隠娘を演じるのはスー・チー。その美貌がたまらなく素敵。邦題のとおりに黒衣を纏って暗躍する彼女の姿は大変に魅力的でありました。かつての許嫁である魏博節度使の田季安の命を狙って戦う彼女が美しく,凛々しく,痛ましく感じてしまいます。その聶隠娘と対峙する暴君の田季安役はチェン・チャン。終始,顰め面を見せますが,子供と戯れるときにだけ顔を綻ばせるというのが人間味を感じさせます。とは言っても,それ程には暴君という印象はなかったのですけれどね。節度使というと安禄山や史思明の如き大悪党が想起されてしまいますので。とは言え,唐の安定を図る嘉信公主らにとっては不倶戴天の敵となってしまうのも事実。だからこそ,聶隠娘を派遣したのだということになります。なお,原作である伝説の中で聶隠娘を娶る,というか聶隠娘によって娶られる鏡磨きの青年は妻夫木聡が演じていますが,本作では既婚者ということで聶隠娘との浪漫が殆どなかったのは残念。あくまでも親しみを感じているといった程度に抑えられています。この鏡磨きの青年とその妻の物語は日本公開版で特別に編集されたものとのこと。これがなければ,聶隠娘と鏡磨きの青年との間の仄かな想いを感じられたのかもしれません。個人的にはそちらの方が原作を彷彿とさせて良かった気もします。

 大好きな中国伝承の映像化ということで期待をしていたのですが,予想とは違った方向で楽しめる作品でありました。当初はもっと全面的に武侠アクションを押し出した作品かと思っていたのですが,結果的には聶隠娘のひとりの人間として揺れ動く心を丁寧に描いた作品に仕上がっていたように思います。これはこれで十分に満足。とは言え,やはり爽快な武侠映画としての聶隠娘を描いて欲しいというのも事実。今後,このような作品が提示されることを期待したいと思います。
posted by 森山樹 at 06:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想(劇場)

2015年11月03日

キングスマン

〈2015年映画感想44本目〉
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キングスマン
KINGSMAN: THE SECRET SERVICE
2015年 イギリス 129分
監督:マシュー・ヴォーン
配給:20世紀フォックス/KADOKAWA
出演:タロン・エガートン,コリン・ファース,サミュエル・L・ジャクソン,マーク・ストロング,マイケル・ケイン,ソフィ・クックソン,ソフィア・ブテラ,マーク・ハミル

 イギリスのスパイ・アクション映画。何処の国にも属さない最強のスパイ機関であるキングスマンの活躍を描いた作品です。外連味に溢れた大仰な設定が大変に好み。キングスマンに属する者たちの名前がアーサー王伝説から取られているというのが素敵過ぎます。指導者であるアーサーに,教官のマーリン,そして諜報員であるランスロット,ガラハッド,パーシヴァルと名前が並ぶだけで嬉しくなってしまいます。また,キングスマンの構成員たちはみな先ずは紳士であることを要求されるというのが如何にもイギリスらしくて宜しい。キングスマンの本拠地がサヴィル・ロウの高級仕立屋というのが全てを物語っています。勿論,王道のスパイ映画らしく小道具も充実。特に防弾膜を有した仕込み傘が素晴らしく格好良かった。紳士の持ち物に相応しい意匠も最高でありました。物語は世界規模のテロリズムを企てるIT富豪リッチモンド・ヴァレンタインとの対決が主軸になりますが,その中で若者の成長と継承を描いているというのが大変に好み。残虐な場面も多々ありますが,全体的な品の良さが爽やかな余韻を残します。如何にもイギリスらしい邪悪な諧謔も垣間見えるのが面白った。なお,頸部爆破については一生分観てしまった感があります。凄惨な場面なのだけれども,笑いに変えてしまうというのは演出の勝利でありましょう。

 主人公はキングスマンに勧誘された青年エグジー。演じるはタロン・エガートン。これが初主演作品ということになります。彼を見出し,教育するガラハッドことハリー・ハート役はコリン・ファース。その端整な紳士ぶりと華麗なアクションが素晴らしく魅力的。此処までアクションが出来る俳優とは思っていませんでした。殊に教会での演舞さえも想起させる乱戦が強く印象に残っています。英国紳士のあるべき姿を具現化した存在と言えるでしょう。本当に格好良かった。エグジーと共にキングスマンとなるべく訓練を受けるロキシーの可憐さも大変魅力的。特に最終局面では大いに活躍を見せてくれます。エグジーとロキシーを指導する教官マーリン役はマーク・ストロング。悪辣な敵役という印象があったのですが,今作では若者をきちんと導く指導者としての姿を好演しています。尤も,その訓練はやはり悪辣なものばかりですけれども。とにかくハリーとマーリンの英国紳士ぶりが素敵過ぎました。それ以外は割と屑な似非紳士ばかりなので余計に目立つのかもしれませんが。キングスマンに対するIT富豪リッチモンド役はサミュエル・L・ジャクソン。如何にも戯画化されたアメリカ人成功者といった雰囲気がたまらなく格好いい。キングスマンとの対比という意味合いにおいて此処まで相応しい存在はいないと思われます。そして,彼の付き従う義足の美女ガゼル役のソフィア・ブテラの魅力が大爆発。鋭利な凶器として義足を駆使する戦術がたまらなく格好いい。彼女とエグジーの死闘は大変見応えがありました。勿論,その美貌も麗しかった。ロキシーとの女性同士での激闘が見たかったところであります。まあ,ロキシーは一蹴されてしまうでしょうけれども。

 古き良き時代を彷彿とさせる素敵なスパイ・アクションが堪能出来る映画でありました。続篇のことなどを全く考慮していない全力投球ぶりが素晴らしい。御蔭で既に製作が決定した続篇に苦慮しているらしいですけれども。今作で退場に至った人物が如何なる形での再登場を果たすのか注目したいところです。興を殺ぐ結果になるくらいなら,敢えて再登場させる必要はないと思いますけれどもね。何はともあれ,大変に自分好みの作品でありました。単なる不良に過ぎなかった若者が良き指導者のもとで英国紳士として成長していく姿も見応えがありました。英国紳士と諜報員の格好良さを存分に堪能出来る得難い作品です。大満足でありました。
posted by 森山樹 at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想(劇場)

2015年11月02日

2015年11月映画鑑賞予定

『心が叫びたがってるんだ』(公開中)
『劇場版蒼き鋼のアルペジオ』(公開中)
『ピッチ・パーフェクト2』(109名古屋 公開中)
『アデライン,100年目の恋』(ミッドランドスクエアシネマ 公開中)
『アース・トゥ・エコー』(ピカデリー 公開中)
『アクトレス 女たちの舞台』(センチュリーシネマ 公開中)
『PAN ネバーランド,夢の始まり』(公開中)
『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN II』(ミッドランドスクエアシネマ 公開中)
『ミケランジェロ・プロジェクト』(TOHO名古屋ベイシティ 11.06公開)
『ハーモニー』(11.13公開)
『コードネームU.N.C.L.E.』(11.14公開)
『劇場版媚空』(11.14公開)
『Re:LIFE』(伏見ミリオン座 11.20公開)
『レインツリーの国』(11.21公開)
『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』(未定 11.21公開)
『黄金のアデーレ 名画の帰還』(伏見ミリオン座 11.27公開)
『ハッピーエンドの選び方』(伏見ミリオン座 11.28公開)

大物感はないけれど,鑑賞したい映画は割と多めな感じ。
単館系に偏っているのが厄介ではありますけれども。
最優先は『PAN ネバーランド,夢の始まり』でありましょう。
〈ピーターパン〉好きとしては絶対に見ないといけません。
次いで『コードネームU.N.C.L.E.』かな。
リメイク作品らしいのですが,元の作品は触れたことがありません。
純粋にスパイ映画好きとして期待しています。
『Re:LIFE』は劇場での予告篇が頗る面白そうでありました。
普段は観に行く類の作品ではないのですが是非鑑賞しようと思います。
『ミケランジェロ・プロジェクト』は鑑賞したいけれど,劇場が微妙。
ちょっと迷っています。
近場での上映が予定されていない『ウーマン・イン・ブラック2』よりいいけどね。
『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN II』は期間限定なので早めに行くつもり。
『ハーモニー』も一応鑑賞することになるでしょう。
『虐殺器官』の上映が延期というか未定になったのは痛いですけれども。
『劇場版媚空』は〈牙狼〉シリーズの一篇ということで期待しています。
これまでのシリーズに登場した人物の出演はないらしいのが残念。
あの世界観を堪能出来るのは素直に嬉しいです。
『レインツリーの国』は余力があれば,かなあ。
原作は未読なので,読んでから決めるのも悪くないかもしれません。
7〜8本は何とか鑑賞したいと思っています。
感想のほうも年内に追いつくことを目標に頑張ります。
posted by 森山樹 at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞予定