同性カップルの保険受取人拡大…第一生命も
第一生命保険は、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認定する東京都渋谷区の証明書があれば、簡単に同性のパートナーを保険金の受取人にできる手続きを始めた。
日本生命保険も同じ方針を決めており、配偶者や親族としていた受取人の範囲を、同性のパートナーまで拡大する動きが生保業界で広がっている。
生命保険は一般的に、死亡保険金の受取人を「配偶者もしくは2親等以内の血族」としている。事実婚や同性のパートナーを受取人に指定するには、同居の事実や、家計を共にしているかの確認などが必要で、手続きが煩雑だった。
第一生命は、渋谷区の証明書がある場合、こうした手続きを省くことにした。
同性のパートナーの保険金受け取りについては、ライフネット生命保険も、同性カップルであることを確認する同社が用意した書類を提出すれば、受取人を指定できる制度に変更した。
2015年11月07日 17時42分
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