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大阪市長選告示 新人4人が立候補
11月8日 11時57分

大阪市長選告示 新人4人が立候補
任期満了に伴う大阪市長選挙が8日に告示され、いずれも新人の合わせて4人が立候補しました。同じ今月22日に投票が行われる大阪府知事選挙と共に、激しい選挙戦が展開される見通しです。
任期満了に伴う大阪市長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも新人で、▽地域政党「大阪維新の会」の元衆議院議員、吉村洋文氏(40)、▽無所属の元大阪市北区長、中川暢三氏(59)、▽無所属でテーマパークのアルバイト、高尾英尚氏(33)、▽無所属で自民党が推薦する元大阪市議会議員、柳本顕氏(41)の4人です。
今回の大阪市長選挙は、地域政党「大阪維新の会」代表の橋下市長が後継としている吉村氏と、自民党が推薦し、民主党と共産党の支援を受ける柳本氏、それに、政党の支援を受けない中川氏と高尾氏の選挙戦となりました。
候補者は立候補を届け出たあと、それぞれ支持を訴えました。
▽吉村氏は、「なあなあの政治ではなく、医療や教育、福祉といった住民サービスを充実していくことが大切だ。東の東京、西の大阪、2つのエンジンで日本を引っ張っていく。橋下市長の改革をしっかり受け継ぎ、さらに乗り越えて前に進んでいきたい」と訴えました。
▽中川氏は、「減税して、世界から人と企業と投資を呼び込んで、雇用と税収の増加につなげていく。『都構想』という制度だけ変えても行財政改革はできない」と訴えました。
▽高尾氏は、「『維新』と『反維新』でけんかをしているような関係に終止符を打ち、大阪の街を皆さんと一緒に作っていきたい」と訴えました。
▽柳本氏は、「大阪市は、周辺市と協力しながら、首都圏に対する大きな関西圏域の中心となる役割を果たしていかなければならない。独裁者に大阪を任せるわけにいかない。対立から協調へ、破壊的な改革から創造的な改革へ取り戻していく」と訴えました。
大阪ではことし5月に、大阪維新の会が実現を目指している、いわゆる「大阪都構想」が住民投票で否決された後、自民党の提案で広域的な行政課題を話し合う会議が設置されましたが、大阪維新の会と自民党などの対立が続き、議論は進んでいません。
選挙戦では、同じ今月22日に投票が行われる大阪府知事選挙と共に、大阪市と大阪府の行政の在り方や、経済政策、それに高齢者に対する福祉政策などを争点に、激しい選挙戦が展開される見通しです。

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