キングコング西野さんがツイッターを辞めた本当の理由がスゴイです。
西野さんはツイッターを辞めた理由を当初は、
- 嫌な思いをしたとか、そういうのじゃなくて、単純に『飽きちゃった』というのが一番の理由
- あと、これは自分自身に対して思ったことだけど、呟いている自分が急激にダサく感じてしまいました。
- 『呟くなよ、作れよ』と。あくまで、自分自身に対してね
参考記事:【西野、ツイッター辞めるってよ】キングコング西野さん「呟いている自分が急激にダサく感じてしまいました。」 : オレ的ゲーム速報@刃
と語っていました。(ちなみにツイッターはインフォメーションアカウントとしてイベントのお知らせなどは現在も流している)
ぼくは西野さんの存在をツイッターで知り、それがキッカケで興味を持ったし、西野さんのツイッターの使い方は抜群に優れていたので、イマイチ腑に落ちてなかったんですよね。
っで、今日、絵本作家ののぶみさんと西野さんの対談動画を観ていたんですが、その会話の中でどうやら真相は別にあったことが分かりました。
ツイッターを辞めた本当の理由は「大化けするために一番便利なモノを切る」という覚悟
さっきもかきましたけど、西野さんのツイッターの使い方はめっちゃくちゃウマイんです。
西野さんは去年、今年と2000人の独演会を東京の日比谷公会堂で開催しました。
そして、その独演会のチケットを手売りで2年連続全部売り切るというとんでもないことをやってのけました。
その時に、活用したのがツイッターなのです。
西野さんは毎日ツイッターで自分の出没情報をつぶやき、そこからチケットを買いたいと言ってきたファンのみなさんとやり取りをしてどんどんチケットを売っていきました。
ぼくは西野さんのそのやり方を観て、「こんなツイッターの使い方があるのか!」と驚かされたのです。
ぼくには2000人のチケットを手売りで完売できたのはツイッターのお陰のようにもおもえました。
それではどうして、そんなツイッターを辞めたのか?
それは、「ツイッターが一番便利だったから」ということです。
西野さんは来年の独演会を4000人で開催します。今までの2倍です。
出典:http://ameblo.jp/harunafuka/
西野さん曰く、たしかに2000人はツイッターで売り切ることができたけれど、4000人という大規模では今まで通りの方法では難しいと考えたのです。
ツイッターを超える大きな発想を生み出さないと4000人のチケットを売り切ることはできない。
その大発想をおもいつくために西野さんは「一番便利だったツイッターをあえて切った」のです。
言葉でいうと簡単ですけど、 自分の一番の武器を断つってめちゃくちゃ覚悟のいることですよ。
普通だったら、ツイッターにプラスして他のやり方も模索しながら4000枚のチケットを売ってやろうとおもうじゃないですか。
それを西野さんは選ばないんです。
西野さんはこんな無茶な決断を以前にもやってます。
それは大人気番組だった「はねるのトびら」が終わった後、「テレビのひな壇番組に出るのを辞める」という決断をしたことです。
この時も西野さんはテレビの第一線で視聴率20パーセントを超えるという活躍をしておきながら「自分は本当のスターになれていない」ことに気づき、もっと別の方法を模索しないとスターになれないと判断します。
そして、番組のMCといった売れている芸能人の王道からあえて外れる方向に舵を切ったのです。
これによって絵本作家だったり舞台といった西野さんの現在の新しい顔を生み出しました。
西野さんのこのような決断は大切なことを教えてくれています。
それは「大きな変化を生み出すためには自分の生命線を切り、自らを崖っぷちに追い込むことが必要」だということです。
「何かを起こさないともう後がない」という状況にまで自分を追い込むからこそ、予想を超える大きな発想が生み出るのだと西野さんは教えてくれているとおもいます。
西野さんがツイッターを辞めた背景には「ここからまた一段と大化けするための覚悟」があったのです。
ちなみにまだ西野さんは4000人分のチケット売る具体的な発想を思いついていないそうです。
西野さんがここからどんな発想を生み出し、どのようにして4000人のチケットを売り切るのかぼくは楽しみでなりません。
西野さんは生き方が芸人であり、本当にロックな方だなとおもいました。
ちょーカッコイイです。
わっしょい!
ちなみに西野さんのFacebookは毎回面白い文章がかかれてて興味深いのでフォローおすすめです。ぼくは毎日チェックしております。