ヴェトナム新時代を読んでヴェトナムの現状を知る
ちょうど1年近く前にヴェトナムに関する記事を書いたのですが、
あれから1年近くが経過しております。
しかし、あくまでも共産主義国家です。
キューバ、中国、北朝鮮とは異なるものの実情はどうなのか?
ということで参考書籍を調べてみたところ、
以下の書籍を見つけて読んでみました。
| ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索 (岩波新書) (2008/08/20) 坪井 善明 商品詳細を見る |
2008年の資料ですので若干情報は古いのかもしれませんが、
そこまで大きく動きはないと思われるのです。
実情としてベトナム戦争をやった影響で南北の問題があること。
「敗者」である南部の発展を先行させていいものか、北部にはジレンマがあるということ。
当時の経済情勢からリーマンショックの影響を受けることも示唆されてました。
後は、中国や北朝鮮ほどはないにしても、
共産党支配の影響もある国だなという印象を受けました。
結局共産党以外の政党の議席が増える制度ではないという印象も受けました。
名前を上げた共産主義国家よりは真面目な国民性から少ないのでしょうが、
癒着や賄賂の温床があるのかなと思いました。
それとこの著作ベトナムのことはよく書かれていますが、
著者にベトナム反戦という価値観が強いため、
もう少し現状の国外の情勢を書いた方が良かったのではないかと思います。
そんなベトナムのETFの値動きを見てみる
ベトナムの代表的な会社に投資しているETFとして、
Market Vectors Vietnam ETF(VNM)というものがあります。
この値動きを最大値と近1年で見てみます。
まず最大の値動きを見てみますと・・
何だか最近かなり下がっているように見えます。
ということで、近1年に限定して調べてみますと・・
かなり直近で下がってますね。
直近の下落の原因は軽くググっても出てこず。
長期にわたってベトナム株買ってた有名ブロガーの人が3月頭に売ってたぐらいですかねぇ。
ETF販売開始以来の期間で見ると底が近そうに見えますけど・・
原油下落の影響でも受けてるのでしょうか?
フロンティアカテゴリの国なので、大きく変動することもあるのでしょうが、
地政学的にも戦略的にも今後日本にとってベトナムって重要になるともうんですよね。
ですので、経済的にも支援を国策的に増やすべきだと考えます。
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