物語は 遠まわり











あめを見ました





あめで
こんな言葉が聞こえました





欲しくないものが来ると
本当に欲しいものが手に入らない


誰かが望んでいたものが自分に来るという事は
自分が望んでいたものが別な誰かにあるということ



望んでいない者に
別なものが望んだものがあれば
嫉妬といさかいと争いが起こる  



これが
世界と 
地獄の成り立ち



富を求め続けていた者に霊能力が入り
霊能力を求め続けていた者に気分が入り
気分を求め続けていた者に富が入った 


そして
誰も
望んでいたものは手に入らなくなった


 」






その言葉の後
こんな情景が浮かんできました






やさしそうなお母さんが 
3人の子供達に 
こう言いきかせていました







自分がして欲しいことを 
相手にしてあげることがいいのよ



自分がして欲しくないことは 
して欲しくはないでしょ? 



だから 
自分がして欲しいことを  
相手にしてあげるの


そうすると
うれしいでしょ?

自分がして欲しいことを
みんなにもしてあげるのよ 」






それは
原初の洞穴のような光景でした



子供達にやさしく語っている母親は
原初のゆ族の祖のような女性でした




一見やさしそうに見える 母の姿 



自分がして欲しいことを相手にもしてあげなさい 」


でもその一言で
世界と言う地獄がもたらされたのだということがわかりました





3人の子供達は
母親のことばにしたがって




自分が求めるものが 
他のみんなにも入るような
磁場や結界を編みました




自分がして欲しいことを
他のみんなにもしてあげたい



純粋な想いで
そのような磁場を作ったのです




でもそれは想いを曲げた磁場でした 




自分が望んだからと言って
相手が望んでいるとは限らない



むしろ欲しくないものを与えれば 
自分の欲しいものが来なくなる



それは
互いの想いを踏みにじることと同じ





物語的な美を求めてる人が
他種族にも 物語的な美が入るような磁場を作ったが故
他種族は 求め続けていた 富や霊能力を失っていきました





富を欲してる人が
他種族に 富が入るような磁場を作ったが故
他種族は 求め続けていた 霊能力や物語的な美を失っていきました





霊能力を欲してる種族が
他種族にも霊能力が入るような磁場を作ったが故
他種族は 富や物語的な美を失っていきました





各々が 
自分が望んだものを
みんなに与える磁場を作ったことで 




彼らにも 
望んでいない現実が来続けることになりました 



そして自分が望んでいるものを
得ている他人を見て

その姿を互いに嫉妬し 
妬み争いあうようになりました



これが
世界と言う地獄がはじまった経緯のようでした






やさしそうに
「 自分がして欲しいことを 相手にしてあげることがよいの 」と言った 
その母親は嘘つきでした




何故なら 
その母は知っていたのです



存在によって求める物は違うということを



相手の求めと違うものを
相手に与えれば 
相手の想いを踏みにじれるということを


それをし続ければ 
地獄ができ
みんなを引き落とせるということを



そのことを知っていて
純粋な子供達に
やさしく語りかけ その言葉を実行させたのです 




自分がいいものだ と想っているものを
求めていない他人にのせ続ければ 
自分が望んでいたものが 
他人にもたらされるというエネルギー緩衝を生む 




それは
相手の想い
自分の想いを殺すことになる



望むものを与えるから
自分が望むものも手に入る




他人が望んでいないものを与えれば
自分が望んでいないものが来てしまう





だから
想いを叶える時は 
相手が望んでるものを与えること





それが
自分がされて
嫌な行為であったとしても 


相手が
それを望んでいるのならば 叶えてあげること



そうすれば
自分の想いも叶いやすくなる



これが想いを叶えるエネルギー緩衝ということがわかりました









そしてそのあめを見た後
ガオガオちゃんにこんなことを言われました
(>ω<)/








からすさんはな

応援してると想って 
養分さんをいじめていたんだ 」







(・・;)?








知らなかったのか?

からすさんはビューティー願望があったんだ

可憐な姿で 儚くビューティーに 人生を飛びたかったんだ 」







(・・;)








でもな
からすさんの祖先は
妬みにささやかれたんだ

自分がして欲しいことを 
みんなにしてあげるといいですよ


自分がやってほしいことをやってあげると
よくなりますよ


それで
からすさんの祖先は
なるほど!と想って
小石で気の穴を塞いだり 
みんなを可憐にしていく磁場を編みだしたんだ 」






(・・;)






でもみんなを可憐にしていくってことは
乱気流のような磁場を作ることだったんだ


それにより
土地が本来望んでいた姿とは違う姿に 土地が成っていったんだ


それで
みんな哀しくなって
一見見た目は可憐になっていったんだけどな


みんなはそれを喜んでいなかったんだ 」






(・・;)







でも
からすさんの祖先は 
うれしいと哀しいの違いがわからなかった 

イヤヨイヤヨも好きの内

エネルギーの大小しかわからなかったんだ



悲劇と喜劇の違いも分からず
可憐な姿になるエネルギーをみんなにのせまくったんだ


哀しんでる方が可憐だと感じれば
哀しむようなエネルギーを磁場でぼんぼんとのせこんだんだ 」






(・・;)







ところがな
そのエネルギー緩衝で
からすさんの姿は変わったんだ


からすさんが最初それをしたのは
自分が可憐な姿になりたかったからだ


相手に自分が望むものを与えれば
自分も相手以上に可憐な姿になれる そう想って一生懸命したんだ


でもな富を求めてる者

力強い姿を求めてるものにも
可憐になるエネルギーをのせまくった結果


からすさんは
以前のような可憐な姿ではなく
今 みんなが見てるような 鳥の中では不格好で
飛ぶ姿もあまり美しくない

しかも鳴き声が
鳥とは想えない 野太い声質になったんだ  


相手が望んでないものをもたらしたエネルギー緩衝で 
どんどん大きくなって
ギャーギャーうるさい あの姿になったんだ 」








(・・;)・







からすさんや
ドール達はな
ずっと妬みに騙され続けたんだ

自分がして欲しいことを
相手にしてあげることがいいことなのよって

そのささやきに騙されて
相手の想いを見ずに 
自分がして欲しいことをのせ続けた結果
可憐でビューティーな姿を維持することができなくなった


でもな
彼らの意識では
こんなに可憐になるエネルギーをのせたのに
自分達に可憐になるエネルギーを返してくれない

と想って

ひもじくて
可憐な姿になった養分さん達に
うそつきうそつき!
かえせかえせ!って
養分さんをより攻撃するようになったんだ 」







(・・;)・








からすさんはな


ドラマチックな
悲劇のヒロインになった養分さん達を羨ましがってるんだ


でもどんなに
悲劇なヒロインを作っても
自分達はコミカルな姿になっていく


可憐と程遠い姿になってる自分の姿を見て
こんなに一生懸命やったのに 
かえせかえせって 攻撃してるんだ


でもな
攻撃すると
からすやドール達は
より可憐とは程遠い姿になるんだ 」









(・・;)・








本来
自分がして欲しいことをされたいのなら
自分がして欲しいことをむやみにしたらいけないんだ


それが自分にとって望まないものでも 
相手がして欲しいことを叶えないといけないんだ


相手がして欲しいことを叶えないと
いくら自分がこれがいいからと言って やったとしても
相手がして欲しいことを叶えなければ
感謝もされないし 
相手にも恨まれる

それにそのエネルギー緩衝で自分のして欲しいことも叶わなくなっちゃうんだ 」







(・・;)







からすさんの
「 おねがいわかりました 任せてください 」は 
ドラマチックな人生にすることなんだ


でも相手はドラマチックな人生を望んでいるとは限らない


相手のして欲しいことがわからないのなら
手を出さない方がいいんだ



自分のしたいことはわかるだろ

だから自分のしたいこと
自分の欲しいものを
徹底的に追及するんだ


自分勝手に生きてる方が
善意の押し売りをしてる連中なんかより
はるかにみんなにとってやさしい存在なんだ 」






(・・;)







ガオちゃんもな
ゆ族に騙されたんだ


きれいなお洋服をいっぱいプレゼントすれば
ガオちゃんに
華やかオーラがよりつくと想ったんだ


他のねこ達にも
可憐オーラをつけてあげれば
ガオちゃんはより可憐でビューティーになれると想って
そうしたんだ



そしたら他のねこちゃんがやせ細って
ガオちゃんがぶっくりしたんだ


おかしいじゃないか?

ガオちゃんは
スリムビューティーガオちゃんになりたかったんだ 


それで気づいたんだ

自分がして欲しいことを 相手にしてあげると 
自分の想いが叶うっていうのは真っ赤なおお嘘だって



自分のしたいことを徹底的に優先した方がよかったんだ

 」










(・・;) 








みんな遠回りしちゃったね



でも
遠回りって
物語を生むんだよ



現実化は早くても

最短距離じゃ
物語にならないからね 」(ガオガオちゃんのことば)







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