韓国与党代表が訪日 議員親善サッカーなどに参加

【ソウル聯合ニュース】韓国の与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が6日、日本で開かれる「第9回韓日・日韓国会議員親善サッカー大会」に参加するため金浦空港から出国した。金代表が日本を訪問するのは、代表就任後初めて。7日まで日本に滞在する。

 サッカー大会は7日午後2時から慶応大日吉キャンパスで行われる。同大会はソウルで6月に開催されたのに続き、今年2回目。9年ぶりに行われた6月の大会では韓国が8―4で大勝した。

 金代表のほか、韓国の国会議員サッカー連盟会長を務める同党の鄭柄国(チョン・ビョングク)元文化体育観光部長官ら連盟所属の議員約20人が参加する。

 最大野党・新政治民主連合からは李鐘杰(イ・ジョンゴル)院内代表が参加する予定だったが、韓国史教科書を現行の検定制から国定化する問題をめぐり与野党が対立している状況を踏まえ参加を取り止めた。

 金代表は、2001年に東京・JR新大久保駅のホームから落ちた日本人男性を助けようとして亡くなった韓国人留学生、李秀賢(イ・スヒョン)さん(当時26)の慰霊碑に献花するほか、大島理森衆院議長主催の夕食会に出席する。

 2日目の7日はサッカー大会の前に、韓国国際協力団(KOICA)と日本の国際協力機構(JICA)間のサッカー親善試合を観覧する。

 サッカー大会後、柳興洙(ユ・フンス)駐日大使と夕食を共にし帰国する。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース