中・朝・ロ国境地域のノービザ観光区、年内に実現へ

 中国・北朝鮮・ロシアの国境が接する地域で中国が朝ロ両国と共に進めている「ノービザ国際観光区」が、今年中に実現するとみられている。ロシアのインタファクス通信によると、中国政府は、計画段階にとどまっていた国際観光区の建設を今年中に実行する予定だ。中国は今年2月、吉林省琿春市防川の一帯を中心として、計30平方キロ規模の国際観光区を開発すると発表した。北朝鮮の羅先市豆満江洞とロシアの沿海州ハサン地区からそれぞれ10平方キロの土地を編入し、温泉ホテルやゴルフ場を含む観光・レジャー・娯楽施設を総合的に整備するという計画だ。

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