孫子曰く、「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」。前回の「習近平の代弁者」インタビューに続き、中国人のホンネを探るシリーズ第2弾。今回は、計300人の中国人に、日本に対する心象を聞いた。意外な思いもポロリ……。
歴史を分かっていない
中国——このやっかいな隣人は、一体何を考えているのか?
今回は一般の中国人300人に緊急アンケートを行った。対象は、北京、上海から農村部の住民、はては日本在住者まで、年齢も職業、収入も多岐にわたる。
まずは、「日本人のどこが嫌いか、もしくは好ましくないと思うか?」という質問をした。これに対して、最も多かった回答は、「日本は過去の歴史に正しく向き合っていない」というものだった。
「日本人は自国が過去にわが国を侵略した歴史を分かっていない。それが最大の問題だ」(王叢影・37歳・リサーチ会社勤務)
「日本人は歴史を正視しないから、中国人に嫌われる」(姜昊・67歳・設計士)
「日本人はどこまで歴史を改竄すれば気が済むのだ!」(董磊・35歳・実業家)
「わが国が過去に蹂躙されたと思うと、日本は本当に憎き相手だ」(麦童童・22歳・学生)
こうした日本批判が巻き起こる背景の一つとして、中国で習近平時代に入って、悪名高き「10%通達」が蔓延っていることが挙げられるだろう。これは「歴史を正視するため」、各テレビ局は、テレビドラマ全体の1割を「抗日ドラマ」にしなければならないという内規だ。
そのため、どのチャンネルを付けても抗日ドラマのオンパレードで、「私は反日ではないが、15歳の娘はすっかり反日闘士」(沈紅・45歳・服飾卸業)という困った状況が起こっている。
生活習慣に対する違和感
歴史問題以外には、日本の生活習慣に対する違和感について言及した人が多かった。中でも中国人たちが多数指摘したのが、日本人のワーカホリックな習慣だ。
「日本の欠点は、仕事が忙しすぎてゆったりした生活を送れないことだ」(小紅・33歳・ユニクロ店長)
「日本人はワーカホリックだけれども、よく見ると、仕事の効率は大してよくない」(徐小芳・40歳・会社社長)
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