中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

巨人が宮崎入り 由伸監督「強い気持ちで挑め」

2015年11月7日 紙面から

宮崎秋季キャンプに向けた全体ミーティングで訓示する巨人・高橋由伸監督=宮崎市内で

写真

 巨人は6日、秋季キャンプのために宮崎入りした。同市内の宿舎で行った全体ミーティングで、高橋由伸監督(40)は29人のメンバーに対して、20日の打ち上げまで分け隔てせず実力を見極めていくという方針を通達。横一線での競争をG戦士に期待した。

 「1軍を経験した人も経験していない人もしっかり見るつもりでいますので…」。青年監督の所信がミーティング会場に響いた。指揮官となっての初のキャンプの目的は個々のレベルアップ。高橋監督は「『自分がレギュラーになるんだ』という強い気持ちで練習に挑んでください」と力強いハッパをかけ続けた。

 メンバーには長野や亀井ら野手レギュラー組、内海や大竹といった投手のベテラン陣も入っている。羽田空港で「彼らに引っ張ってもらいたい」と語ったように、この面々にはリーダー役となることを望んでいる。しかし、これだけではチーム力はアップしない。若手の台頭が必要。イキの良さを見逃さないためにフラットな目で選手の動きをチェックしていく。

 7日からの練習では基本の徹底を図る一方、球種が豊富な高性能打撃マシンを使ったバント練習などあの手この手の一工夫も加えていく。「きつい内容になるかもしれませんが、自分のためと思って頑張ってください」と呼び掛けた高橋監督。泥だらけになってのアピール合戦を今から待っている。 (川越亮太)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ