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【プロ野球】マエケン奪三振ショー 3イニングで8K!!2015年11月6日 紙面から
◇WBSC強化試合 日 本8−3プエルトリコ躍る日の丸竜コンビ−。国際大会「プレミア12」(8日開幕)に出場する日本代表「侍ジャパン」が5日、ヤフオクドームでの強化試合でプエルトリコと対戦。中日・平田良介外野手(27)は8番・右翼で先発出場すると、バットでは4回に犠牲フライ、8回にはダメ押しタイムリーと1安打2打点の活躍、守っては9回にレーザービームを披露した。大野雄大投手(27)も6回に登板すると3人でピシャリ。8−3で快勝した日本は6日にも同カードで強化試合を行い、8日に札幌ドームで1次ラウンド初戦となる韓国戦に臨む。 圧巻の投球だった。小久保ジャパンの“開幕投手”を任された前田が、3イニング1安打無失点で、4者連続を含む8三振を奪う快投を披露。先発予定の1次ラウンド第2戦・メキシコ戦へ向けて、最高の滑り出しを見せた。 今季自身2度目の沢村賞に輝いた右腕は、初回から実力を見せつけた。先頭のJ・ゴンサレスから4者連続の空振り三振。2回2死はヒメネスをこの日最速の149キロで見逃し三振に仕留めた。 一人も走者を出さずに迎えた3回は、実戦勘を取り戻すために、ワインドアップではなく、セットで投球。先頭のL・リベラに左中間二塁打を浴びた後は、再びギア入れて3者連続三振で締めくくった。 対外試合はシーズン最終登板となった10月7日の中日戦以来1カ月ぶり。奪三振ショーについては「自分のスタイルではないので…」と無関心だったが、「結果、無失点に終わってよかったです。久しぶりの実戦でしたが、うまくいきました。最後のピンチもうまく抑えられたのでよかったです」と、手応えをつかんだ50球だった。 プエルトリコ代表は、13年の第3回WBC準決勝で敗れた因縁の相手だ。前田も先発して5イニング1失点と奮闘しながら敗戦投手となった。 だが、今回のプエルトリコ代表は、大半が米マイナーリーグの選手と、国内リーグの選手という飛車角落ちの構成。打たれるわけにはいかない相手を圧倒し、侍ジャパンのエースが本番へ向けてはずみをつけた。 (西岡誠) PR情報
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