筧千佐子被告 男性2人への殺人容疑などで書類送検 捜査も終結
青酸化合物による連続殺人事件で、警察は、筧千佐子被告を男性2人に対する殺人と強盗殺人の疑いで書類送検しました。
筧千佐子被告(68)は2005年、内縁関係にあった兵庫県南あわじ市の笹田武則さん(当時68)を殺害した疑いと、2013年、堺市の木ノ元義清さん(当時68)を殺害し、借金の返済を免れた強盗殺人の疑いで6日、書類送検されました。
調べに対し、千佐子被告は「借金の返済を迫られていた」という趣旨の話をしているということです。
千佐子被告は、これまで夫など4人について殺人や強盗殺人未遂の罪で4度起訴されていますが、今回を含め、書類送検された別の男性4人の事件では客観的証拠が乏しく、不起訴となる見通しです。
大阪や兵庫など4府県で約2年間に及んだ一連の捜査は、これで終結しました。
2015年 11月 7日 0時 28分 更新