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タイ「ニューハーフ」の世界大会11月7日 8時54分
性的マイノリティーの人権を尊重しようという機運が高まるなか、男性から女性に性転換するなどした、いわゆる「ニューハーフ」の人たちが世界各地から集まって美しさを競うコンテストが、6日夜、タイで開かれました。
この大会は、性的マイノリティー、LGBTの人たちが90万人以上いるとされるタイで、こうした人たちを応援しようと、タイの企業が主催して毎年開かれているもので、2009年の大会では日本から出場したタレントのはるな愛さんが優勝しています。
6日夜、タイ中部の観光地、パタヤで開かれたことしの大会には、書類審査を通過した17の国の27人が各国の伝統衣装などをまとって出場し、美しさをアピールしました。日本からは3人が出場し、おいらんやみこなどにふんした衣装でステージに現れ、観客から大きな歓声を受けていました。
審査の結果、フィリピンからの参加者が優勝し、日本円でおよそ140万円の賞金を手にしました。また、愛知県出身のさつきさんが特別賞を受賞しました。さつきさんは「今までの人生できょうがいちばん楽しかったです。LGBTはまだ肩身の狭い存在なので、社会でもっと生きやすいようになっていってほしい」と話していました。
6日夜、タイ中部の観光地、パタヤで開かれたことしの大会には、書類審査を通過した17の国の27人が各国の伝統衣装などをまとって出場し、美しさをアピールしました。日本からは3人が出場し、おいらんやみこなどにふんした衣装でステージに現れ、観客から大きな歓声を受けていました。
審査の結果、フィリピンからの参加者が優勝し、日本円でおよそ140万円の賞金を手にしました。また、愛知県出身のさつきさんが特別賞を受賞しました。さつきさんは「今までの人生できょうがいちばん楽しかったです。LGBTはまだ肩身の狭い存在なので、社会でもっと生きやすいようになっていってほしい」と話していました。