【ソウル聯合ニュース】10月の韓国の船舶受注量が4カ月ぶりに中国を抜いて世界一となったことが5日分かった。
造船・海運市況を分析する英クラークソンによると、10月の世界の船舶発注量は47隻、109万CGT(標準貨物船換算トン数)と集計された。
これは今年に入ってからの月間発注量としては最も少なく、2009年9月(77万CGT)以来の低水準となった。
CGTベースの10月の国別受注実績は、韓国が76万CGTでトップ。2位は中国の23万CGTで、日本は受注実績がなかった。CGTベースで韓国が1位になったのは4カ月ぶり。
今年1~10月の累計受注量でも韓国は979万CGTで中国(704万CGT)と日本(654万CGT)を上回り、1位となった。
国別手持ち工事量は、中国が3933万CGTでトップ。次いで、韓国(3191万CGT)、日本(2117万CGT)の順。