【ソウル聯合ニュース】アジア欧州会議(ASEM)外相会合が5~6日、ルクセンブルクで開かれる。会議では安全保障や気候変動対策、対テロ協力など幅広い分野でアジアと欧州の連携強化を模索する。
国連の気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)を控え、温室効果ガス排出削減など、気候変動への対応が主な議題となる見通しだ。アジア21カ国と欧州30カ国の閣僚級代表が出席する。会議の結果を盛り込んだ議長声明を発表する予定だ。
韓国からは尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が出席し、アジアと欧州の協力強化やASEMの発展方向に関する構想を示す方針だ。また、1日にソウルで開催された韓日中首脳会談や朝鮮半島情勢などについて説明し、北朝鮮問題の解決に向けたASEM参加国の協力を求める計画だ。