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【芸能・社会】

なお美さんバースデーライブ 夫・鎧塚さんがケーキデコレート

2015年11月6日 紙面から

10日の川島なお美さんの誕生日にちなみ、特製バースデーケーキのろうそくに火をつけるパティシエの夫の鎧塚俊彦さん=東京都渋谷区の恵比寿アクトスクエアで(高嶋ちぐさ撮影)

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 胆管がんで9月24日に54歳で死去した女優川島なお美さんの「バースデーライブ」と銘打った追悼ライブが5日、東京・恵比寿アクトスクエアで開かれ、夫でパティシエの鎧塚俊彦さん(50)が誕生ケーキを手に登場した。

 10日に55歳の誕生日を迎えるはずだった川島さんの在りし日の姿が、ステージによみがえった。この日この場所で開催予定だった20年ぶりのソロライブでの復帰をめざし、病魔と闘った川島さん。亡くなる2日前まで歌唱曲からアンコールまでリストアップ、前日には手書きで着用のドレスの指示もだしていた。

 志半ばで旅だった故人の遺志を「実現させたい」と、川島さんが出演予定だったミュージカル「クリスマス・キャロル」の川崎麻世(52)や降板したミュージカル「パレル」で共演のKAZZ(47)らが結集。ステージは川島さんが企画した内容を生かして進行、ステージには川島さんのためのセンターマイクが用意された。

 80年代リリースの「黄昏のチャイナタウン」などのフィルムコンサートでスタートすると、約200人のなお美ファンからは「かわいい」の声が。「なお美さんもここに必ずいるはず」と語った川崎らも「クリスマス・キャロル」の楽曲を熱唱した。

 鎧塚さんは愛妻のためにハートと音符をデコレートした誕生ケーキを手に入場。手紙をKAZZが代読。「生前、女房に『絶対にね』と頼まれたケーキを約束通り持ってきました。ハッピーバースデー、そしてみなさん、エンジョイ・ミュージック」とのメッセージにファンは惜しみない拍手を送った。

 

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