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【格闘技】

うつろな人母美…減量苦で悪夢!?

2015年11月6日 紙面から

ストーブのそばでうつろな表情で減量に取り組む高野人母美=東京都新宿区の協栄ジムで(竹下陽二撮影)

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 ダブル女子世界戦(11日、東京・後楽園ホール、東京中日スポーツ後援)でWBO世界スーパーフライ級王者ダニエラ・ベルムデス(26)=アルゼンチン=に挑戦する東洋太平洋スーパーバンタム級王者高野人母美(28)=協栄=が5日、東京都内で練習を公開。減量苦で禁断症状が出ていることが明らかになった。

 高野が明らかにヘンだ。3回のミット打ちを披露するはずが、2回で切り上げ、減量室にこもった。ストーブの近くでタオルを頭からスッポリかぶって、膝を抱えて深刻な顔で床をみつめた。

 1階級下げての世界挑戦。本番まで1週間を切り、1日1食と酵素ジュースでしのぐが、あと5キロが遠い。「この前、イトーヨーカドーに寝泊まりしてる夢を見た。いっぱい食べるものがあって…。町中をジョギングしている人の太ももを見たら、(おいしそうで)食べたくなった」と妙にハイテンションで語る高野には鬼気迫るものがあった。プレッシャーによる不眠症も依然、継続中。「3回KO」を予告したが、むしろ、その逆にならないか、心配だ。 (竹下陽二)

 

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