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小泉農林部会長 TPP国内対策へ要望聞き取り
11月7日 0時43分

小泉農林部会長 TPP国内対策へ要望聞き取り
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意を受け、自民党の小泉進次郎農林部会長は、6日、神戸市で畜産関係者との意見交換会に出席し、生産者らの不安に応える国内対策をまとめたいという考えを示しました。
TPP交渉の大筋合意を受け、自民党は、今月取りまとめる国内対策の提言に農業関係者らの意見を反映させるため、小泉進次郎農林部会長らが6日から7つの道と県を訪れ、要望を聞き取ることにしています。
初日の6日は、小泉部会長が神戸市で兵庫県内の畜産団体の関係者との意見交換会に臨み、「『地域の声をしっかりと受け止めてもらった』と思ってもらえる対策作りをしていきたい」と述べました。
このあと出席者からは、「輸入される食肉への安全性の不安もあり、産地の表示を徹底すべきだ」という指摘のほか、「関税の引き下げについて、納得いく説明をしてほしい」という意見や、「経営が赤字になった場合に一部を国が補填(ほてん)する事業を拡充してほしい」といった要望が出されました。
会合のあと、小泉氏は記者団に対し、「不安も含めて本音を聞くことができた。これに応えるだけの内容を仕込む責任は大変重いが、評価してもらえる対策を残り10日ほどでしっかりと仕上げていきたい」と述べました。

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