ヒディンク元監督があす訪朝 フットサル場建設を支援

【ソウル聯合ニュース】2002年のサッカー・ワールドカップ(W杯)韓日大会で韓国代表をベスト4に導いたフース・ヒディンク元韓国代表監督が、5日に北朝鮮を訪問する。

 韓国のガスヒディンク財団は4日、視覚障害者のためのフットサル場「ドリームフィールド」を北朝鮮・平壌に建設するため、ヒディンク氏と財団関係者が5日に中国・北京経由で平壌に向かうことを明らかにした。7日までの3日間現地に滞在し、ドリームフィールドの着工式に出席するほか、北朝鮮のサッカー関係者らとサッカー発展に向け意見を交わす予定だ。

 ヒディンク氏は3日、韓国で行事に出席した際、「ドリームフィールド事業を北朝鮮へと広げるのは、サッカーとスポーツには国境がないからだ」と話している。

 ヒディンク氏が理事長を務めるガスヒディンク財団は韓国で2007年から、視覚障害者や子どもたちのために13のドリームフィールドを設置してきた。

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