6日午後の東京外国為替市場で円相場は上げ幅を縮小し、小幅ながら下げに転じる場面があった。14時時点では1ドル=121円76~79銭と前日の17時時点と比べて4銭の円高・ドル安で推移している。14時過ぎには同4銭円安・ドル高の121円84銭近辺を付けた。日経平均株価が後場の取引で上げ幅を拡大していることを受けて、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、「低リスク通貨」とされる円を売りドルを買う動きが優勢になっている。市場では「法人税をさらに引き下げるといった安倍晋三首相の発言内容が伝わり、株買い・円売りを誘った」との見方があった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕