同志社大、新学長に松岡氏 選挙で村田氏破る
同志社大は6日、村田晃嗣学長(51)の任期満了に伴う学長選挙を行い、第33代学長に理工学部の松岡敬教授(60)を選んだ。28日の理事会で正式決定する。任期は来年4月1日から4年間。
松岡教授は奈良県生まれ。同大工学部卒。近畿大助教授などを経て、1998年に同志社大工学部教授、2008年から現職。理工学部長などを歴任し、15年4月より同大の評議員を務めている。専門は材料・材料力学、機械要素学。
学長選には、松岡教授と村田学長の2人が推薦を受けて立候補、専任教職員による投票で決まった。
村田学長は今年7月、衆院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で安全保障関連法案に肯定的な意見を述べた。これに対し、一部教職員が批判する声明を出していた。
【 2015年11月06日 22時00分 】