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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,,  10:00 PM

ウェアラブル端末とビッグデータが可能にする、これからの健康管理

ウェアラブル端末とビッグデータが可能にする、これからの健康管理

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気候が穏やかになる秋は、スポーツに最適。健康づくりやダイエット目的で、ジョギングやウォーキングを始める人も多いのではないでしょうか。
スポーツやダイエットを始めたら、やはり継続するためにも結果を残しておきたいもの。そのようなとき、スマートフォン上のアプリで記録する以外にも、ヘルスケアやフィットネス、健康に特化したウェアラブル端末が注目を集め始めています。


ウェアラブル端末がPCやスマートフォン、タブレットなどと大きく異なる点は、搭載しているセンサーを利用して身体のさまざまな情報を収集できることにあります。たとえば、歩数計や消費カロリーを確認・データ化できる端末や、また睡眠のモニタリング機能を備えたリストバンド型ウェアラブルなどがあります。

そしてヘルスケア市場では、こうしたウェアラブル端末が収集するビッグデータが注目されています。

ウェブメディア「Mugendai(無限大)」の記事を転載してご紹介します。


ウェアラブル端末が収集できる「ビッグデータ」の可能性


いまのところ、単純な指標以外は抽出できなかったり、あるいはユーザーがデータにアクセスできないため、ヘルスケア関連のウェアラブル端末が十分に活用されているとは言いがたい状況ですが、いずれ、そのような問題も解消され、医療関連に特化したウェアラブル端末も充実することでしょう。


ところで、こうしたデータは、ユーザーの年齢・性別・体重、その他の健康状態と連結してこそ、意味をなすものです。たとえば、20歳代で健康な男性の運動量が一日700歩であるのと、80歳代で膝の手術を受けてリハビリ中の男性が一日700歩の運動量を実行するのとでは、大きく意味が異なります。

そうなるとウェアラブル端末が収集するデータとユーザー自身が把握している自分の健康状態などを結びつけ、統計的な解析をすることが必須となってきます。


IBM Watsonがウェアラブル端末開発者とヘルスケア市場の橋渡し役に


医療関係者、たとえば、医者や介護者が直面している課題は、限られた時間内に、膨大な数の患者に対して診察や治療を施したり、医療データに向き合う必要に迫られていることです。こうした状況が、米国だけで、1年に1200万もの誤診断を誘発していると複数の研究により明らかになっています。

一方、ウェアラブル端末開発者にとって必要なことは、端末が収集できるデータをユーザー自身の健康情報や生体情報と結びつけ、ユーザーが効率良く有効に活用できるデータにするための専門知識や統計的な解析技術などです。

そのような中、IBMはこうした現状をさらに前に推し進めるため、開発者向けにIBM Watsonを提供しています。開発者は、IBM Watsonを活用することで、統計や生物学、生理学、テクノロジーといった専門知識の理解が十分でなくても、健康的で不安のない生活とはどのようなものかを理解し、管理できるツールを開発することが可能になります。

このようなサポートにより、特定の専門家たちだけが有するデータが、医療関係者だけでなく一般のユーザーにも届くようになると、近い将来、私達自身の日々の生活がより健康的になることも夢ではありません。

将来的に技術が私たちの生活をどのように変えるかについては多方面の予測が存在しています。詳細については、以下のリンクよりご覧ください。


ウェアラブル端末が可能にする、これからの健康管理 | Mugendai(無限大)

(ライフハッカー[日本版]編集部)
Photo by Shutterstock.

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