このたび,本学教育学部教授(50代,男性)が発表した論文につきまして,研究活動上の不正行為が認められましたので公表いたします。
平成26年5月9日付けで調査依頼文書(告発状)が送付され,記載のありました指摘につきまして,本学研究活動不正防止調査委員会で調査を行いました。その結果,平成27年3月26日に3編の論文の研究不正を認定し,更にその後大学として,本調査依頼文書で指摘のありました論文以外の当該教授の過去の論文等についても追加調査を行うこととしました。その結果,平成27年10月30日に更に2編の研究不正を認定し,併せて5編の論文につきまして研究活動上の不正行為が認められました。
大学における学術研究は,社会からの信頼と負託によって支えられており,研究活動上の不正行為は,その信頼と負託を大きく損なうものと認識いたします。
今回のことにつきまして,学長として管理責任を大変重く受け止めております。
当該教授の処分等の手続きにつきましては,速やかに行うとともに学内規程を見直して,今後,研究不正を生じさせないための措置を講じます。
関係する皆様がたに多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを心より深くお詫び申し上げます。
国立大学法人福岡教育大学長
寺 尾 愼 一
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