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次世代の党:党名変更を検討

毎日新聞 2015年11月04日 19時44分

 次世代の党の中山恭子代表は4日、党名変更を検討していることを記者団に明らかにした。平沼赳夫前党首らが自民党に復党し、来年夏の参院選への展望が開けない中、新たな名称で生き残りを図る。

 同党は2014年8月の結成時、「子や孫の世代が豊かで平和に暮らせるように」という思いを党名に託した。しかし、保守色の強い政策に有権者の支持は広がらず、中山氏は「『次世代』は非常に浸透しづらい。(有権者が)共鳴してくださるような名前をつけたい」と語った。

 「日本の心を大切にする党」や、「自由保守」を名称に使う案などが挙がっているという。党内の意見集約ができれば、年内にも党名を変える方針だ。【福岡静哉】

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