[PR]

 10月は「さが国際フェスタ月間」。県内では研修や留学などで外国人4200人超が暮らし、外国人観光客も年々増えている。手を携えてどう暮らしていくのかを考える機会にもなる様々な催しが、佐賀市白山2丁目の県国際交流プラザ(佐賀商工ビル1階)で31日まで開かれている。

 催しの一つ、7日のワークショップは多文化共生がテーマ。多文化共生マネージャー全国協議会代表理事の田村太郎さんは世界的な問題として、「気候変動」とともに少子高齢化という「人口変動」を挙げた。

 田村さんは変動の影響を緩和しようと、欧州では40年前から外国人の受け入れを含む福祉制度の見直しを進め、韓国でも外国人が生活しやすい法整備を進めていると紹介。「多文化共生は日本に住む外国人のためではない。魅力的な地域にならなければ、外国人はほかの国や地域を選んでしまい、選ばれなければ少子高齢化で立ちゆかない状況になる」と警鐘を鳴らした。その後、県内で生活する海外出身の男女4人が、「地域と共に生きる」をテーマに語った。