国の威信を懸け、激闘が繰り広げられたラグビーワールドカップ。
決勝は南半球同士、宿命のライバル決戦!運命のキックオフは、この後。
間もなくラグビー世界一が決まる。
史上初の連覇を狙う常勝軍団ニュージーランド、オールブラックスか。
上田
ラグビーワールドカップ2015イングランド。
いよいよ決勝戦です。
今夜は日本代表応援団長・舘ひろしさん、元日本代表の大畑大介さんとともにお送りします。
よろしくお願いします。
徳島
決勝はニュージーランド対オーストラリアとなりました。
大畑
キックオフからノーサイドまですべての局面が見どころです。
すべてに注目してもらいたいです。
舘
すごい試合になると思います。
それしかいいようがない。
上田
歴史に残るような戦いを期待したいと思います。
素晴らしい決勝戦になるでしょう。
現地から出場メンバーを紹介してもらいます。
町田アナウンサー。
町田
ラグビー発祥の地イングランドで世界最強の座をかけてライバルチームが激突します。
解説は元日本代表・吉田義人さんです。
よろしくお願いします。
早速、両チームのスターティングメンバーをご紹介します。
続いてオーストラリア代表です。
この後、両チームがトゥイッケナムスタジアムに姿をあらわします。
実況
4年に1度のラグビー世界一決定戦。
世界118の国と地域の頂点を決めるラグビーワールドカップ。
さぁ、その舞台にまずオールブラックス、ニュージーランド代表先頭はリッチー・マコウキャプテン。
そしてオーストラリア代表キャプテン、モーアの姿もあります。
ニュージーランド代表オールブラックスが勝てば史上初の連覇。
オーストラリア代表は16年ぶりの優勝なるか。
ワールドカップの決勝で初めて当たる両チームということになります。
解説は吉田義人さんです。
世界ランキング1位と2位が決勝戦ですね。
ラグビー発祥の地、イングランドで。
吉田
最高のゲームになると思います。
実況
舞台となるトゥイッケナムスタジアム。
およそ8万2000人の観客が詰め掛けています。
地元イングランド代表は予選敗退。
地元チームが決勝トーナメントに行けなかったのは史上初めてです。
日本代表も南アフリカを破り快挙を成し遂げました。
しかし3勝を挙げながら予選で敗退。
激動の1か月半、勝ち抜いてきたのはニュージーランドとオーストラリア、両チームが今グラウンドに姿を現し8万2000人の大歓声で選手達は迎えられています。
宿命のライバル同士、頂上決戦が今、始まろうとしています。
ラグビー界における絶対的存在、ニュージーランド代表、オールブラックス。
ものすごい爆音。
2009年の秋から実に6年間世界ランキング1位の座に君臨し続けている圧倒的存在、ニュージーランド。
一方オーストラリア、16年ぶりの優勝を狙うオーストラリア代表です。
ラグビー地上戦。
しかし空中戦が今この上空、イングランドの上空で展開されていました。
それでは、これから両国、国歌の斉唱です。
まずはニュージーランドです。
実況
ラグビー王国のプライドをかけて戦うニュージーランドです。
続いてはオーストラリア国歌です。
実況
最も過酷な予選グループといわれたプールAを全勝で通過し、優勝までは、あと1つです。
現在は決勝の演出のための煙幕が漂っています。
吉田
私自身も武者震いします。
実況
秋のさわやかな風が煙のにおいを消し去っています。
これからハカが行われます。
ニュージーランドの先住民族マオリの文化に対する敬意も込められています。
何よりも自らの気持ちを高め相手を威嚇する。
オールブラックスが100年以上前から試合の前に披露してきた伝統的な儀式です。
実況
オールブラックスの気迫が相手を飲み込むのか。
一方、オーストラリア代表ワラビーズが跳ね返すのか。
この後キックオフを迎えます。
ハカの瞬間というのは8万2000人の方々がピタっとしゃべるのをやめて聞き入る、見入っていましたね。
吉田
そうですね。
すべての人が敬意を表して、この一戦を迎えるということになります。
実況
今日は日中は青空が広がっていました。
ロンドンでこれほどさわやかな青空が広がったのは久しぶりです。
風はほとんどありません。
気温は15度。
吉田
コンディションは最高です。
実況
ワールドカップが行われてきた1か月半でロンドン市内の街路樹も随分と紅葉が進みました。
9月18日に開幕し、明日はもう11月です。
まさに晴れの舞台。
間もなく決勝、キックオフが行われます。
日中は夏に戻ったような暑さも感じられる半袖の方々も多く見うけられましたロンドン市内、絶好のコンディションで迎えています。
連覇なるか、ニュージーランド代表、オールブラックス。
16年ぶりの頂点に立つか、オーストラリア代表、ワラビーズ。
4年に一度の世界最強国決定戦、頂点がまもなく決まります。
今日のレフェリーはウェールズのナイジェル・オーウェンズです。
ラグビーの聖地、トゥイッケナムスタジアム。
その戦いが始まります。
ラグビー世界一に向けてのキックオフ。
ファイナルが今、始まりました。
オーストラリア代表、ゴールドと緑のジャージー、一方オールブラックス、真っ黒のジャージー。
ハイパント。
強烈。
このボールはオーストラリア代表。
フーパーが持ち込んでいこうというところです。
強烈なタックル。
コンラッド・スミス。
吉田
素晴らしいですね。
世界のトップ選手達の精度の高い、一つ一つのプレー。
実況
これまでも154回、戦ってきている。
何度も何度も戦ってきました。
ニュージーランド105勝。
オーストラリア42勝。
ここまでの通算ではニュージーランドが上回っています。
これはチャージ。
タッチを割って序盤の主導権をどう握っていくかというところです。
吉田
お互いにキックオフのハイボールなど勇気を持って正確にキャッチをしています。
実況
キャプテンのモーアが早速、出血しています。
最初のセットプレーから早い展開でもっていく。
ノヌが突破していく。
22mラインに入ってきた。
ここから、じわりじわりとフォワード陣を使って力で押していく。
こぼれたボール、おさえたのはオーストラリア代表。
しかし、ノックオンがありました。
オーストラリア代表にノックオン。
この位置でニュージーランド、最初のスクラムということになります。
吉田
まずノヌがラインブレークです。
今回のこの大会の連続攻撃ですよね。
フォワードとバックスが一体となった攻撃、連携のミスからボールを取られてしまったんですけど、ここの位置です。
ファーストスクラム。
スクラムの攻防も見所なんですが、ニュージーランドとしては攻めやすい場所です。
実況
8人同士がバインドする、しっかり組んで8人が一体となってぶつかり合うスクラム。
8人の合計体重は12kgオーストラリアが上回っています。
ファーストスクラム。
ファンの皆さんも最初のスクラムで大声援を送っています。
組み合います。
世界最高のスクラムハーフ、アーロン・スミスが入れる。
入れ直しです。
スクラムというのは両チーム、どういう印象がありますか?吉田
お互いにしっかりと規律正しいスクラムを組みます。
ファーストスクラムでまずニュージーランドボールですからニュージーランドはしっかりと相手にコントロールされず安定したボールを送りたいですね。
逆にオーストラリアのほうは、ニュージーランドが攻めてくると思うので、左の1番を前にアップして。
スクラムをちょっと揺らしたいですよね。
非常にいいスクラムを組んでいます。
さぁ、ここから出していく。
こぼれたボールはオーストラリアがおさえました。
ミッチェル。
実況
劣勢の状況。
このエリアからキックでエリアを挽回していきます。
タッチになりました。
これからニュージーランドのラインアウトということになります。
ニュージーランドのスターティングメンバーをあらためてご紹介します。
ここで、ボールを展開していく。
ノヌが持って行く。
地元イングランドのファンの皆さん。
ここで、チャンスを迎える。
吉田
チャンスですね。
ミルナースカッダーは突破力があります。
技術者ですのでボールを持たせると怖いですよ。
あぁ、いい攻撃ですね。
実況
左に展開していく。
吉田
サヴェア。
実況
今大会8トライというサヴェア。
しかし、その前にオーストラリア代表にペナルティーがありまして、ニュージーランドが先制のチャンスを迎えているということになります。
吉田
アタッキングラグビー、ニュージーランドのいい攻撃が出ました。
ミルナースカッダーとサヴェアの両ウイングがボールを持って走る機会があるとニュージーランドのラグビーのアタッキングラグビーにリズムが出てきます。
実況
そのリズム、ランニングラグビー、バックスでボールを動かして展開していくというのが1つ持ち味です。
さぁ、ペナルティーキックのチャンスを得たニュージーランド。
ここはダン・カーターがペナルティーキック。
ゴールキックを狙っていきます。
先制のチャンスを向かえています。
現在、世界最多得点記録、更新中。
1579点、ダントツです。
世界最高のスタンドオフ。
今大会はゴールキック、34本蹴って27本成功。
79.4%という成功率です。
実況
左サイドから角度があります。
距離は短いんですが、キックはど真ん中を抜けて行きました。
先制はニュージーランド代表、オールブラックス、ダン・カーター。
安定感。
得点能力、ニュージーランド代表をこれまで長年支え続けてきた顔ですよね。
吉田
ニュージーランドのスタンドオフの中でも群を抜いていると思います。
実況
モーアが先ほど出血していましたが今ジャージーを着替えてというところです。
それからニュージーランドは、キアラン・リードが足を痛めていたでしょうか。
右足首を痛めている様子が見受けられました。
ヴィトが準備している様子も捉えていました。
このボールはニュージーランドが抑えてボールを展開していきます。
狭い所でのパス。
そして、ダン・カーターは前方に蹴りだしてエリアを挽回していきます。
相手陣内でプレーする。
これがまず求められます。
ここからフォラウ、足首のケガがあって、まだ不安を抱えているんですが、その動きは果たしてどうでしょう。
実況
さらに左へ展開して、ニュージーランド陣内に入ってきました。
ターンオーバーだ。
ここから前へ。
フォラウが直接取る、そしてキックで戻します。
これはダン・カーターがおさえました。
そしてキック、タッチにはなりません。
これをミッチェルが捕りました。
右サイドでミッチェル。
またターンオーバーだ。
吉田
チャンスですよ、ニュージーランド。
実況
このボール争奪。
密集。
ハーフウェイエリア。
ハイパントになりました。
これをフォラウが捕りました。
しかしまたターンオーバーだ。
吉田
ニュージーランドの選手がブレークダウンのところに強いプレッシャーをかけています。
実況
タッチになります。
吉田
オーストラリアもマイボールを確保してから速いリズムで展開して攻めて行きたいんですけど、ニュージーランドのファーストタックルとセカンドタックルのボールへのアプローチ、当たり方が非常に厳しいのでなかなかいいリズムでバックスに供給できないですよね。
実況
オーストラリア代表のスターティングメンバーです。
リザーブのメンバーを見ても両チーム、層が厚いとみていいですね。
吉田
そうですね。
世界ランキング1位と2位の23人です。
吉田
これはダイレクトですね。
実況
戻されます。
吉田
非常に高いスキルです。
ピンポイント。
ここのパントは非常にタッチラインを狙ったキックなんですけど、あと少し外に出ましたよね。
実況
ノックオンを取りました。
吉田
取りましたね。
ベン・スミス、手を出さないで体に当てようとしたんですけど手に当たってしまいました。
実況
ノックオンになる可能性を考えて止めたんですけど、当たりましたね。
今度はニュージーランド陣内、深いところでオーストラリア代表がボールを入れるスクラムです。
吉田
前半開始早々、ニュージーランドのスクラム、それと同じような位置、相手は守りづらいポジションです。
実況
さぁ、組み合って。
ニュージーランドにペナルティーがありました。
しっかりとしたバインドを組めていませんでした。
吉田
ちょっと落ちたような形でした、3番が。
実況
ペナルティーキックがオーストラリア代表に与えられて、同点のチャンスを迎えています。
町田
オーウェン・フランクスの右手がしっかりとバインドしていなかった。
実況
フォーリーは78.1パーセントの数字を残しています。
吉田
ほぼ、この位置からは、100パーセントといってもおかしくないぐらい決めてくると思います。
ダン・カーターとフォーリーの今日のペナルティーキック合戦もあるかと思います。
実況
今シーズンから日本のリコーに加入することが決まっています。
日本でもそのプレーが見られます。
同点に追いつきました。
3対3の同点です。
今大会ニュージーランド代表は、とにかく攻撃力、大会を通じてトライ数、得点力、これはもう他の追随を許さないという雰囲気がありますよね。
吉田
圧倒的にフォワードとバックスが一帯になってアタックを仕掛けます。
実況
一方のオーストラリアもウェールズ戦、準決勝のアルゼンチン戦でも、相手チームをノートライに抑えたディフェンス。
町田
ディフェンス力が高いです。
ここはサヴェアがきました。
実況
しかし、こぼれたボール。
フーパーがとらえて展開していきます。
しかしまたターンオーバー。
その前にペナルティーがあった場所に戻されます。
アドバンテージを見ていましたが先程ノックオンがありましたかね。
吉田
サヴェア、ここ、行きましたね。
ボールに対しての絡みが速いですよね。
実況
オーストラリアのダグラスでしょうか?左足をちょっとひねったでしょうか。
嫌な角度で体重がかかりましたかね。
吉田
空中戦、飛んだ時に相手のプレーヤーもボールに対してアプローチしているので、空中で接触したような形になりましたね。
バランスを崩して嫌な角度で落ちてしまいました。
実況
19番のマムが準備しています。
オーストラリア代表のベンチ前です。
ダグラス、肩を借りて、なんとか戻ってこようというところです。
代わります。
準決勝のアルゼンチン戦まで4試合連続フル出場を続けていたダグラス、チームを支えてきましたが、ここで交代。
前半の15分で交代ということになりました。
こうなるとチームの大黒柱の1人といっていい存在がこの時間帯で抜ける。
吉田
空中戦の核ですからね、ダグラスは。
実況
代わって、マムが入ります。
今大会はウルグアイ戦で自らトライを決めているマムです。
さぁ、22mライン。
そのスクラム、オーストラリアがボールを入れています。
崩れましたがボールは出ています。
1つポイントを作り、後ろからキック。
そして前へ。
ピンチを背負うということになる可能性があるエリアから脱出しました。
3対3の同点です。
ニュージーランドの攻撃力、オーストラリアのディフェンス力、対照的と見ていいですか?吉田
そうですね。
対照的です。
実況
オーストラリアとしては、どういう戦い方に持ち込みたいですか?吉田
前半はディフェンス力でワン・オン・ワン。
タックルをミスしないこと。
ニュージーランドのオプションのあるアタック、それを確実に止めていくことが大事になります。
実況
タックルミスが5つ出ているというオーストラリアですね。
この後、修正していきたいというポイントになるでしょう。
相手のペナルティーになりました。
吉田
ロールアウェイをしていないじゃないかというレフェリーの判断ですね。
実況
倒れた選手の意図というのはありますかね。
吉田
いや、まぁボールを阻害していないので、邪魔していないので、リアクションが遅かっただけじゃないですかね。
実況
タッチに蹴り出して深い位置に入ってきました。
吉田
チャンスですね。
ここで、おそらく、フォワードの力強さで勝負していくんじゃないでしょうか。
ラインアウトモールで、まず、力勝負に持ち込むと思います。
実況
さぁ、ラインアウトから立った状態でボールをキープする。
その争奪、密集がモールですが、そのモールを形成してからニュージーランドが押し込んでいけるかどうか。
セットプレーです。
ニュージーランドが攻撃の態勢を整えます。
レフェリーから、それぞれ選手に注意が与えられたでしょうか。
どちらが先にトライを取るか。
3対3、同点。
さぁ、モールができるか。
モールから崩れてピックアンドゴー、持ち込んでいく。
5mを切っています。
しかし、オーストラリアにペナルティーがありました。
しかし、ここで速いスタート。
タップキックで速いスタート。
ノットリリースザボール。
これは、オーストラリアがペナルティーはニュージーランドにありました。
吉田
7番のフーパーじゃないですかね。
一番ブレークダウンをしちゃいけないところ。
フーパーへのボールへの絡み。
非常に高いスキルがあります。
実況
タックルを受けた選手が持っていたボールを奪う、ジャッカルというプレーがありますがそういった密集でのボールを奪う能力、フーパーは本当に評価が高いですよね。
吉田
オーストラリアには歴代素晴らしいジャッカル、ジョージ・スミスという選手がいました。
その選手を彷彿とさせるぐらいの素晴らしいプレーヤーです。
実況
もう一度、オーストラリア代表のラインアウト。
ここから奥へ。
このボールはしっかりとキープしました。
モールが形成されるか、崩れました。
ハイパントになって、ボールはニュージーランド、ミルナースカッダー。
今年の夏、8月にニュージーランド、オールブラックスデビューを果たした選手、まだキャリアはこれが8試合目。
こぼれたボール、ノックオンがありました。
両者にノックオンがありました。
オーストラリアボールということになりました。
あっ、ダン・カーターでしょうか。
ひざのあたりを押さえています。
ちょっと心配です。
ダン・カーターは2003年から4大会連続でワールドカップ出場しているんですが決勝の舞台に立つのは今回が初めてです。
パスを完全にし終わった後、レイトタックルじゃないかという観客の皆さんのブーイングですかね。
吉田
そうですね。
レイトタックル気味ですけどね。
レフェリーがどう判断するか。
実況
ダン・カーターにとっても、前回ニュージーランド大会予選プール最終戦前に足を故障しまして、決勝トーナメントさえ出場することができませんでした。
ダン・カーターにとっても数々の栄誉を手にしてきた中で唯一足りなかったファイナルの舞台。
そこに初めて今日、立っているんですがテレビジョンマッチオフィシャルで今、確認しています。
タックルにまつわるプレー、あるいは危険なプレーがあった際にビデオ映像でオフィシャルが確認する、これがテレビジョンマッチオフィシャルです。
今、選手が呼ばれました。
3番のケプが呼ばれています。
先程ダン・カーターにパスをし終わった後、タックルしたように見えました。
イエローは出ませんでした。
注意だけが与えられました。
吉田
ギリギリのプレーですよね。
実況
イエローカードが出るとシンビンになります。
10分間の一時的退場というルールがあります。
ここは何とか免れました。
そしてダン・カーターもそのままプレーを続けます。
ケガをしたばかりの足でキック。
吉田
今のキックを見る限り大丈夫ですね。
ニュージーランドは先ほどラインアウトからモールを組んでプレーしていきましたが、オーストラリアは非常にいいディフェンスをしました。
対応力がある。
ここで、もう一度。
実況
スルーパスを出した。
吉田
素晴らしいタックル。
実況
フーパーが奪った。
そして展開していく。
右サイド。
キック。
そしてベン・スミス、ハーフウェイラインを超えてきた。
そこから左へ展開していく、実況
サヴェアが、もしトライを決めますと今大会9トライ目。
しかし、ノットリリースザボール。
吉田
本当に見ごたえのある攻防です。
両チームが持ち味を出しています。
ニュージーランドは攻撃のリズムが非常にいい。
オーストラリアはディフェンス力が高いです。
ターンオーバーを連発しています。
実況
ここはタッチに蹴り出して今度はオーストラリアがニュージーランド陣内に攻め行ってきます。
吉田
今度はオーストラリアのチャンスです。
一進一退の状況です。
実況
決勝で両チームが当たるのは史上初めてです。
ただ、これまでワールドカップの舞台では3度対戦している両者、それも準決勝での対戦でした。
このボールはオーストラリアがおさえました。
オーストラリアにペナルティーがありました。
町田
ジャンプをした際に競ってくるニュージーランドの選手を押さえ込んでいるというペナルティーです。
実況
どちらかのチームがボールを保持し続けるという時間帯がそれほど長くなく、いいペースで持ち込んだかと思えば相手チームの選手がボールを奪ってという展開ですね。
吉田
若干ニュージーランドのほうが今までの状況ではアタックをする機会が多いですね。
実況
ただ要所でオーストラリア代表が。
吉田
ターンオーバーをしています。
実況
これもニュージーランドがおさえています。
実況
サヴェア、強い。
1大会での最多トライ数、成し遂げるかどうか。
あと1本に迫っています。
実況
このあたりも両者が。
吉田
いいボールがニュージーランドのほうに出てきますね。
実況
オーストラリア代表にペナルティーがありました。
吉田
ハイタックルですね。
実況
首の辺りに手が回っていましたね。
完全に首のあたりに手が巻きついています。
スローのVTRが流れていますが、グラウンド上でオーストラリアの選手が1人倒れています、ギタウでしょうか。
立ち上がりました。
ギタウにレタリックがぶち当たっておいて後頭部からちょっと。
吉田
レタリックも相当な衝撃だったと思います。
実況
今、ギタウに代わって23番のカートリー・ビールが入りそうです。
吉田
体全体で受け止めましたからね。
脳がちょっと揺れたかもしれません。
実況
脳しんとうの。
吉田
セーフティーで引っ込んだと思いますけど。
実況
ペナルティーキック。
ゴールキックのチャンスを迎えているダン・カーターです。
ここまで28本、ゴールキックを決めてきています。
これも確実。
本当に真ん中の真ん中、ど真ん中ですね。
吉田
2つのペナルティーゴール、ど真ん中です。
実況
ニュージーランド代表はこのダン・カーターもそうですしキャプテンのリッチー・マコウ、さらにはノヌ、コンラッド・スミス、メアラム、こういった選手が今大会を最後に代表から引退するのではないかということが話題になっています。
吉田
ずっとオールブラックスを引っ張ってきた選手達です。
この決勝が最後の勇姿かもしれませんよね。
実況
最後の栄誉をつかんでという大会にできるかどうか。
早い段階でタックルで止めました。
ここでベン・スミスのキック。
しかしフォラウが捕りました。
ここからリターンしていきます。
そして右へ展開。
もう一度、今度は左へ展開。
実況
しかし押し戻す、ニュージーランド。
ここはカートリー・ビールのキック。
ベン・スミスが追いかけて行って、インゴール内に入ったところでボールをおさえました。
グラウンディングしましたかね。
ドロップアウトになりましてこの後、ニュージーランドのドロップキックで再開されます。
吉田
ニュージーランドのディフェンスが非常に今日はいいですね。
フォラウのカウンターアタックをホワイトロックが1人で止めました。
ほとんど今、連続攻撃をオーストラリアが仕掛けていますが、ファーストタックルでほとんどミスをしていません。
実況
俊敏な動きの選手をロックのフォワードの選手がおさえる。
ダン・カーターの長いキック。
足を滑らせた。
しかしミッチェルのキック、タッチで逃れました。
吉田
やっぱりキックをうまく織り交ぜてエリアマネジメントもしっかりしていますよね。
ということはバックスリー同士の攻撃をいかに止めていくかというのも勝敗の別れ道になると思います。
ニュージーランドのほうは機能しています。
バックスとフォワードが一帯となったライン攻撃、これをオーストラリアはやってくることはすべて分かっているので。
実況
落としてしまいました。
ノックオン。
アドバンテージ、これはリードがおさえました。
そしてリードがキック。
珍しい。
ハーフウェイライン上。
実況
このフォラウを早めに止めたい。
吉田
自由に動かせないほうがいいですね。
もったいないですね。
実況
ノットロールアウェイ。
吉田
あまり無理なプレーをしないほうがいいですね。
ニュージーランドのラインディフェンスが崩れていませんから、反則ですよね。
ペナルティー1つで戦況が変わりますから。
実況
ペナルティーキック。
これで相手陣内深くに攻め入ってくるというチャンスをつかみます。
6対3。
気がつけば前半は30分を経過しています。
前半残り10分。
6対3、接戦で、この時間帯まできましたね。
これはオーストラリアにとってということになりますか。
吉田
う〜ん、まぁ、そうですね。
ニュージーランドとしては、もう少し取りたいところですけどね。
なかなかトライを取れないですね。
吉田
取りましたね。
これはチャンスになります。
実況
ニュージーランドのターンオーバー。
キックを使う。
ここはアシュリー・クーパーがフェアマークと宣言しました。
フリーキックがオーストラリアに与えられます。
22mライン、入ってからマークと宣言すれば完全にキャッチすることができます。
アシュリー・クーパー、14番です。
アシュリー・クーパーも今大会限りで引退を表明しています。
吉田
ここのセットプレーね。
オーストラリア取れませんでした。
チャンスだったんですけどニュージーランドのパスさばきですね。
相手にしっかりとコミットメントしながらパスを送っています。
チャンスになりますよね。
あっ、これはナイスキャッチ、カートリー・ビール。
実況
その前にタッチになっています。
ニュージーランド代表のラインアウトということになります。
カートリー・ビールがボールを持った瞬間。
吉田
このビールも非常に攻撃力がある。
これをしっかりノヌがおさえています。
タックル一発で決めています。
吉田
ナイスプレーですね。
まっすぐ相手に向かいながら、パスをすることができる。
これはいいプレーです。
実況
ここでリードが持ち込んでいって、あっと。
吉田
反則ですね。
ペナルティーですね。
実況
オーストラリア代表にペナルティーがありました。
吉田
ニュージーランドの連続攻撃がしかも、パスが上手なんですよね、1番から5番まで、チャンスメークしたのも、プロップ陣ですから。
実況
カイノですね。
そして、ゴールキックを狙っていきます、ダン・カーター。
前半残りは5分ほど。
リードは現在3点。
ここまで2本すべてを成功させています。
今日3本目のゴールキック。
距離は40m。
かなり右サイド。
角度があります。
左足で蹴るダン・カーター。
実況
これも決めてきました。
3本蹴って3本成功。
これで、6点とリードを広げています。
吉田
ビューティフル。
美しいとしか言えないですよね。
実況
ダン・カーターもこれが112試合目。
2005年、そして2012年、世界最優秀選手、その栄誉を手にしています。
残り前半4分を切っています。
吉田
ああ、いいですよ。
実況
左へ展開。
吉田
レタリック。
実況
ダン・カーターが前方へキック、これをフォラウがおさえます。
そしてキックでタッチに蹴り出します。
吉田
ニュージーランドの一連の攻撃、ピックゲインをしながら、タッチラインぎりぎりのところからオープン展開しました、ニュージーランドの展開としてはレタリックだったりホワイトロックがバックスのラインに入りながら進んで行くんですけどオーストラリアはそれを分かっているので非常に早くプレッシャーをかけています。
対応が速いです。
実況
すぐさまパスを出す、速い。
右サイド。
そして、そこから左へ展開していく。
ミルナースカッダー24歳、これからのオールブラックスを引っ張っていく選手の一人。
そしてノヌ。
突破力は随一です。
ここまで両チーム、トライはありません。
22mラインを突破。
吉田
ここから大事にボールを扱って行きたいですね。
実況
じわりじわりとフォワード陣がうまくボールを処理する。
右角へ飛び込んでいく、ミルナースカッダー、トライ。
吉田
素晴らしい。
実況
今日の試合、最初のトライはニュージーランド代表のミルナースカッダー。
パスが細かく目まぐるしくオーストラリア代表を翻弄しました。
吉田
これは対応できないですね。
このプレーをされたら対応できない。
アングルチェンジをかけている。
要はクロスプレーだったり、コースを変えているんですけど、体が流れていかない。
まっすぐ見ながらコースを変えていってる。
実況
オーストラリア代表としては。
吉田
対応が難しいです。
これだけアングルチェンジをしながら前にコミットされながらのアタックですから、これは止められないです。
1人に1人、行かざるをえないので。
実況
前半40分ですが、残り時間はほとんどありません。
トライを決めた後、必ず与えられる、コンバージョンキック。
今40分が経過しました。
ここまで3本すべて決めています。
タッチライン際。
ここからのキックです。
うわ〜、これも決めてきました。
13点のリード。
前半終了。
ニュージーランド、オールブラックスがリードしてこの後、後半を迎えます。
徳島
データ放送では選手サイン入りグッズなどが当たる連想クイズを実施中です。
リモコンのdボタンを押してお楽しみください。
それでは前半ハイライトです。
まずは勇猛果敢なハカから始まりました。
上田
いつにも増して気合を感じるハカでした。
舘
今回のニュージーランドは三角形でしたね。
いつもはバラバラな感じ。
上田
規律を感じましたね。
舘
そして、みんなスパイクが同じ黒。
徳島
ダン・カーターは2本目のペナルティーゴールを成功させました。
こちら3本目です。
大畑
決勝戦で緊張感が高まる中。
上田
全部難しい角度でしたよね。
大畑
精神力がすごいです。
徳島
そして前半終了間際。
トライが決まないかと思ったんですが。
上田
徐々に徐々にオールブラックスが自分達の形にしてきました。
大畑
このあたりでオーストラリアが翻弄されていました。
徳島
そして、ミルナースカッダーのトライです。
最後に徳島
ラグビーワールドカップ2015イングランド決勝。
ニュージーランド対オーストラリアの一戦は前半を終えて16対3、ニュージーランドがリードしています。
上田
やっぱりワールドカップの決勝ってすごいですね。
舘
すごいですね。
みんなすごいキレキレですね。
上田
何がすごかったって前半戦の舘さんの興奮ぶり。
わ〜、わ〜っておっしゃってました。
それぐらい試合がすごいですよね。
特に印象に残ったプレーは舘
僕はですね、みんなすごいんですけど、地味なんですけど、ダン・カーターが全てのペナルティーキックを入れていたこと、取りこぼしがなかったこと。
それが余裕を生んだんじゃないかなと思います。
上田
半分ぐらい外してもおかしくないぐらい。
大畑
難しい角度でしたね。
そういったものを感じさせない淡々とゴールを目指して蹴りこんでいる、チームとして非常に大きなプラスになるような精神状態になりますよね。
上田
キックが全部決まったのが今の点差になっていると思います。
お互いの体のぶつかり合いはもちろんですけど、プライドのぶつかり合いがすごいですね。
大畑
一歩も引くものかというのをこちらも感じますよね。
徳島
上田さんは、どうですか?上田
やっぱりニュージーランドのプレーでいうと前半終了間際のトライ。
オーストラリアで言うと僕は。
これはニュージーランドですけど、コンラッド・スミスが冷静でした。
大畑
ボールの出し方がシンプルでした。
だからこそディフェンスが完全に翻弄されていました。
完全に崩されたという形のトライです。
徳島
オーストラリアは後半、どう戦えばいいですか。
大畑
このままだと厳しくなるので後半の入りから、まずはオーストラリアが得点を取りにいくということが考えられます。
上田
いよいよワールドカップの決勝後半。
実況
後半は16対3、ニュージーランド、リードで迎えるということになります。
先ほどニュージーランド代表、ソニー・ビル・ウィリアムズの姿がありましたね。
吉田
どのタイミングで入ってくるでしょうか。
実況
後半の頭から出てくるのか。
楽しみな選手の1人ですよね。
そしてロッカーでマイケル・チェイカヘッドコーチが大きな声で指示を与えていました。
何とか後半、修正して13点のビハインド。
これを追いついて行かなければいけない。
オーストラリアにとってはどんなことが大切になりますか?吉田
ニュージーランドのアタッキングラグビー、これが非常に機能しています。
これを阻止するためにはディフェンスを整えてプレッシャーをかけたいんですよね。
そのためにはブレークダウンの時にボールへの働きかけ、ここをくどいくらいに行くということ。
実況
やはりソニー・ビル・ウィリアムズがコンラッド・スミスに代わって入ります。
吉田
インパクトプレーヤーですから、彼がまたリズムをつくってくると思いますよ。
実況
とにかくタックルを受けた後、倒れながらもパスをする、いわゆるオフロードパス。
これが一つ、見ものです。
さぁ後半、世界の頂点に向けて、あと40分です。
こぼれたボール、最初の攻撃はオーストラリア代表、フォーリーが前方へキック、ベン・スミスが追い掛けていきます。
そしてキックでエリアをばん回。
相手陣内にボールを蹴り出していきます。
これを直接捕ってフォラウ、右サイド。
ボールが出てすぐに展開していきます。
ニュージーランドも早い段階で止めておきたい。
フィジカルの強さがあるオーストラリア。
フォーリーのパントキック。
このボールをニュージーランドがおさえます。
ニュージーランドの攻撃をどう止めて対応して行くか。
ディフェンスを見たいですよね。
吉田
サヴェア、このショートサイド。
1回、ディフェンスを寄せてオープンスペースにボールを運んでいく。
ニュージーランドはこの形です。
実況
バックフリップパス。
ソニー・ビル・ウィリアムズ、そしてノヌがステップを切って突破して行く、走り込んだ。
そのままトライに持ち込んだ。
ノヌが走りきりました。
今大会2トライ目。
ワールドカップ通算6トライ目。
世界屈指のラインブレーカー。
その加速力、体の強さ、突破力を生む。
4大会連続出場、存在感は圧倒的です。
最後まで走りきりましたね。
吉田
ノヌとソニー・ビル・ウィリアムズのコンビネーション、すごい爆発力でしたね。
実況
4年前のニュージーランド大会でも見せましたよね。
吉田
ニュージーランド、千両役者がしっかりと活躍しています。
実況
オールブラックスとして予選プール戦のトンガ戦で100試合目を達成しています。
オールブラックス史上6人目の代表として100試合出場というノヌです。
吉田
スティーブ・ハンセンがソニー・ビル・ウィリアムズに代えた要因の1つとして前半のニュージーランドのアタックで2つ目くらいのアーロン・スミスからのところで競って合わせられた。
オーストラリアはそこでニュージーランドの攻めを取っているので、ちょうどセンターポジションなので、そこにソニー・ビル・ウィリアムズを当てたい、そういう策だと思います。
完全に当たりました。
実況
ダン・カーター、5本目のゴールキック、前半優位に進めて来た、主導権を握ってきた立役者、ニュージーランドです。
決勝戦でその成功率、数字を上げてきています。
これも角度がありますが。
これは外れました。
今日初めてゴールキックを外しています。
吉田
ノヌのステップ、世界のトップ選手にずっと君臨してきたノヌ。
フィジカルも充実しています。
実況
これが103試合目。
アドバンテージがオールブラックスに出ています。
ハイパント。
これをミッチェルがおさえる。
しかし、こぼれたボールを拾ってファーディーからフーパー、ノックオンがありました。
吉田
ミッチェル、ディフェンス能力が高かった。
ボールをはたいています。
ボールをはたきに行っているソニー・ビル・ウィリアムズ。
そして相手にノックオンをさせた。
実況
オーストラリアのノックオンということになりました。
ボールはニュージーランド、ソニー・ビルのボールをはたきに行ったことによるボールの保持。
吉田
タックルをきつく行くだけがタックルではなくて、ああいったテクニックをしっかりと大舞台で披露できる。
冷静ですよね。
実況
タックルの数はニュージーランドのほうが、オーストラリアよりも半分という前半でしたがタックルミスに関してはオーストラリアが17。
ニュージーランドはわずか2つ、この差もちょっと出ていますかね。
吉田
ファーストタックルを外されるとどんどん前に来られますしね。
2人目がタックルにいかなければいけないので、人数も不利な状況になります。
実況
セットプレーの1つ、スクラムです。
オーストラリア陣内でのニュージーランドボール。
そのスクラムからきれいにボールが出ました。
今大会6トライ目。
単独2位という今大会のミルナースカッダーです。
実況
こぼれたボール、オーストラリア代表。
アドバンテージはオーストラリア代表に出ています。
その前の位置、先ほどのペナルティーがあった位置まで戻されるでしょうか。
吉田
ノックオンでしたね。
実況
ポゼッションでいいますとニュージーランドが69パーセント。
吉田
全体的にニュージーランドのほうがというのが時間がたつにつれて出てきています。
実況
ボールをキープする時間帯が長くなっているニュージーランド代表です。
世界ランキング1位のニュージーランド代表、オールブラックス、世界ランキング2位のオーストラリア代表をゴールドのジャージー、頂上決戦です。
実況
ミッチェル、ミッチェル。
しかしニュージーランド。
吉田
リッチー・マコウが素晴らしいディフェンスをしました。
実況
ここは。
吉田
ターンオーバーしましたがボールを出せませんでした。
実況
ボールはオーストラリア。
吉田
ボールを出したかったんですけどね。
実況
ラグビーはボールを立った状態でプレーをしなければそこからボールが出ませんでした。
もう一度、スクラムから再開していきます。
吉田
グラウンドの中央付近でのスクラムですから、右も左も攻められる。
今、右側にバックスラインがひいていますけど何か面白いプレーをしてくるかもしれません。
実況
左サイドにはミッチェル1人。
実況
ニュージーランドが強烈に押してくる。
そしてパスを出す、ミルナースカッダーがしっかりボールをつかんでいる。
あっと、ターンオーバーになった。
ターンオーバー。
カートリー・ビール。
ビールが行く。
パスがこぼれた。
ここはリード。
パスはつながりませんでした。
そして、ノットリリースザボール。
ニュージーランドに反則がありました。
吉田
すごいですね。
このスクラム。
オーウェン・フランクス、完全に組み勝ちました。
実況
ここから一気にチームの攻撃も加速して行く。
吉田
ニュージーランドのチャンスかと思ったらオーストラリアのチャンスに変わった、でもニュージーランドがしっかり戻っていたので、トライまでは持っていけませんでした。
実況
さぁ、ここからラインアウトが行われます。
オーストラリアのボール。
このセットプレー。
戦いの攻撃のかたちを作ってボールをキープした。
そして中央から突破していこうというところ。
実況
ボールを出しました。
ここも強烈です。
ファーディーから出たボール。
中央に展開していく。
実況
アシュリー・クーパー、5m、4m、トライを奪えるか。
左サイドのミッチェル、足下へのタックル、ニュージーランド。
ピックアンドゴー、押し込めるか。
アドバンテージはオーストラリア代表。
実況
ここで?トライが行けたかどうかでしょうか。
吉田
何でしょうか?TMO、トライってことですかね。
実況
テレビジョンマッチオフィシャルです。
吉田
このタックルの所かな。
ここですね。
実況
タックルした後、不必要に持ち上げたか。
危険なプレーがあったかどうか確認する時にもテレビジョンマッチオフィシャル。
いわゆる映像で確認します。
ミッチェルに対して。
吉田
ベン・スミスですかね。
実況
両チームのキャプテン。
モーア、そしてリッチー・マコウがレフェリーに呼ばれていました。
吉田
持ち上げようとしたわけじゃないと思うんですよね。
思わず足だけに絡んでしまったので軽かったんでしょうね。
それで持ち上がっちゃったというところで下ろしたんですけど、やっぱり持ち上げたという解釈、判断ですね。
実況
イエローカード、シンビン。
ベン・スミスに対してイエローカード。
10分間の一時的退場。
ここから10分間ニュージーランド、1人少ない14人で戦わなければいけません。
そうなると後半の21分ぐらいまで1人少ない状態。
実況
モールが組まれます、押し込んでいく。
どうだ。
吉田
行かれた。
行きましたね。
実況
最後はそのまま押し込んで行きました。
吉田
ポーコックですね。
実況
8番のポーコック。
ここは押し込んで行ってドライビングモール。
吉田
これはですね、オーストラリア代表、モールを組みましたね。
数的優位ということで8対8で組み合って勝負ですからね。
モールに関しては影響はなかった。
すぐにトライを取れたのは非常に、この後の戦況が有利に働く可能性があります。
実況
まだ後半の13分という時間帯です。
実況
しかもコンバージョンゴールが決まれば21対10、11点差。
これは確実に決めたいところです。
右足、この位置からのキック。
吉田
フォーリーのキック力であれば入れられると思います。
実況
決めてきました。
今日2本目、2本とも成功。
さぁ、オーストラリア代表、耳の後ろの辺りに出血が見られます。
かなり激しく血が出ていますが、ただここから追い上げ。
反撃ののろしを上げたいオーストラリア代表です。
吉田
このキックオフが大事になります。
手前に蹴るか、奥に蹴るか。
手前ですね。
実況
ニュージーランドは3番のオーウェン・フランクスに代わってファウムイナが入っています。
このボールは最後方でミッチェルがおさえてキック。
しっかりとボールを蹴ることができませんでした。
ただ結果的にはフィールド内に落ちてから出ていきました。
エリアをばん回しています。
相手陣内に戻していくということになりました。
ポロタ・ナウ、モーアに代わって入りました。
さぁ、セットプレー、ニュージーランド。
ハイパントになりました。
ほぼ真上です。
こぼれたボール。
吉田
オーストラリアが捕りましたね。
チャンスですね。
実況
この時間帯、1人多いオーストラリア代表。
ここでもう一つトライを取りたいですね。
吉田
そうですね。
実況
ワールドカップ通算のトライ数、現在14。
あと1本決めればワールドカップ記録最多タイになります。
吉田
ニュージーランド代表のディフェンスは悪くないですよ。
実況
右サイドにミッチェルがいて、1人で持ち込んでいく大きなゲインがありました。
吉田
外側への大きな運びはチャンスをむかえますね。
実況
ゲインラインを越えてきました。
ミッチェルが出してサポートはどうか。
ここはノットリリースザボール。
オーストラリアにペナルティーがありました。
攻めいったんですけどね。
吉田
レタリックですね。
レタリックがジャッカルですね。
実況
ニュージーランドの4番、レタリック、見事なディフェンスを見せました。
吉田
いいリズムでね。
左右にボールを散らして突破しようとしたんですけど、もっともっとダイナミックに思い切って攻めて行ってもおもしろいですよね。
12番、13番、そうですね。
どんどん攻めていってボールを動かして攻めていけば面白いと思います。
実況
カートリー・ビールのキック。
これをミルナースカッダーが追い掛けます。
吉田
ベン・スミスがいないのでね。
ボールを動かしながらキックをすることで孤立するんですよね。
ニュージーランドのほうは。
実況
この時間帯でムーディーに代わって、ベン・フランクスが入ってきました。
オーストラリアのケプが足をつっているでしょうか。
シオに代わってスリッパーが入ってきています。
そのケプも今ふくらはぎの辺りをしっかりと伸ばして戻ってこようというところです。
選手を代えて、もう1つチームがギアを上げていくということになります。
オーストラリア代表も、マイケル・チェイカヘッドコーチはリザーブのベンチメンバーのことをフィニッシャーと表現しています。
試合を決めに行く選手ということですね。
吉田
いいことですね。
期待されるというのは、いいことです。
実況
ケプに代わってホームズが入っています。
11点差。
実況
こぼれたボール。
吉田
落としてしまった。
実況
ノヌのキック。
左サイドへ。
カートリー・ビールがおさえて、キックで戻す、ハイパントキックになりました。
このボールをリッチー・マコウ自らチームの大黒柱。
今大会、決勝戦が最後の代表戦になるのではないかといわれています。
本人はこの試合のホイッスルの先のことは試合中、試合前は考えないと言っていたリッチー・マコウ。
代表として148試合目、世界最多記録です。
もしニュージーランドが勝てばキャプテンとして2度の優勝というのはワールドカップではないことですね。
吉田
歴史上初めてです。
ニュージーランドは非常にうまい攻めをしています。
ベン・スミスがフルバックにいないんですよね。
いつもであればオープンにどんどん展開するんですけど、人数が足りないということでショートサイドをどんどん攻めています。
ショートサイドで反則を誘いまして、これでタッチになりますけど、うまく時間を使っています。
実況
ベン・スミスが戻ってくるまで2分少々。
メアラムも準備をしています。
実況
ファーディーに代わってマッコールマンが入ってきています。
ファーディーも29歳でオーストラリア初代表という遅咲きの選手。
ここまで6試合中、失礼、7試合中6試合で先発出場。
オーストラリア代表を支えてきました。
吉田
そうですね。
ここ、モールでじわじわと押し込みながら時間を使いたいですね。
実況
後半20分を経過しています。
残り20分。
あと1分ほどで、ベン・スミスが戻ってくるでしょうか。
まだ20分ありますがオーストラリア。
11点のビハインド。
吉田
11点というのは問題ないです。
1トライ、1ゴールすると見えてきますから、まず自分たちの攻めをしっかりとやって行きたいですね。
自陣に深く入り込まれているので、まずはエリアをとって行きたい。
1回ボールを動かしてディフェンスに寄せてから後ろに蹴って行きたいですね。
後ろに蹴っていくとベン・スミスがいないので。
実況
まずはこのポジションから早めに脱出したいオーストラリア代表です。
ただ、この後、ベン・スミスが戻ってきます。
10分経過しました。
吉田
ニュージーランドのディフェンスもしっかりと。
これはロングキックをしたかったんですけど短かったですね。
実況
持ち込んで行くソニー・ビル・ウィリアムズ。
サポートはいるか。
出せませんでした。
ターンオーバーになってオーストラリア代表、ボールをつないで行く。
ここから11点を追いかけていきます。
残りは後半18分。
吉田
そうですね。
このワイドなワイドなアタックは有効です。
奥に蹴るとベン・スミスがいないので薄いんですよね。
実況
ミルナースカッダーが何とかおさえました。
吉田
攻められないのでキックで逃れるしかない。
どんどん攻めていきたいですね。
ナイスタックルですね。
実況
裏へ、スペースへ蹴り込んだ。
走り込んでいく。
取りました。
クリンドラニ、クリンドラニがトライ。
決めました。
見事、最後はパスをつないで今大会3トライ目。
さぁ、ゲームが分からなくなってきました。
オーストラリアが取りましたね。
吉田
数的優位ですね。
ベン・スミスがいない。
もうすぐ戻ってくるんじゃないですかね。
この裏に蹴ってベン・スミスがいない分だけディフェンスが薄いところをうまくつきました。
実況
今大会これが3つ目のトライということになりました。
吉田
クリンドラニも柔らかい動きをします。
実況
フィジー出身、オーストラリア代表。
実況
これも確実に決めていきました。
さぁ、4点差。
分からなくなってきました。
1トライで逆転という点差。
1人多いという時間帯をうまく利用していきました。
今、ベン・スミスが戻ってきました。
吉田
ラスト15分。
死闘ですよね。
意地とプライドと国の名誉と威信をかけて戦うことになります。
実況
ニュージーランドはミルナースカッダーに代わって、バリットが入ってきました。
入ってきたバリット。
フルバックのポジションですね。
ベン・スミスがウイング。
実況
わずか4点差。
ニュージーランドにペナルティーがありました。
オーストラリア代表のペナルティーキック。
マイケル・チェイカヘッドコーチ、よしよしと言わんばかりに、うなずいているシーンも見られました。
吉田
後半の勝負どころ。
ペナルティー1つが戦況を変えていきます。
とにかく規律正しく、ペナルティーを犯さないということが大事になります。
ボールを長く蹴り込まれますから。
実況
ミッチェルに代わってトゥームアが入ってきました。
フィニッシャーたちが入って来ます。
吉田
これでチャンスになります。
オーストラリアにしてみれば、敵陣に入りました。
ここからどんどん攻められますよね。
実況
ニュージーランドは史上初めての連覇を狙います。
オーストラリアは16年ぶりの優勝をねらいます。
吉田
素晴らしいですね、素晴らしいプレッシャーです。
実況
ニュージーランドのディフェンス。
ターンオーバーになった。
実況
ニュージーランド陣内の10mライン。
残り14分を切っています。
わずか4点差。
フォラウがおさえる、さぁここから。
吉田
カウンターアタック、キックを使いますか。
実況
これはいったんベン・スミスが、失礼、ダン・カーターが。
吉田
ナイスタッチ。
ナイスキック。
実況
オーストラリア陣内の奥深くです。
吉田
キック1本の精度、質ですよね。
決勝のラスト、13分ぐらいの戦況を変えることになりますから。
実況
8万2000人、その大歓声。
吉田
トゥイッケナムが揺れています。
実況
声が目に見えるような圧力を感じます。
このボールはニュージーランド。
キープしています。
ラグビー発祥の地、イングランドで世界ランキング1位、2位の頂上決戦。
ワールドカップ史上最多、延べ観客動員数248万人。
確実とみられている今大会、トゥイッケナムも収容人数8万2000人。
大観衆が見守る最後の決勝戦です。
吉田
ニュージーランドはこれは、じっくりと攻めたいですね。
自分達の形に持っていって。
実況
裏のスペースへ蹴ったキック、フェアキャッチ。
吉田
捕った。
実況
カートリー・ビール、しっかりと対応しました。
吉田
今のはよく捕りました。
捕らなければニュージーランドのチャンスでした。
実況
瞬発力を生かしてスッとボールの下に入りました。
吉田
まだオールブラックスのチャンスです。
実況
4点差。
強烈。
吉田
いいですね。
この攻防も見ごたえがありますね。
ほとんどゲインを切れていないです。
実況
ドロップキックが決まるか。
決まった。
決まりました。
吉田
すごい。
素晴らしいです。
実況
ダン・カーター、今大会2本目のドロップゴール。
ここで、ドロップゴール。
吉田
ここで選択するとは思わなかった。
素晴らしい。
いや〜、すごいとしか言いようがないです。
プレーは動いているわけですからね。
そこで、しっかりとボールをコントロールする冷静さとテクニック、スキル、全てかみ合わないとドロップゴールは決められません。
実況
アドバンテージがニュージーランド代表に出ています。
吉田
ニュージーランドは、は、またキープし続けて。
実況
アーロン・スミスが自らここは冷静に。
アドバンテージはニュージーランド。
オーストラリアにノックオンがありました。
残り10分を切りました。
オーストラリア代表はゲニアに代わってフィップスが入っています。
吉田
冷静です。
実況
オーストラリアは、これで全員、8人が交代したということになります。
吉田
みんなで攻めて、みんなで守る。
実況
今ヴィトが戻って来ました。
トゥームアに代わってミッチェル、またミッチェルが戻っているということになります。
オーストラリア代表です。
残り10分を切ったところで時計は止まっています。
ここからリザーブのメンバーを加えて総力戦ですね。
吉田
これはもう総力戦です。
実況
オールブラックスはアーロン・スミスに代わってカーバーローが入ってきています。
それからカイノに代わって、ヴィトも入って来ています。
ニュージーランドのボールでスクラム。
残り9分を切った中で7点差。
1トライ、コンバージョンが決まるとという差ですよね。
吉田
スコアはイーブンになります。
先程ダン・カーターのドロップゴールが効いていますよね。
ここで3点を取ったおかげでニュージーランドは気持ち的に楽になっていると思います。
ニュージーランド、グラウンドのミッドフィールド、中央付近でのプレーです。
思い切ってアタッキングラグビーを仕掛けられる場面です。
実況
苦しい局面で自分達のスタイルを貫き通せるかどうか。
吉田
ソニー・ビルとノヌのコンビネーションで何かセットプレーから仕掛けて来そうな感じです。
実況
先程も、そのコンビネーションが見られましたよね。
実況
ペナルティーがオーストラリアにありました。
吉田
1番が、ちょっと負けているんですよね。
実況
コラプシング。
ペナルティーキックはニュージーランド。
このゴールキック、狙います。
今日は5本蹴って4本成功。
もし正面ですと、ゴールポストまでは50mありますが、距離もある程度残っていますよね。
吉田
ただ、今ダン・カーター、今日のキックはペナルティーキックもコンバージョンも、それから先程のドロップゴールもゾーンに入っているといってもおかしくないぐらい、彼の素晴らしい精度のキックですから、何か勝負を決めるキックになるかもしれません。
実況
今、優勝トロフィーのウェブ・エリス・カップに何か準備をしていますね。
刻印の準備ですかね。
ここで突き離すかどうか。
残り6分。
ダン・カーターの左足。
決まりました。
決めてきた。
これで10点差。
軽々と。
吉田
素晴らしい、本当に芸術的なキックでした。
実況
27対17。
10点のリード。
ニュージーランド代表、オールブラックスです。
しかし、ここはターンオーバーでオーストラリア代表のボール。
すぐさま点を返せるかどうか。
22mライン、敵陣に入っています。
残りは間もなく5分。
吉田
敵陣に入りました。
トライが欲しいですね。
リズムをとにかくよく、外側にボールを運んで行きたいんですよね。
実況
4年に一度のラグビーの世界一決定戦。
吉田
中、中は非常に強いですからね。
外側に持って行きたいですね。
オーストラリア代表としては外に。
そうです、そうです、これです。
実況
残り4分を切っている中で、トライを奪えるかどうか。
右サイド。
吉田
このラックサイドが強いんですよね。
実況
アドバンテージがニュージーランド代表に出ています。
ボールが出て、ここはキックで前方へ。
タッチになりました。
クイックスロー。
吉田
どんどんボールを動かして。
実況
残り2分30秒。
史上初の連覇か、ここからしかし16年ぶりの頂点を目指すオーストラリアが意地を見せるのか。
10点差があります。
吉田
ニュージーランドのディフェンスが非常にいい。
一人一人のワークが落ちていない。
実況
大観衆の声。
インターセプトになった。
ターンオーバー。
キックで前方へ。
そして走り込んでいくバリット、トライ。
バリット、トライ。
吉田
すごい。
いや〜、素晴らしい。
ディフェンスの勝利です。
ニュージーランドの15人が一人一人がずっと動き続けて1人も、誰も足を止めないで素晴らしい、ホワイトロックが1人で止めました。
実況
そしてバリットが決めました。
南アフリカ戦でも逆転トライを決めています。
吉田
ラッキーボーイ的な存在ですよね。
実況
24歳。
吉田
これからですよね。
これからのオールブラックスを背負って行くスターの1人です。
実況
残り1分を切っています。
今大会を最後にニュージーランドのオールブラックスのこれまでチームを支えてきた選手が引退していくと言われています。
新たにチームの世代交代を図って、またニュージーランドも連覇を達成した後は4年後の日本大会に向けてチームを作ってきます。
さぁ、連覇に向けて史上初の連覇に向けて残り時間はわずか。
今、後半40分を経過しました。
ニュージーランドがボールを蹴り出してニュージーランド、オールブラックス、史上初の連覇達成。
そして、史上最多3度目の優勝ということになりました。
今大会も絶対的存在は変わりませんでした。
さてラグビーワールドカップ決勝は放送時間を延長してお送りします。
終盤、ニュージーランドがオーストラリアを突き放す展開になりました。
吉田
自分達のラグビーを貫き通してね、実直に国の名誉とプライドを懸けて一人一人がニュージーランド、オールブラックスのラグビーを貫きました。
実況
過去2回の優勝は母国ニュージーランド大会でしたが、初めてアウェイ、北半球での栄誉というニュージーランド、オールブラックスです。
連覇達成。
見事、頂点に輝きましたニュージーランド代表です。
上田
ニュージーランド、オールブラックスが史上初の連覇達成ということになりました。
興奮しましたね。
舘
しましたね。
ダン・カーターは神様ですね。
上田
優勝を大きく引き寄せたのはあのダン・カーターのドロップゴールも大きかったですよね。
いかがでしたか?大畑さん。
大畑
ワールドカップの決勝というだけあって素晴らしいゲームでした。
ダン・カーターの経験値から裏付けられた冷静さ、すごいパフォーマンスでした。
徳島
この激闘をハイライトで振り返ります。
徳島
まずは後半2分、ノヌのトライです。
上田
すばらしかったですね。
キレキレでしたね。
徳島
後半開始早々、勢いがつきましたね。
上田
ノヌは今大会を通じて、よかったですね。
大畑
コンディションがよかったです。
要所要所でいい働きをしました。
上田
スピード、切れ、ともにありました。
これで、一方的になるかと思いましたが。
大畑
一方的になるかなと思ったんですが、苦しい時間帯でしたが。
上田
ジョニー・ウィルキンソンに並ぶかのようなキックでしたね。
舘
そして、ベン・スミスのキックの選択。
大畑
バレットは出てくると仕事をしますね。
出てきて必ずトライを取る。
そういった選手です。
面白い若い選手が出てきました。
上田
オーストラリアもいいプレーがいっぱいありました。
徳島
これでニュージーランドの勝利となりました。
上田
ニュージーランドの優勝で幕を閉じたワールドカップイングランド大会。
次の大会は、いよいよ日本です。
上田
今大会3勝を挙げた日本。
残念ながら史上初の決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、世界中に、その力を証明しましたね。
大畑
日本ラグビーの素晴らしさを世界に発信してくれました。
上田
あらためて、今回のワールドカップ、現地にも行かれましたが、雰囲気はどうでしたか?舘
あらためてラグビーワールドカップの素晴らしさを肌で感じました。
上田
4年後の2019年にはワールドカップの感動が日本にやってきます。
日本ラグビー、さらに盛り上がると思いますけれども舘
盛り上げていきたいですね。
上田
今回の日本代表の選手、スーパーラグビーもそうですし、フランスリーグに行く選手もいるんじゃないかと。
大畑
今月13日、トップリーグが開幕します。
ワールドカップで活躍した選手を応援しにいってください。
上田
にわかファンといわれる方が増えていますが、みんな最初はにわかです。
ここから本格的なファンになって、ぜひラグビーをこよなく愛し続けてほしいなと思います。
世界で存在感を示した2015年大会の日本。
次の日本の開催での大会で決勝トーナメント進出には何が必要になりますか?大畑
得点でいうと、五郎丸のペナルティーゴールもありましたが、トライを取ることで、ボーナスポイントも加算してきます。
トライを取ることが重要になると思います。
十分世界と戦えます。
選手も自信を持っていると思います。
若い選手達があそこで俺達が結果を残すんだという上田
ニュージーランドの優勝で幕を閉じたラグビーワールドカップ2015イングランド大会2015/11/01(日) 00:45〜02:55
読売テレビ1
ラグビーワールドカップ2015 決勝 「ニュージーランド×オーストラリア」[二][字][デ]
2015年ラグビー王者が今夜決定!世界ランク1位ニュージーランド・オールブラックスと世界2位オーストラリアが激突!果たして栄冠を手にするのは!?※最大20分延長
詳細情報
おしらせ
【リモコンdボタンでプレゼントをゲット!】
豪華プレゼントが当たるデータ放送プレゼント連想クイズ実施中!詳しくはリモコンのdボタンで!!
【日テレ系ラグビー中継 公式LINE&Twitter】
ワールドカップや日本代表情報など配信中!詳しくは番組ホームページまで
番組内容
2015年ラグビー王者がいよいよ今夜決定!世界最強、現在世界ランク1位でワールドカップ史上初の連覇を狙うニュージーランド・オールブラックスと今年の南半球王者で世界ランク2位のオーストラリアが激突!永遠のライバル対決。勝ったチームが史上最多3度目のワールドカップ制覇となる。ラグビーの母国イングランドにて、栄冠を手にするのは果たして!?そして4年後には日本でラグビーワールドカップが開催される!
出演者
【日本代表応援団長】
舘ひろし
【スペシャルMC】
上田晋也(くりぃむしちゅー)
【スタジオ解説】
大畑大介(元日本代表)
【進行】
徳島えりか(日本テレビアナウンサー)
【現地解説】
吉田義人(’92世界選抜/元日本代表)
【現地実況】
町田浩徳(日本テレビアナウンサー)
音楽
【日本テレビ系ラグビー2015イメージソング】
♪『24karats GOLD SOUL』EXILE
制作
【製作著作】
日本テレビ
【制作協力】
日テレアックスオン
オフィスて・ら
【技術協力】
NiTRo
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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