今日の『ボクらの時代』はこちらの3人
(鈴木)ハハハ。
急に?
(田中)よろしくお願いします。
(鈴木)よろしくお願いします。
あのう西畠清順君。
プラントハンター。
植物のホントに専門家というか。
(鈴木)鈴木浩介と申します。
(西畠)よろしくお願いします。
役者仲間です。
はいはいはいはい。
日大藝術学部在学中から数々の舞台に立ち映像の世界にも進出しました
「領収書だけ持ってくるんじゃねえよ!」「極道のやり方でけりつけんのが普通でしょ」
どんな役柄も自在に演じ去年とことしだけでもおよそ15本以上のドラマに出演
「この家族は失敗だで」「龍太がプロ行くことしか希望なんてねえわ」「何さまだでこのクソじじい」
映画でも近年多数の話題作に出演しオファーが絶えない俳優として活躍しています
「あぁー!」「私が君に何をした」
新作『オレアナ』では女優志田未来さんとタッグを組み2人芝居に臨みます
「先生」「待った。
ちょっと待った」「頼むから待ってくれ!」
そんな田中さんの趣味の一つはガーデニング
田中さんが敬愛する…
これまで旅した国は計33カ国
集めた植物は数千種類以上
1年間の移動距離は地球10周分に及ぶという多忙ぶり
もともと…
震災復興の活動として47都道府県から桜を集め東京で一斉に咲かせるイベントは世間の大きな注目を集めました
そんな清順さんに田中さんが会わせたかった人とは…
「だまされる方が悪いんだ」
2007年ドラマ『ライアーゲーム』のハイテンションで強烈なキャラクターが人気に
その後数々のドラマや映画に出演
コミカルな役からシリアスな役まで硬軟演じ分ける高い演技力で注目されました
「バカにするのもいいかげんにしろ!」
また今回福田雄一さん脚本・演出の『才原警部の終わらない明日』に出演
主演の堤真一さんと共にコメディーを演じます
前に一回あのうすし屋で飲もうって言ってた…。
はいはいはいはい。
あのときに実は浩介君を誘ってたの。
おぉーなるほど。
それでその前に浩介君に。
「いや俺知らないからいいですわいいですわ」って言ってるから。
何か「浩介君に紹介したい友達がいるんだけどプラントハンターの西畠さんっていうんだけど」って。
プラントハンターよく分かんないし。
ちょっと俺にとっては神様みたいな存在だから。
「めったに会えないぞ」って。
異常な…異常なくらいにお勧めされたわけですよ。
おぉー。
それで最初電話では「あぁいいっすよ」って言って。
「あぁいいっすよ」って言って。
だけど切ったときに「やっぱちょっとめんどくさいな」と思ってそのう知らない人と会うっていうのが。
やっぱりメールで「哲司さん。
今日は僕やっぱりいいです」「僕はまたの機会に哲司さんとはお酒飲ませてください」送って。
普段だったら「あっそう分かった」って言ってくるタイプなんですよ。
だけど電話かけ直してきて哲司さんが。
「駄目だって。
絶対会おうよ」っていう話を。
まだ推してきたよっていう。
普通ならね。
あのとき天海さんも呼んでたもんね。
あぁそのときですね。
結局清順君が…。
ちょっと色々諸事情が。
諸事情が。
そのときおすし屋さんの清順さんからの電話出てそれを俺前からこうやって見てたの。
「うんうんうん。
あっそううん」「うん…」ハハハハもう分かったでしょ。
ハハハハ。
「うん。
はい。
分かりました」ガチャッて切った後のテンションのだだ下がり。
もうこの飲み会どうでもいいや。
ちょっとさみしい気持ちになるぐらい。
「あっ哲司さんもう俺と飲むこと全然興味なかったんだ」と思って。
けど天海さんの姿見て「あっいかんいかん」
今日の『ボクらの時代』は個性派俳優とプラントハンター
仕事からプライベートそしてお金のことまで大いに語り合います
時々涙出そうになるときあるよね。
ウッてきて。
なるんや!「こんなに頑張ってるのに入んないんだろう」とか。
毎日植物見て逃げてるみたいな。
最近ご結婚…。
そうです。
ありがとうございます。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
よく銭湯行くんですよ。
頭を洗ってるおじさんの襟足をちょんちょんちょんちょんちょんちょんってそったんですよ。
どういう感じなんだろうって思うのをずっと見ちゃうっていう。
プラントハンターの仕事もうかりますかって言われたら一流になればクソもうかりますっていうふうに答えます絶対に。
そこに夢があんぞ。
それで一発稼げるぞみたいなのは実践しないと証明しないと駄目だなと思って。
先輩後輩ですよね。
先輩です。
もちろん大先輩です。
長いんですか?お二人は。
初めて哲司さんとお会いしたのは僕覚えてるんですけど。
『LYNX』かな?俺が見に行ったやつ?そうですあのときに飲み場の席で初めましてっていうご挨拶させてもらったのがあれが最初なので。
だからもう十何年たちますかね。
それでぐっと近づいたのは去年だっけドラマで。
そうですそうです。
ドラマで一緒になって。
居酒屋の好みが一緒なんだよね。
そうですそうです。
あっそうなんだ。
へぇー。
ちょっと寂れた焼き鳥屋とか。
だけど俺は植物がこんなに好きだっていう哲司さん知らなかったんですよ。
何も知らなかったんだよね俺のことを。
知らなかったです。
何ていうんですか哲司さんは何で植物を?きっかけっていうか。
実家が造園業っていうことが。
あっそうなんだ。
それでちっちゃいころから手伝いしてたり。
俺もやっぱりそういうのやってると好きになっちゃうから。
家を継ぎたいなっていうのがあったけど長男が継いだんでじゃあ俺はいいわって。
そもそもそのう知り合ったきっかけっていうのは?清順君があるドキュメンタリーに出てて俺がナレーションで。
けどナレーションとってるときに映像を見たくなるわけよ。
ほうほうほう…。
けど読まなきゃいけないからこんな感じだよね俺。
「うわー」それでプロデューサーの人に「会わせてください」って言って。
僕はどうしても欲しいオリーブの木があって。
「これ持って帰りたい!」って言ってね。
そのときに会ったんですか。
そのとき初めて。
農園があって。
もう宝の山。
ハハッ。
きらきらしてんな。
そん中でも…。
こんなきらきらした目なかなかないですよ。
樹齢100年のオリーブで幹こんなんだよ下の方は。
これがびゅーって高さこれぐらいかな下から。
哲司さんオリーブの話してるときすげぇいい顔しますもんね。
けどねなかなか伝わんないのよみんなに。
伝わんなかったでしょ何かもう。
ごめんなさい。
あんまり伝わんなかったですね。
オリーブだよ。
だって俺実物見てねえしオリーブって分かんないじゃないですか。
写真もみんなに見せるんだけど「あぁすごいね。
これオリーブなんだ」早くない!?もうちょっともうちょっと拡大したり…。
植物が大半なんですかね?哲司さんの中の。
あのう今ちょうど次の舞台の稽古やってて死にそうなんだけど。
でしょうね。
そういうときはもう植物。
毎日植物見て逃げてるみたいな。
僕俳優業のことまったく分からないわけですよ。
たぶんすごいプレッシャーと闘ってはるし前に舞台も見さしてもらったけどこれ半端ないなと思ったんです。
あの仕事量っていうかせりふ量とか。
たまたまそういうせりふを言わないといけない仕事があって。
4つせりふを言うだけなんですよ。
それがもう20回ぐらい撮り直してもうできない。
できない。
何かもうホント4つ言うだけなんですよ。
どういうせりふだったんですか?ちなみに。
まぁ何か今はデジタルとかそういう時代だけどもっとホントは土臭くてどんだけこれから時代は有機的な考え方ができるかっていうのが大切ですとか。
結構難しいね。
結構なせりふですね。
もうちょっと短いですけど。
普段の清順さんの言うとおりでいいんでこのとおりじゃなくていいんで言ってくださいっていうんですけどなぜか棒読みでそのせりふになってしまうんですよね。
あぁ分かるわ。
何か分かる。
清順さんの地が…地のやつが欲しいんですみたいなやつでしょ。
そう。
地の俺って何?みたいな。
えっ分からへんみたいな。
そのときに海外のロケやったんですけど田中哲司さんすげぇなと思ってたんですよ俺ホントに。
そのとき哲司さん思い浮かべて。
何か30人40ぐらいのスタッフがずっと見ながら俺がやってるからもう無理過ぎてホテルの部屋でこのせりふだけ撮らせてくださいって言ってそのせりふを言ったっていうね。
じゃあオンリーで撮ったってことですかね。
それだけ撮りました。
もうホンマ無理と思って。
弱っ。
こんなワイルドなのに。
ガラスのハートっすよもう。
植物に関してはとんでもないのに。
あのう浩介君どうやって覚えるの?せりふ。
読むだけです。
普通に?家で?止まって覚えれる?止まって。
俺歩かなきゃ入んなくなっちゃって。
そういう癖つけちゃって。
えっ読みながら歩くのできないでしょ?こうやって「何とか何とか」っつってちょっと持って歩きながらそれをぶつぶつぶつぶつ。
はぁー。
だから雨降ったりするじゃん。
もうかっぱ着て歩くからね。
かっぱの下だけはいて上はポンチョで台本持ってるから時々ポンチョのとこからこうやって見てこうやって歩くみたいな。
何かね俺何してんだみたいな。
怪しいっすね。
怪しい。
ちょっと今顔見てて思い出したけどドラマの撮影で。
浩介君ってせりふが速いんだよねすごい。
「何とか何とかで何とか何とかでこれはこれで」っていうのをうろ覚えでやったときの目が泣いてた。
アハハハハ!アハハハハ!ハハッ!ねっあの説明ぜりふの。
けど速さはやっぱり変わんないわけじゃん。
自分の持ち味として。
そうなんですよね。
「本番用意!」って言われたときに呼吸をちょっと吐いた呼吸が小刻みに震えてたんですよ。
分かる。
「はぁ…」ってなっててね。
俺もそれ感じてこっちまで緊張して。
何かすごい緊張してる。
やっぱビビっちゃってビビっちゃって。
ホントに稽古して稽古してもう体の中に入って何やってても…お酒飲んで次の日ぱっと起きた時点でもせりふがばーって出るような状態までなってれば。
そう。
平気なんですけど。
俺結構試すのは覚えて朝一ぱって起きたときにあれ?1行目何だっけ?っていったらそれ入ってないんですよ。
その状態で現場行くと「はぁ…」って小刻みに震える状態になっちゃうっていうか。
時々涙出そうになるときあるよね。
何だよこれ!っていって。
ヤバいと思う。
ホントに何か。
俺今回の芝居今稽古中だけど。
歩きながら稽古場まで行き帰りしてるんだけど途中でウッてきて。
なるんや!「何でこんな…」「こんなに頑張ってるのに入んないんだろう」とか。
「いやいや本番があるから頑張ろう」みたいな。
この間今共演してる役者さんから「清順さんと今度お会いするんだ」って話をしたらお水をあげ過ぎて枯らしちゃうしあげな過ぎても枯らしちゃう枯らしてしまう病なんですけど今現在が。
いい感じの割合っていうのはどういう感じなんですか?って。
ちょっと俺答えれるよそれ。
俺でさえ。
じゃあ一遍まず。
ちょっと俺。
植物の気持ちになることだよ。
ロマンやな。
気持ち悪い!何ですか?葉っぱ見てちょっとしゅわっしゅわっとしてくんだよね。
欲しがってくると。
欲しがるときは垂れたりとかね。
あの上のゴムの木。
アルテシーマ。
ゴムの木。
葉っぱぺろって垂れてるでしょ。
水欲しいっていってるんですよ。
えっ!これがもう今欲してるってことです?一番上のやつ欲してます。
あげたいね。
ハハハ!自然にもう目に入っちゃうでしょ。
その辺とか生えてる木とか。
それはもう職業病なんで。
でもほら俳優さんの職業病みたいなのって…。
たぶん舞台とか見に行ってあんまストーリーを追わないというか。
あー分かる。
分かります。
演技を見ちゃったりとか。
分かります!あっミスったな。
あれ?あれは合ってんのか?とか。
裏を見ちゃう。
あと映像とかでも例えば泣くシーンとかあって。
もうめっちゃ…。
ホントに泣いてんのか?とか。
ハハハ!えーなるほど。
「あぁー」って言って涙が出てないとかあるからそういうのもこうやって見てる。
あっ泣いてない。
泣いてない。
これ無理してる。
ハハハ!ハハハ!なるほどね。
僕は結構見ちゃうっていうか人を。
あっ普段?普段。
よく銭湯行くんですよ。
銭湯行って風呂に入りながらおじさんとかをずーっと観察しちゃうっていうか。
マジっすか。
飽きないんですよ。
ちょっとそれは何で?何を?何を?裸体を?違う。
裸体っていうか。
おじさんが2人いて一人ちょっと恰幅がよくてちょっとつるんとした色白のおじさんが電気風呂から出てきたわけです。
で僕は電気風呂の横にあるお風呂に入ってた。
あっあれ水風呂に入ってたのかな?水風呂からそのおじさんを見たわけですよ。
うわおなかがすごい出てるなと思って。
そのおじさんが頭を洗ってるおじさんの横に。
自分のセットが置いてあってこう洗ってるおじさんがいてそこのおじさんがこの横に来たわけですよ。
その2人を見てて。
でもその2人が知り合いかどうかもまだ分からないわけじゃないですか。
何げにぼーっと見てたらそのおなかの出たおじさんがせっけんをおもむろに取り出して頭を洗ってるおじさんのうなじにちょんちょんちょんちょんちょんちょんってせっけんを塗ったんですよ。
何それ。
えー!であれ?今頭洗ってるおじさんのうなじにせっけん塗ったなって思ったんですよ。
でもあっそっかこうやってるときにここの部分にせっけんが足りてなかったから優しさでせっけんここに塗ってあげたんだ。
でもそのおじさんは塗られた後無反応なんですよ。
その後立ってる方のおじさんがT字かみそりを出してそのおじさんの襟足をちょんちょんちょんちょんちょんちょんってそったんですよ。
あっそのためだったんだ。
そう。
あっそっか。
そのせっけんは襟足をそるためのせっけんだったんだと思って。
そってるときもその人は別に?全然反応しないんですよ。
日常だ。
そう日常なんです。
すごい日常がそこにあって。
たぶん何百回とそのおじさんはそのおじさんの襟足をちょんちょんちょんちょんちょんちょんってお風呂に行くたびにやっててその方もやられてるわけですよ。
どういう感じなんだろうって思うのをずっと見ちゃうっていう。
いやもうヤバいっすねそれ。
久々にホンマめっちゃ面白いっす。
だからたぶんそれって他のことにも使えるなと思って。
その関係性。
つまり何かをやった相手が反応しないっていうのは…。
日常だもんね。
日常。
日常っていうのが見えるとその2人の関係性が広がるじゃないですか。
だからそういうのはその銭湯のシチュエーションじゃなくてもできるから。
そういうのを常に覚えちゃうっていうか。
何かあれですねちょっと聞いたんですけど鈴木さん最近ご結婚…。
そうです。
ありがとうございます。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
そうなんですよね。
えっほやほやですよねじゃあ。
そうですね。
10月7日に入籍したのでまだほやほや…。
今どんな感じなの?一緒に…もちろん住んでるのか。
さすがに入籍して別居してますっていうのおかしいですよね。
何かそういう感覚分かんなくて。
そっかそっか。
まぁ楽しくやってます。
日常生活的なこと結婚したら変わったんじゃないですか?変わんないです変わんないです。
結婚しても銭湯には…。
全然行くんです。
銭湯で育ったとかそういうの?ちっちゃいころから。
違うんですよ。
銭湯行き始めたのホントにこの1年ぐらいなんです。
じゃあ今夢中になってんだ。
夢中なんですよ俺今。
もう俺風呂なしにずっと住んでたから「銭湯か…」って苦い思い出がくぅーってくる。
若いころにってことですか?うん。
何かホントに金なくて20代のころとか。
銭湯行く金もちょっとなくなったり。
その金は飯食いたいなって思ったから。
流しでこう洗ったりするのよ。
ほんで水道も止められて隣の洗濯機の水をわー入れて。
嘘。
それを沸かしてそれでこうやってやったり。
カッコイイ。
カッコ良くないカッコ良くない。
これ何かまぁでもちょっと下世話な話なんですけれども。
プラントハンターっていうご職業っていうのはお金がたくさん入ってくるというかそういう何ですかいやらしい話ですけどねぶっちゃけもうかる仕事なのかどうかっていうの…。
そのもうかるもうからんも自分のホント実力次第ですよね。
だから僕は会社入ったときは経営がホンマ大変で。
親父がつくった借金もだいぶあって。
それ全部今自分が返してるんですけど。
そんときの給料とかも人に言えんような…。
でもそれが100倍とか何十倍になるのに5年かからなかったですね自分がやり始めたら。
はぁー。
だからそれはやっぱどんだけ知恵とアイデアと実力と知識があるかだけやからですよ。
だからプラントハンターの仕事もうかりますかって言われたら一流になればクソもうかりますっていうふうに答えます絶対に。
それは何か僕がねこの仕事し始めたときにこの仕事は大変やぞって言われたんです。
バブルもはじけて10年20年たって全然もうからんけど植物は面白いからやりがいはあるってみんなに言われたんですよ。
で植物はやりがいがあるとかいいもんだからっていう情緒的に言うことっていうのは簡単だし。
でもそこに夢があんぞみたいなそれで一発稼げるぞみたいなのは実践しないと証明しないと駄目だなと思って。
だから俺は稼いでやろうと思ったんですよ。
ちょっと夢を持たしたいもんね次の世代に。
哲司さん演劇始めて何年ぐらいたつんですか?大学が日藝の演劇学科なんで30年近いね。
心配されました?役者なりたいって。
まぁ日藝にもう行く時点で…。
次男だったんでほったらかしだよね。
俺ちょっとやっぱり甘やかされてるところがあるんで。
だから兄ちゃんは造園業を継いで俺はもう自由だったから最初は何となく役者になって。
それで父親はもう僕が24のときに亡くなってて。
母ちゃんがいて母ちゃんは八十何歳で今。
だからもうとにかく今思うのはその母ちゃんが…。
舞台やるたびに必ず見せようと思うんだよね。
あぁなるほど。
「何回あと見れるんだ?」とかそういうこと思っちゃって。
やっぱり若いころ苦労掛けてるんで。
うん。
浩介君はどうやって役者になったっていうか。
僕劇団の青年座ってとこの研究生になって。
それはもう若いときから?二十歳。
二十歳で。
大学1年ぐらいで休学して研究生になってそれで劇団に入ってみたいな。
そこからはもうずーっとなので。
どうなの?ご両親は。
うち母しかいないのでだから大学行かせるのが結構夢だったみたいなんですよ。
だけども大学1年で役者になりたいって言ったときに大学だけは卒業してほしいけど役者になるのはまぁ勝手にどうぞっていう。
だから何かそういう意味ではずっと応援してくれてるっていう感じはありますけどね。
でも圧倒的に二十歳のときから始めてみんな役者をやりたいってなってそれから20年続けてる人っていうのはホントに1人か2人とか同期の連中で3人…っていうことで考えると哲司さん49で二十歳から始めて…。
大学の同級生で役者で食ってるっていうのは俺だけ。
そう哲司さんだけと。
その…。
それはやっぱ実力やな。
そのぐらいたぶんみんな辞めていくっていうか。
続けられないですよね。
続けること自体がもう奇跡みたいな職業なのかもしれないですね。
それですねちょっと質問なんですけど俳優さんが今回はこのドラマとかこの映画とかこのCMとかあるじゃないですか。
それは受ける仕事は全部100%自分が好きな仕事なんですか?もしくは仕事人として責任を果たすためにオファーに応えるために出演してる。
どういう割合なのかなと。
あぁー。
いやもうもちろん好きなもんばっかじゃないし。
あぁやっぱり。
求められてるっていうことが一番のモチベーションでやってるから。
もちろん選んだりもするんだけど愛があるオファーのやつは自分が面白いか面白くないかっていうところの面白くないやつもやっぱ受けるね。
やる。
なるほどね。
僕に関してはホントにまぁちょっと正直事務所から言われたものに対して僕にノーって言う権利がないんですよ。
あぁそうなんや。
そうなんですよ。
だから言われたやつは「はい分かりました」っていう。
もうそれだけなんですよ。
だから僕は仕事に関しては一切そういう何かこう選ぶってこともないし。
それはそれでまたプロフェッショナルですね。
超プロフェッショナルですよ。
どうなんですかね?言われたものを…言われたものをやるだけっていう。
何でそんな質問をしたかっていうと「植物の名前そんなにどうやって覚えれるんですか?」って言われるんですよ。
俺は単純で勉強して覚えたっていうよりかは好きだからあっという間に覚えちゃったんですよホントに。
人よりもホンマに…。
人が5年とか10年かかる仕事をもう1年2年でやっぱできたし。
それは好きって気持ちがたぶん誰よりも強かったんですよね。
だから植物やってる人に「どうやったら植物覚えられるんですか?」って質問されたらまだ植物好きじゃないんだろうなと思うんですよ。
そうだね。
うん。
でもやっぱり入り口…始めたときにすんなり入ってくる仕事か仕事じゃないかって大きいかもしれないですね。
あぁー。
向いてる向き不向きって。
やっぱり好きじゃないと長く続けるのって無理じゃないですか。
だって食えないわけですし。
役者好き?うーん…。
俺よく思うのは「嫌いなんじゃないかな俺」っていう。
何でこんなつらいんだろうって。
フフフフフ!もうぶっちゃけると。
大嫌いなんじゃないか?絶対哲司さん好き。
そうなの?俺から見たら哲司さんは大好き。
俺も好きだと思います。
はい。
じゃあ頑張るわ。
うん。
じゃあ今日はホントにもうありがとうございました。
(西畠・鈴木)ありがとうございました。
これでやっと会わせることができたんだね。
ありがとうございました。
楽しかったです。
何か元気になりますね。
ちょっと聞き足りないけどね。
どんだけ植物のこと…。
ハハハハハ。
もうそれ2人のときにやってください。
それでは今日も素晴らしい一日を
2015/11/01(日) 07:00〜07:30
関西テレビ1
ボクらの時代[字]
田中哲司×鈴木浩介×西畠清順
詳細情報
番組内容
『ボクらの時代』は、毎回、様々なジャンルで活躍する3人が集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組。学者、デザイナー、ビジネスマン、アーティスト、教師、映画監督、タレント、そして政治家まで、一つのジャンルにとらわれることなく、今、旬で話題の人はもちろん、海外で評価を得ている人、大きな発見・発明を成し遂げた人、日本に感動を与えた人など、多彩な顔ぶれ。「日本のトップランナー」であり
番組内容2
「先駆者」であり「成功者」でもある彼らが、何を語り、何を想うのか。司会者を置かず、あくまでゲストの、気負わないトークのみで番組を構成。ある種、原点回帰ともいうべきシンプルな構成で、ゲストの顔ぶれと興味深いトークをお楽しみいただきたい。
今回の『ボクらの時代』を彩るのは、田中哲司、西畠清順、鈴木浩介の3人。三者三様のフィールドにおいて第一線で活躍する3人が織り成す、極上の30分間をご堪能あれ。
出演者
田中哲司
西畠清順
鈴木浩介
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
バラエティ – トークバラエティ
趣味/教育 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:33871(0x844F)