生字幕放送でお伝えします
切れた、切れた。
きょうは東京・目黒区から思いどおりの物を作る魅力をご紹介しますよ。
素人でもこういったプロ級の機械が使えちゃうんですね。
篠原さん、見ててください。
僕、素人ですからね!
お見事、敦士さん!
イエーイ!素人です!
難しくないですか?
簡単に使えちゃうんです。
敦士さん、何を作ろうとしてるかというと…。
切り出したものがこのいすの脚になるんですね。
すてきないすが作れちゃうんです。
こんな道具が使えるのもここはみんなで利用する会員制の工房だからですね。
みんなでこの道具をシェアして使う工房なんです。
プロの方たちが使うプロの加工機ばっかりなんです。
でも、いろんな道具使えますから。
今は金属を加工するエリア。
次は木工に行きましょう。
木材を加工するエリアです。
雰囲気、変わりましたよね。
この機械は日曜大工レベルでは使えませんからね。
これが使えちゃうんです使い放題です。
本当に便利な道具がいっぱいなんですけどもこの機械もいいですよ。
電動カンナです。
製材所とかにあるレベルです。
これで一瞬で…かんなで削る前とそれが、こんなきれいになるのね。
全然、違う。
オリジナル家具とか作れますね。
家具だけじゃございません。
素材も物も選ばないんです材料も。
ここでできる物。
こんなにあります!
ここにある物すべて全部、ここで作られた物です。
フライパンも…。
布も作れるでしょ。
焼き物もできる。
そして、フライパン。
自作のフライパンでオムレツ作ったらおいしいでしょうね。
いいな。
お洋服、作るの大好きなので。
スケボー?
スケボーもできちゃうんです。
自分だけの物。
自分だけの一品が作れちゃうんです。
こういう、みんなで使う工房が生まれたのも実は東京・目黒という土地柄あってのことなんです。
すいません、今VTRの音が入っていませんでした。
失礼しました。
でも、すごいモノ作りの町なんですね。
でも目黒区ってそういうモノ作りとすごい関わりのある場所なんです。
目黒区は町工場が昔あってねその工場を利用しているというのを伝えたかったんです、われわれは。
ここ2階なんですけどかつてプラスチックの工場だったんですがそのままをうまく利用してこのシェア工房にしているわけなんです。
そして、2階に上がってきましたがこの2階、シェア工房で一番人気のある機械がこちらです。
見ていただきましょうか。
今、緑の紙をセットいたしました。
ふたを閉めます。
パソコンのデータがいきました。
光、見えてるの分かります?
ちょっと見えます。
これ、レーザー光線。
レーザー加工機なんですね。
カットしてるってことですか?
ものすごい細かいデザインやってますからね。
レーザー加工機が切ったり削ったりをすることができるんですね。
絶対、手作業じゃできないことを機械がしてくれるんですね。
分かった、鹿ですね!
これから僕たちが言おうとしたことを全部、言ってしまいましたね。
枠ができたということはどうなったんでしょう。
ものの数分、数十秒ですよね。
こんな感じ。
篠原さん、おっしゃるとおりこれ、手作業では無理なんですよ。
こんな細かい技術は。
これがこの加工機でできてしまう。
クリスマスっぽいんでトナカイ…。
クリップしちゃえば。
オリジナリティーということでね。
パソコンでデータを入れれば本当に型紙の技術がなくても作れちゃうわけなんです。
しかも、紙だけじゃありません。
素材もいろいろできます。
切るだけじゃないですからね。
削ることもできます。
それ、何でできてるんです?
この部分が外れるんですよ。
木をカッターで出してあと、組み立てていくというものなんです。
これもレーザー加工機でできちゃうんです。
さらに切るだけじゃありません。
削っていくとこういう模様もできます。
これ、焼きじゃないんです削ってるんですよ、これ。
ご自分のおうちで飼ってるわんちゃんとかのオリジナルも皆さんにシェアできたりしますもんね。
写真とかもセットすればこういうふうにできると。
紙でしょ、木でしょまだあります。
ガラスもいけます。
しかも、この曲面にもレーザー加工できるんです。
結婚式の引き出物とかオリジナルでお渡ししたいとき、いいですね。
あと、僕、思ったのは家の中にいらないコップってあるじゃないですか。
増えてしまって、シンプルなね。
そういったものも、こうやって加工すればまた、お気に入りの一品ができるということなんです。
この機械欲しいでしょレーザー加工機。
欲しいですけれど買えるんですか?
お値段およそ1000万円です。
買えません、買えません。
買えないけどシェア工房だとみんなで利用できるんで使えるというのが魅力なんです。
いろんな機械があるこのシェア工房なんですが目いっぱいその工房を駆使しますとこういった物もできちゃいます。
すてきでしょう?このバッグ。
布に、レザーに、金属。
こういったものを全部、作れちゃうんです。
ここで。
篠原さん全部できちゃうところ今からお見せしましょう。
まずは、生地のデザインにいきます。
きょうは、このかばんを作ってくださる伊藤麻子さんです。
まずは布に絵をのっけるところですね。
この型に注目です。
この型もこの工房で作られてまして細かい穴が開いてるんですよね。
シルクスクリーンですよね。
この部分に塗料を流して布に絵をのせていくという。
型もシェア工房の特殊な機械で出すことができるんです。
これ、いろんな色あるんですもんね。
同じデザインで色を換えることができるからいいですよね。
おそろいができて。
シルクスクリーンでTシャツとか作ったこともあります。
そういったものもこちらでできます。
次、いきましょう。
刺しゅうです。
刺しゅうも思いどおりにできる機械があるんです。
ほぼ全自動でできるデジタルししゅう機でございます。
これ、タブレットで操作してこれもデータを入れれば刺しゅうが始まります。
金色の糸だから見にくいかもしれませんがこれが、刺しゅうが終わるとこうなるわけです。
ここの部分です。
伊藤麻子さんの「あさ」と。
それをイメージして。
オリジナルブランドですね。
あとはほっとけばいいんです。
色も変えていけば常時、10色ぐらいの刺しゅうができます。
しかも早いんです。
伊藤さんも手でも刺しゅうやるんだけど手だとどのぐらいかかります?
90分くらいかかります。
これだと、6分ですね。
しかもししゅう機とかだと決められた文字の形だったりするんですけどこういうオリジナルのデザインが刺しゅうできるっていうのがいいですね。
さらに、このバッグここを見てください。
金属のボタンが付いてますよね。
今度は、この加工する場所に行ってみましょう。
1階ですよ、次は。
いろいろありますよ、ここは。
ふつうだと工場変えなきゃいけないところが同じところでできちゃうという。
こちら、1階なんですがいろんな場所がありますが先ほど、最初に見ていただいた金属加工の場所なんですがここにもいろんな設備があります。
そして、このお部屋です。
ここが金属加工する部屋なんですが、このボタンこういったものを加工できる部屋なんですね。
テーブルも何台もあるんで、いろんな方が何人も何人もここで作業できるわけですね。
みんな楽しそうですね。
ボタンを作る道具、お見せしましょうか。
まずは、このボタンの素材です。
これは何でできてるんですか?
これはしんちゅうの板です。
これで、打ち出すんですね。
これが特殊なハンマーといいますかこういったもので作っていくわけです。
これをたたいていくんですね。
型に合わせて。
これが、打ち出しという作業なんですが特別なハンマーを使ってこういった形を作っていくんです。
すべて手作りなんですよ。
でも、味わい深いデザインになりそう。
モノ作りという感じがしますよね。
そして、この部屋なんですがいろんな物を作れましてこちらを見てください。
こういったものブレスレットなんですよ。
こういった物も作れますしそして、隣も指輪だったり。
だから、記念の日にカップルで作りに来てらっしゃる方も。
きのうも実際、カップルの方がいらっしゃったりしてほほえましい空気が流れてたそうです。
結婚指輪とか最高ですよね自分で作れたら。
そして、ボタンが出来上がりましたが。
たたく前の物。
たたいていただいた物がこちらですね。
こんなにきれいにできるんですね。
先ほどのと全然変わりましたね。
ボタンの曲線が。
それがここについているものです。
あと、味を変えればいいんですね。
磨いたりとかして。
一生物宝物ができるっていうのがすてきですね。
伊藤さんもここに来られて金属加工を覚えたそうなんですが本当にここでなんでもできちゃうんですよ。
自分の理想が、本当に形になっていくわけです。
自分の形を、この工房でさらに幅を広げている皆さんがいらっしゃるんですね。
その方たちに来ていただいてます。
革製品を作ってらっしゃる富田明子さん。
主婦なんですがもう作家レベルにまで近づいております。
富田さんが作るのは革製品なんですけどすてきなんですよ。
革の文房具メモとかスケジュール帳とかだったりこういう鏡のケース。
実は、この工房で富田さんもレベルアップしてます。
昔、作っていた物、きょう持ってきていただきました。
これ、裁縫のセットの中のカバー。
はさみとか。
そういうカバーを作っていたんですが。
1年半たって、レベルアップ!このかわいいこんなパッケージでできるようになりました。
ふたを開けると小さいはさみがあって。
メジャーにも革を使ってますね。
この糸巻きも木の部分も木工のコーナーで作ったそうです。
旋盤で。
これが欲しいってなぐらいの物ですよね。
レベルアップしたんですか?ここで。
今までと違って丸ごと作れるようになりましたのでだいぶ、楽しんでます。
今、主婦なんですが主婦をやりながらもはや講師。
体験教室の先生までできるようになりましてそのときにも、この工房を利用してるそうなんです。
こちらは手帳のワークショップを最近やったんですけど全部、周辺をカットしたり模様とかロゴを彫刻したりっていうのをレーザーカッター1台でやってます。
それで大量生産できますんで。
一方で、プロのデザイナーも重宝しております。
きょうはデザイナーのお一人納庄さんに来ていただきました。
今、納庄さんが手がけている作品、見ていただきましょう。
岡持ちっぽいでしょう。
岡持ちなんですけど中に入っているのは本という本箱なんです。
こんなデザイン見たことないです。
岡持ちをイメージした本箱なんです。
これを手がけてるんですけど納庄さん、試行錯誤にこちらの工房を利用してるんですよね。
こちら、試作品ですけど例えば、穴のところ。
0.1mmって書いてあるでしょ。
0.1mm…。
広げてます。
試作品を簡単にここで作ることができるのでそこでイメージと違うなっていうのが分かるんですよね。
デザインの世界も同じでトライアンドエラーの繰り返しっていうのが基本でしてこういうところを使うとそういったちょっと組み立ててみないと分からないなというところがすぐトライアンドエラーができちゃうっていうのがものすごく助かってます。
この部分ね。
形のほうも、少し変わって試作品では前が出っ張ってるものだったんですけどもやっぱり作ってみると穴のほうがいいなということでこの辺も変わったと。
やりながら変えられるっていうのがすごいここのいいところですね。
篠原さん!そろそろバッグが出来上がりますよ。
最後の工程です。
布と革をつなぎ合わせる作業ですね。
できました。
バッグが完成ですよ。
これがこの工房の機械を駆使すればここまで、できちゃう。
モノ作りがしたかったなって思う人はぜひいらっしゃってください。
今すぐ行ってみたいです!
(あさ)うわ〜!2015/11/02(月) 12:25〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「あなたも“プチ職人”!?新型シェア工房〜東京・目黒区〜」[字]
プロ仕様の道具や機械を使ってワンランクアップのモノ作り!新しいタイプのシェア工房をご紹介。美大卒のスタッフが優しく手ほどき。主婦にも人気の話題のスポットに潜入!
詳細情報
番組内容
【ゲスト】敦士,【コメンテーター】篠原ともえ,【司会】藤崎弘士 〜東京都目黒区から中継〜
出演者
【ゲスト】敦士,【コメンテーター】篠原ともえ,【司会】藤崎弘士
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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