世界ナゼそこに?日本人▽64歳で離婚しバングラデシュにて無給で働く日本人女性 2015.11.02


また一緒に次回も旅してください。
よろしくね。
ありがとうございました。
絶好の行楽シーズン。
あなたもぜひ秋の絶景を巡ってみてはいかがですか?何だあれ?突如目の前から腕を組んで壁を作りながら大勢の人たちがこちらに向かってくるではありませんか。
やばいやばい。
デモかな。
なんとこれ何本あるのか見当もつきません。
ただのゴミかと思いきや実はこれ近年急速に増えていくネットケーブルの処理に対応しきれず今問題になっているんだとか。
ご覧のとおりグチャグチャのケーブルに確かにそうこの人たちはネット回線の不具合を直しに来た業者の人たち。
この密集したケーブルの中から聞いたところ…。
日本で暮らす家族と別れてまで単身移住したワケあり日本人女性。
バングラデシュは日本からおよそ5,000km離れたインドと東南アジアの間に位置する国。
およそ4割の大きさにもかかわらずそこになんと日本よりも多いおよそ1億5,000万人が暮らしています。
そのためただでさえ人が多いその日にしか見られない衝撃の映像がこちら。
見てくださいまるで人の川。
実はこれイスラム教のなかでもあのメッカに次ぐ…。
お祈りを捧げる日なんです。
それだけではありません。
この日はダッカを目指す電車までありえない姿に。
人が多すぎて車両に乗り切れず別の日にまたしてもなんと交通量の多い実はこの時期バングラデシュは雨期の真っ最中。
都市部では下水道の整備がしっかりされておらず排水が行き届かないため交通量の多い道路はすぐに水浸しになりパニックに。
しかし行き交う車の横では…。
大人たちにとってはやっかいなこの雨水も子どもたちには遊び場ができる恵みの雨。
更になにやらすると人だかりの先にはピカピカ光るパチンコ台のような機械が。
どうやらこれを目当てに行列ができていたようです。
機械に実はこれパチンコ台ではなく果たしてあれ何なんでしょうね?一見パチンコ台のようにピカピカ光っている…。
えっこのギラギラした機械が体重計!?ということでそれにしても…。
バングラデシュならではのピカピカの体重計。
しかし20円とはいえこれはあくまでもお金持ち用。
一般市民はもっと安い体重計を使いなかにはそれもそのはず。
ここで本題。
そんなバングラデシュに日本のいったいどんな人物なのか?早速その日本人が住んでいるという家の近所で聞き込みを開始。
早速果たしてここだ。
(玄関チャイム)この方こそワケあって家族…私の家族ですか。
はい。
聞けばレイ子さん3年前までは日本人の夫と二人の息子がいるごくありふれた家庭の母親だったといいます。
しかし
(玄関チャイム)誰かが家を訪ねてきたようです。
家を訪ねてきたこちらの女性はするとレイ子さん…。
ついていくと…。
更に…。
そうここは家族を亡くしまたは親に捨てられた子どもたちおよそ20名が生活している孤児院。
その日を生き残るだけで精一杯の子どもたちが70万人以上もいるといわれています。
そして実はレイ子さんはそう籍こそ入れていないものの更にこちらのスマイヤちゃんも親に捨てられ一度は心を閉ざしてしまいましたがレイ子さんが学費を出し学校へ通うようになってからは人前で笑顔を見せるようになったといいます。
不幸な生い立ちにもかかわらず将来の夢に溢れていたモリヨムさんとスマイヤちゃん。
そんな2人の面倒を見ようとレイ子さんは心に決めたんだとか。
レイ子さんは母親代わりをしている娘のモリヨムさんと一緒にバングラデシュの市民の足リキシャに乗って今からどこかへお出かけする模様。
やってきたのは街のオシャレをしたい年頃の娘モリヨムさんのために洋服を買いに来たんだそう。
娘のモリヨムさんが選んだのはバングラデシュの若い子がふだん着として着るサロワ・カミューズとよばれる伝統衣装。
するとレイ子さん店の外に出てしまいました。
かわいい娘にお気に入りの服を買ってあげたいと今度は別の店へ。
しかしレイ子さんも決して生活にゆとりがあるわけではないといいます。
お金がなくてもなるべく
(スタッフ)いくらで買ったんですか?2,500。
気に入ったのなので。
粘って交渉したレイ子さんに買い物を済ませた2人。
今度はモリヨムさんの大好物を食べにレストランへ。
これはカリカリに揚げた生地の中に芋や豆などの具材が入った娘のモリヨムさんが大好物なんだとか。
よかったです。
すると食事中になんと店員が客が食べ残したこれはいったい?そうバングラデシュでは床にゴミを捨てる人が多く一部の店ではこうして床に食べ残したゴミが散らかっていることも珍しくないんだとか。
それはいつも言われます。
こうして彼女が今から職場に行くというのでついていくと…。
なにやら建物の中に入っていきました。
すると…。
そして彼女の仕事は?そう看護師さんだったのです。
こちらの小さな驚きなのはなんとこの仕事が教える立場でもあるレイ子さんの下には8人の現地の看護師がいるんですがその病院内では果たして現地の病院でところがこちらの病院ではどうやら血圧計の調子が悪く壊れているようです。
というのもバングラデシュの病院の多くは日本の病院のようにこの病院もお金のない患者を積極的に受け入れるため経営が苦しく設備をきちんと整える余裕すらないといいます。
とはいえ血圧計の故障だけならまだしも患者の容態が急変しところが…。
なんと現地の医師が対応に困りボーッとしていると…。
どこかに電話をかけているようです。
ところが病室に戻ってみると…。
なぜかしかしレイ子さんのところが部下の看護師に毎朝きれいにするようお願いしていたレイ子さんは朝から声を荒げっぱなし。
娘のモリヨムさんと接する穏やかな母親はここにはいません。
患者が退院したらレイ子さんの悩みは尽きません。
こうしてしかしそもそもいったいなぜもともとは日本で家族と暮らしていたレイ子さんが…。
そこには…。
そうですね。
プアさん?さすがにやらないよ。
いくらなんでも。
さあそもそもいったい…。
64歳で熟年離婚の末しかしそもそもいったいなぜレイ子さんはバングラデシュに1人で来ることになったのか?そこには…。
そんな彼女の人生最初の転機は12歳のときのこと。
初めての兄弟となる弟の出産のため母が入院した病院でのあるちょっとした出会いでした。
こんにちは。
そう。
ありがとう。
いつか自分も経済的に貧しかった親に迷惑をかけたくないという思いもあり中学卒業後は…。
卒業後は…。
22歳のときには仕事を通じて出会った男性と結婚。
そんなマザーテレサのような看護師になれた。
そう思い満ち足りた日々のはずでした。
しかしそれは…。
あまりのショックに言葉が出ませんでした。
しかし同時にはっと気づいたのです。
今になっては思いますけど。
自分がそう思ったときかつて自分が彼女はすぐさまそこで働けないかと手紙を送ったのです。
こうしてレイ子さん41歳のとき息子2人の夏休みを利用しバングラデシュへ。
1ヵ月間研修という形でマザーテレサ病院で働かせてもらうことになったのです。
しかしそこで目の当たりにしたのは日本の病院とは比べものにならない劣悪な環境でした。
病院には医者は1人もおらず看護師たちが患者のケアを行うのが精一杯の現場。
医療道具も満足に揃っていないため血が付いたピンセットすらも消毒できず水洗いしてそのまま他の人に使うことが日常茶飯事でした。
日本であれば助かるはずの盲腸や腹膜炎などの病気も貧しさゆえに手術ができず助けることができない。
目の前で次々と亡くなっていく患者たちを前にレイ子さんはただ優しいだけの看護師など必要ないことを強く痛感したのです。
ここじゃあ看護師として本当に必要なのは医療の知識と諦めない強さ。
そして患者を安心させる笑顔。
なのにあまりに無力な自分を知れば知るほど笑いたくても笑えない。
そんなときでした。
ある小さな現地の少女がレイ子さんのもとにやって来たのです。
小さな手の中にあったのは大きな優しさの欠片でした。
つらいときこそ相手を思いやる。
優しさの本当の意味をこの国の人々から学んだのです。
日本に帰国したレイ子さんは翌年再び夫を説得し今度は夫も連れて家族4人で夏休みにバングラデシュを訪れました。
しぶしぶ来たはずの夫はなんと瞬く間にこの地を気に入り老後はバングラデシュに2人で移り住もうと約束するまでに。
しかしその喜びもつかの間…。
42歳のときそれは…。
進行すると肝臓癌になる恐れもあるウイルス性の危険な病に侵されてしまったのです。
高熱や貧血などの副作用と戦いながら薬剤投与の治療を何年にもわたって受け続けました。
時には…。
そして16年もの長い歳月をかけ58歳のときようやく病気が完治。
しかし驚きなのは病に侵されていたこの16年間。
彼女はなんと有休を利用して毎年バングラデシュに通い続けていたというのです。
病気も完治しこれでようやくそう喜んでいたレイ子さん。
ところがそんな彼女の夢を壊し熟年離婚のきっかけとなる衝撃的な出来事がレイ子さんを襲ったのです。
今から9年前夫婦で…。
これでようやく…。
そう喜んでいたレイ子さん。
しかし定年を迎えた夫の口から飛び出したのはレイ子さんを愕然とさせるものでした。
それは…。
なんと夫がバングラデシュには行けないと突然言い出したのです。
バングラデシュでの人生を夢見てつらい治療に耐えてきたレイ子さんは強いショックを受けました。
実は夫は最初のうちはレイ子さんと一緒に…。
その後10年近くは訪れていませんでした。
本音では世界屈指の貧国の実情を知れば知るほど老後は住み慣れた日本で暮らしたいと思うようになったのです。
しかし病気をおしてまでどんどんバングラデシュにのめり込んでいく妻を前にそんなことを言い出す機会はありませんでした。
一度すれ違った夫婦の溝はどんどん広がっていき結局熟年離婚という結末に。
そこにはすでに家庭を持って独立していた…。
家族を日本に残し1人バングラデシュへと渡ったのです。
離れていても私たちは家族。
そう思っても日々募る寂しさ。
それを忘れるかのようにバングラデシュでレイ子さんは仕事に没頭しました。
そんなとき知人の紹介で訪れた孤児院で出会ったのが…。
両親に捨てられ貧しい生活にもめげず看護師を目指していたモリヨムさん。
そんな強い意志を持つ若者を支援することが今の自分にできること。
そう信じモリヨムさんの代わりに得たのは…。
遠い異国看護師の夢を追うちょっとあれは真似できないね。
今週土曜日11月7日より私が出演させていただいている映画『グラスホッパー』が公開されることになりました。
殺された恋人の復讐のために裏社会の組織に潜入した生田斗真さん演じる元教師鈴木とあと浅野忠信さん演じるですね自殺専門の殺し屋山田涼介さん演じるナイフ使いの殺し屋この3人の男の心の闇が交差する姿を描いた最強の巻き込まれ型エンターテインメントとなっております。
2015/11/02(月) 21:00〜21:54
テレビ大阪1
世界ナゼそこに?日本人▽64歳で離婚しバングラデシュにて無給で働く日本人女性[字]

バングラデシュ・ダッカに住む67歳日本人女性に密着!64歳で熟年離婚し、ダッカへ単身移住。孤児を育てながら病院で看護師として無給で働く彼女の人生ドラマに迫る!

詳細情報
番組内容
バングラデシュにある、人口密度が世界一と言われる都市“ダッカ”に住む67歳の日本人女性を発見!彼女は孤児だった現地の子供を育てており、病院では看護師として“無給”で働いている。聞けば彼女、64歳で熟年離婚し、日本で暮らす家族と別れてまでダッカへ単身移住したという。職場でも、価値観の違うスタッフに囲まれ、設備も全然整っていない中、看護師のリーダーとして頑張る彼女…。その波乱万丈な人生ドラマに迫る!
出演者
【MC】
ユースケ・サンタマリア、杉崎美香
【ゲスト】
菜々緒、東貴博、渡部陽一、たかのてるこ
番組概要
◆「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝」は世界の果てで暮らす、知られざる日本人の活躍に密着!そこから元気や勇気をもらい、日本人としての誇りが持てるドキュメントバラエティー!
ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/nazesoko/

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
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情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

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