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新天地に挑んだ日本人~日本・ブラジル120年~
ブラジル文化人最高の勲章を受けた日系移民の芸術家・大竹富江。絵画、版画、そして全長15メートルを超える巨大モニュメントの制作まで幅広く活躍。今年101歳で亡くなるまでにおよそ2000点の芸術作品をブラジルに残した。大竹は時に激しい批判にさらされながらも、ブラジル社会に飛び込み成功をつかんでいく。
一方、農民で写真家の大原治雄は、ブラジル屈指の写真アーカイブスに2万点の作品が収蔵された注目の存在だ。過酷な労働や苦難の生活ばかりが語られてきた移民の歴史。しかし大原の写真にはそのイメージを大きく覆す、ブラジルの大地と格闘し、そして生きる、感動や喜びが刻み込まれていた。日本とブラジル、その120年の歴史と今を、2人の移民の人生から描き出す。
旅人は俳優の賀集利樹さん。