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小児の急性弛緩性麻痺、3カ月で47例報告- 関連学会が中間報告
小児を中心にポリオの麻痺に類似した原因不明の急性弛緩性麻痺が報告されている問題で、日本小児神経学会は、会員を対象に実施した調査の中間報告を公表した。約3カ月間で急性弛緩性麻痺の報告が47例あったという。【新井哉】
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この問題をめぐっては、8月以降、急性弛緩性麻痺が国立感染症研究所(感染研)に報告されていることを受け、厚生労働省が都道府県などに対し、地方衛生研究所でポリオウイルスを含む病原体の検出検査を実施するよう通知していた。
急性弛緩性麻痺の一部からは、呼吸器症状を引き起こすエンテロウイルスD68 が検出されたことが感染研に報告された。こうした状況などを踏まえ、日本小児神経学会は、会員に対し、同ウイルスや急性弛緩性麻痺の症例の報告を求めていた。
中間報告によると、10月25日までに47例(0−11歳)が報告された。発症の内訳は、片手もしくは片足のみが麻痺する「単麻痺」が最も多く19人。両足が麻痺する「対麻痺」(12人)、全ての手足が麻痺する「四肢麻痺」(8人)などもあった。
呼吸器症状や発熱、下痢といった随伴症状なども見られ、7割超の患者に脊椎MRIで「異常所見あり」との報告があったという。同学会は、日本小児科学会、感染研と協力し、急性弛緩性麻痺の調査を引き続き行う予定。
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