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最終更新:2015年11月5日(木) 12時47分

賃貸マンションを無許可でホテルとして提供か、「民泊」業者摘発

 日本を訪れる外国人が急増する中、個人の空き部屋などを貸す「民泊」が増えていますが、京都市内では中国人観光客に市の許可を受けないまま賃貸マンションをホテルとして提供したとして、警察が旅行会社顧問らの事情聴取を始めました。JNNのカメラがその実態を捉えました。

 京都市右京区にある5階建てのマンション。9月下旬の早朝、1台の観光バスが駐車場に横付けされました。

 「マンションから旅行客の人が次々とバスに乗り込んでいきます」(記者)

 バスには、上海を拠点とする旅行会社の名前が記されています。数十人の観光客を乗せてバスが出発した後、敷地内にカメラを向けるとそこには大量のタオルが・・・。

 管理人とおぼしき男性が各部屋を回ってシーツを回収している姿も見受けられました。そして・・・。

 「観光バスがマンションに帰ってきました」(記者)

 観光を終えた中国人が次々と降り立ちます。大きなトランクを抱えて旅行客は部屋に入っていきました。

 実はこの賃貸マンシg%s!"#4#4<<$N$&$A#83d$NIt20$,Cf9q?M4Q8w5R8~$1$N%[%F%k$H$7$F;H$o$l!"=;L1$K$O!"==J,EA$($i$l$F$$$^$;$s$G$7$?!#

 「家に帰ろうとすると中国人が入り口までついてきて、ライターを貸して欲しいと言われた。(Q.一番困っている点は?)セキュリティー面です。中国人観光客が出入りするときはオートロックが解除されていて、不特定多数の人が出入りするのは不安」(マンションの住民)

 先月、京都府警は市の許可を得ずにマンションをホテルとして提供し、宿泊者から料金を受け取ったとする旅館業法違反の疑いで家宅捜索に踏み切りました。そして、5日朝から旅行会社顧問の男性(52)らの事情聴取を始めていて、近く、書類送検する方針です。

 民泊を認める条例制定に自治体が動く中、今回の捜査は行き過ぎた「空き部屋」の利用に一定の歯止めをかける狙いもありそうです。(05日11:41)

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