生放送のため字幕に誤字が生じることがあります。
ご了承下さい。
毎年、日経トレンディが発表するその年のヒット商品ベスト３０。
先ほど都内で発表会が開かれました。
今年を象徴するトップ１０は？まずは７位まで。
７位にランクインしたのはチョイ呑み。
牛丼やちゃんぽんなどのチェーン店で酒とつまみを提供する店舗が一気に増えました。
こんなお店でも。
こちらハンバーガー店なんですが店内見てみますと、なんとワインのたるがありますね。
このファストフード店では今年に入ってから一部の店舗で夕方５時以降にワインの飲み放題を実施。
つまみになる生ハムの食べ放題も行っています。
塩気がちょうどいいですね。
これはワインが進みます。
いただきます。
居酒屋でがっつり飲むよりも気軽に楽しめるこのスタイル。
女性客などの需要も取り組んでいます。
続いて第４位までがこちら。
注目の６位はガウチョパンツ。
人気になる前に森本キャスターも挑戦していました。
スカートのように見えるゆったりとしたパンツです。
おしゃれなうえに楽な点も受け夏に大流行したガウチョパンツですが秋冬には定番商品になっています。
こちらの百貨店では短い丈のコートなどとあわせたコーディネートを提案。
そして第３位は。
インバウンド、訪日外国人による日本での消費です。
こちらロンドンからやってきたディーブさんとジェンさん。
初来日の２人がこの日挑戦したのは。
なんと忍者修行の体験です。
江戸時代の隠密の末裔一派による手ほどきで手裏剣の投げ方を学ぶほか更に吹き矢、忍び足の技術まで習います。
２人ともいたって真剣。
この修行、通訳つきで１人２時間１万５０００円です。
今年の外国人客の旅行消費額は９月まででおよそ２兆６０００億円。
すでに去年１年間の総額を大きく上回っています。
続いて第２位。
お笑い芸人、又吉直樹さんのデビュー作「火花」。
芥川賞を受賞し、本離れに悩む出版業界にとっても久々の朗報となりました。
そして、いよいよ第１位は。
北陸新幹線です。
３月に開業した北陸新幹線。
東京と金沢を最短わずか２時間２８分で結びます。
首都圏からのアクセスが不便だった北陸に大きな経済効果をもたらしました。
トップ３に並んだのは文化や自然など日本のよさを改めて知り再発見させるものに。
来年は何が流行るのでしょうか。
こんばんは。
「ＮＥＷＳアンサー」です。
日本の魅力の再発見が共通しているということだったんですが２位の「火花」については又吉さんが太宰治のファンだということで純文学にも久々に光が当たったということになります。
続いては特集です。
誰もがかかってしまう可能性がある、がんですががんを抱えて暮らす人は全国でおよそ５３３万人にのぼるといわれています。
そして多くの方が治療の悩みのほかにがんや死と向き合ってこれからどう生きていったらいいのかという不安も抱えています。
そんな不安を和らげるためにがん哲学外来という取り組みが各地で広がっています。
どんな取り組みなんでしょう。
ここは医療用のかつらなどを扱うサロン。
集まったのはがん患者やその家族、およそ３０人です。
がん哲学外来。
患者や家族、医師などが悩みや不安を共有し患者の心の痛みを対話を通して和らげるという取り組みです。
がん患者へのアンケート調査を見ると不安や恐怖、これからの生き方といった心の悩みを抱える人が５割以上にのぼっています。
このがん哲学外来を広めたのは順天堂大学でがんの病理学を研究する樋野興夫さんです。
更に個室では樋野さんが患者と１対１でより深い対話をし言葉の処方をします。
樋野さんのもとにやってきたのは８９歳の女性。
１０ヶ月前に肺がんと診断されました。
がんの進行による転移や痛みに不安を感じる女性に対話の後半は樋野さんから積極的に話しかけます。
対話を終えた女性は。
女性はまた話をしに来たいと言って会場をあとにしました。
相談に来るのは患者だけではありません。
４０代の女性。
今年の夏、夫が末期の大腸がんと診断されましたが治療を拒んでいるといいます。
死を口にする夫をどう支えればいいのかと悩む女性に対し樋野さんは。
女性は夫に寄り添っていくと決意しました。
がん哲学外来は今、各地で開催されています。
このがん哲学に出会い、前向きに歩み始めた女性もいます。
角田万木さん。
２年前、卵巣がんと診断されました。
告知には大きなショックを受けたといいます。
厳しいということも知ってそういったショックもあったんで。
角田さんは治療中、看護師に悩みを相談していました。
退院後、誰に思いを打ち明けていいかわからずにいたときがん哲学外来に出会いました。
あんまり気にしてもしようがないのかなと。
がんに向き合えるようになったという角田さん。
これからはほかのがん患者を支えたいと話します。
言葉の処方箋というのがとてもいいなという印象ですけれどもそもそも病院での治療や薬で体の痛みは取り除けても患者さんの心のケアまでは手が回らなかったとそういった医療の隙間を埋めたいという樋野先生の思いでがん哲学外来というのは立ち上がったそうなんです。
今ではその理念に共感する医師や患者さんたちによってカフェのような形式で全国およそ８０か所に広がっています。
今後、もう少し数を増やしていきたいということです。
では続いてですが今日は文化の日です。
ノーベル賞受賞が決まった大村智さんや梶田隆章さんに天皇陛下から文化勲章が渡されました。
そして秋の叙勲ではあの名優とプロゴルファーが選ばれました。
さわやかな秋晴れの下皇居を訪れた文化勲章の受章者たち。
ノーベル医学・生理学賞の授章が決まった大村智さんやノーベル物理学賞に選ばれた梶田隆章さんなどに天皇陛下から文化勲章が手渡されました。
一方、政府は今年の秋の叙勲の受章者を発表しました。
俳優の北大路欣也さんやプロゴルファーの青木功さんが旭日小綬章に選ばれるなど３９６４人の受章が決まりました。
関係改善で一致した日中韓首脳会談を歓迎しました。
アメリカ国務省のトルドー２日、日中韓首脳会談がおよそ３年半ぶりに開かれたことについて３か国の関係改善に向けた努力を支持する考えを示しました。
トルドー部長は３か国の強力で建設的な関係は地域の平和の支えとなると述べたうえで関係改善はアメリカの国益にもかなうとしました。
職人技に感心されていました。
金沢市を訪問している秋篠宮家の長女、眞子さまは今日、国の特別名所に指定されている兼六園を訪れ庭園の美しさを見て回られました。
その後、同じ敷地内にある輪島塗などの作業を興味深く見学されていました。
眞子さまはこのあと国際青年会議所の世界大会に出席されます。
堂々と凱旋です。
イギリスで開かれていた体操の世界選手権で男子団体で総合優勝し、個人総合でも６連覇を果たした日本のエース内村航平選手など体操の代表選手団が先ほど帰国しました。
2015/11/03(火) 16:52〜17:13
テレビ大阪１
[Ｎ]アンサー[字]
がんの不安に言葉の処方箋…がん患者が抱える心の悩みを「対話」することで、軽減しようという取り組みが広がっている。医療とは違った精神的な言葉の処方の役割を考える。
詳細情報
キャスター
【メインキャスター】
森本智子（テレビ東京アナウンサー）
【サブキャスター】
矢内雄一郎（テレビ東京アナウンサー）
【天気キャスター】
村木祐輔
番組内容
１日のニュースが３０分でわかるコンパクトなニュース番組。難しいニュースであっても、私たちの暮らしに影響の大きい“意味あるニュース”を深く掘り下げます。
ニュースのなぜ＝「疑問」に徹底的にこだわり、アンサー＝「答え」を探ります。
特集
「分からない」を「分かった！」にするお手伝いを番組は目指します。
私たちの暮らしに影響が大きい、健康・医療、年金・介護、身近な経済の問題を中心に、暮らしを豊かにするヒントを探ります。
ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/newsanswer/
ジャンル :
ニュース／報道 – 定時・総合
ニュース／報道 – 天気
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:46241(0xB4A1)