(ナレーション)
100周年で大いに盛り上がった今年の高校野球。
そこで!
かつて…
本日集結。
(金村)野球漫画よく見てたからね1球目初めての甲子園でバックネットにバシ〜ッ当ててねっビビらしたろうビビらしたろう。
1987年PL学園で春夏連覇。
右のエース橋本清。
サプライズ的なものを何か用意しとったら「気合い入ってるやん」。
立浪がね「いっといたった!」言うて。
もうほんと飛び上がりました僕。
ヤバイと思って。
(東野)ははははは!
(元木)俺何かしたかな?と思いながら。
今だから話せる名門野球部の厳しい掟と栄光の裏に隠された地獄の日々。
白球に夢を懸けた涙涙の青春時代とは?
中学時代から注目を集め1987年大阪の強豪上宮高校野球部に入部した元木大介。
非凡な野球センスで1年生から主力メンバーとして試合に出場していた元木。
しかしヒットを打つと…。
ボケ!
活躍すれば先輩から締められ。
ストライク!バッターアウト。
ヒットを打てなくても…。
おい!なあ!すいません。
結局締められるのだった。
ふだんの練習中にも…。
・お〜い!元木。
またかよ。
いやこんなんやで。
グラウンドから合宿所までダッシュで向かうと…。
失礼します。
先輩何でしょうか?はい!
試合に出ている事で出られない先輩からやっかまれいつも標的にされるのだった。
休み時間も先輩の御用聞きが1年生の仕事。
昼休みになると。
えっああ〜じゃあ…はい!
食堂がなかった上宮高校では昼休みおのおの先輩の命を受けた…。
俺が先やで。
ちょっとでも後れを取ると熱湯がなくなるためしかたなく水道のぬるま湯に。
すいません。
何や!お前。
もちろんこのあとこってり締められるのは言うまでもない。
練習グラウンドが遠いため電車で移動する上宮野球部。
終業のチャイムが鳴れば1年生は駅まで全力ダッシュ。
そして。
神様3年生の席を確保するのが役目。
ちなみに学年ごとに乗る車両の位置も決められている。
はぁ…。
こうした日常生活における全力ダッシュの繰り返しにより超高校級スラッガーと呼ばれた元木の基礎体力は養われていった…のかもしれない。
名門…
橋本清。
待っていたのは…。
すごそうやでPLは。
1学年20名弱。
少数精鋭で全寮制が当時のPL野球部の伝統。
各学年1人ずつの3人が同部屋となる。
橋本の部屋の3年生の部屋長はあの清原和博だった。
よ…よろしくお願いします!おう。
こうして清原からザコキャラと呼ばれるようになった橋本。
学校で会っても…。
終わった!!しょうがないな。
(てつじ)やらなしゃあない。
清原に秘孔を突かれた時は殊更見事な死にっぷりを見せ清原を喜ばせるのがザコキャラ橋本に課せられた使命だった。
またPLには独特の付き人制度なるものが存在する。
部屋長の3年生とは別に1人の3年生につき1人の1年生が担当として割り当てられ日々身の回りの世話を行う。
例えば食事は外部から調理されて配送されてくるのだが担当の先輩の好みに合わせる事が鉄則で。
そんな時は肉を洗ってしょうがを落とし先輩の好きな味に調理し直す。
ちなみに白ご飯は米粒がきれいに立つようにフワ〜っと盛るのが鉄則。
失礼します。
もちろん食事は上級生が先。
コンコン!はい!
コンコンはご飯おかわりの合図。
素早く駆け寄っておかわりをよそわなくてはならない。
遅れると…。
ドンドン!
皿がフリスビーのように飛んでくる。
そのうえで連帯責任として1年生全員が娯楽室に集められ教育係の2年生から。
はい!
消灯の午後11時まできつ〜い説教が行われるのだった。
消灯後もまだまだ1年生の仕事は終わらない。
お前…はい。
先輩が寝るまでマッサージ。
更に休む間もなく練習着や下着を洗濯。
少しの汚れも残さず真っ白に。
もちろん1ミリのシワもないようにきれいに折り畳むのが鉄則である。
こうして眠りにつけるのは毎日午前2時か3時ごろ。
そんな24時間緊張しっぱなしの寮生活の中であの甲子園という大舞台でも緊張しないPL魂というものが養われていくのであった。
金村義明。
兵庫の名門報徳野球部には新1年生だけでおよそ120人が入部。
しかしこれが夏の終わりごろには20人強にまで減るのだという。
その裏には一体どんな地獄が。
専用グラウンドがなく他の部と共用する報徳野球部。
1年生の1日はグラウンド整備に始まりグラウンド整備に終わる。
朝7時前には集合し畑を耕すかのごとく整備。
その時登校してくる先輩を遠くに見つけたら。
おはようございます!
(一同)おはようございます!
大声で90度のお辞儀でご挨拶。
更に僅か10分の休み時間の度にグラウンドに猛ダッシュして整備。
昼休みも整備。
練習の前後ももちろん整備。
とにかく一日中トンボをかけるのであった。
練習前のグラウンド整備が終わると高校から海まで往復14kmの道のりを1年生120人全員でランニング。
ランニングが終わると河川敷で…
とにかく過酷な筋トレ。
高校生活全般においても1年生にはさまざまな禁止事項が。
購入禁止。
購入禁止。
靴下は…
ええっ?
もし誰か1人でも破ろうものなら…。
お〜い!
(一同)はい!
集合の刑という名のさまざまな愛のムチが待っていた。
(心の声)≪おおっ…う〜ん!≫
バットを膝裏に挟みコンクリートの上で1時間正座させられる…
昔ながらのウサギ跳びの刑や先輩を肩車しグラウンドを何周も回る…
なかでも最も1年生を恐れさせたのが。
(一同)はい!
剃りの刑と呼ばれる丸刈り刑。
風呂場でT字かみそりを使い自分で頭を剃り上げなければならない。
青春真っ盛りの16歳。
ニキビだらけの頭は血まみれに。
こうして厳しい基礎トレーニングと上下関係の中僅か数ヵ月で100人近くの1年生が野球部を去っていくのであった。
さあ今はどの高校もそういう事はございませんが当時はという大前提でお話を。
今はそれぞれの母校は厳しいですけど当時のあのころを少し懐かしもうという事です。
(ノブ)聞きたいです。
まずはじゃあいかにすごかったか。
元木さん上宮高校。
甲子園出場春8回夏1回。
その春で優勝1回準優勝1回でございます。
プロ野球OB34人。
あと誰いらっしゃるんですか?有名どころだったらやっぱ黒田ですね。
ああ〜っ!
(てつじ)そうなんすか。
で同期で種田さん。
(元木)はい。
三塁…?
(元木)そうですサードですね。
甲子園通算6本の本塁打は清原さんに次ぐ第2位。
(あいはら)ええ〜っ!まあ1位13本ですけどね。
ははははっ。
そして橋本さんはご存じPL学園でございます。
春20回。
優勝3回準優勝1回。
夏17回。
優勝4回準優勝3回。
OB81人。
春夏連覇。
メンツがやっぱり。
立浪さんや野村さん橋本さん。
ほんで片岡さん。
(橋本)はい。
僕らその時近鉄からPLのグラウンド見学に行った事あるもん。
(橋本)あの〜甲子園と一緒なんで土も。
「阪神園芸」さんが整備しに来てくれますから。
甲子園のグラウンドを整備してる「阪神園芸」がPLのグラウンドを整備すると。
だからマウンドの高さももう甲子園なんですよ。
(ノブ)すごいな。
そして我が宝塚の宝兵庫県報徳学園。
甲子園春20回優勝2回。
夏14回優勝1回。
OB25人。
なんと金村さんは…。
これ戦後2人目。
甲子園通算打率が5割7分7厘でございました。
(あいはら)めちゃめっちゃ打つ。
いや一応今年…。
(八光)さすが。
甲子園で。
元木さんどうなんすか?上宮高校に入りましたけど。
これもういろんな高校から来るんですか?話って。
僕は中2ん時に上宮と近大附属にスカウトされたんですよ。
橋本さんは?
(橋本)僕は小学校6年生の時にスカウトされたんです。
小6?
(あいはら)早い時点で。
(津田)早っ。
金村さんは報徳は?いや僕はもう小学校の時に報徳が選抜で優勝して。
それを見て。
うちは母親がねものすごい内職して。
もうほんまそんな裕福じゃなかったから。
(八光)1人だけ何か話が違うよ。
ほんでそのメリヤスのパッチ編んだりしながら小遣いもうて。
(笑い)ほんでもうおやじがダンプの運転手夜勤の運転手やから朝帰ってきて。
「あのユニホームの報徳に入れてくれ」と毎日泣いて頼んだらおやじが「あかん」言うねん。
ほんならそれ母親…。
あんまりにも母親が「それかわいそうや」言うて。
電電公社のあの〜清掃婦募集のチラシ持ってきて。
現NTTね。
電電公社。
(ノブ)電電公社。
(八光)今どき言わないですよ。
電電公社いうて昔言うた。
なっ親方日の丸や言うて。
(ほんこん)おやじは「お前公立中学出て働け。
ダンプの助手せぇ」言うたけど。
「野球リトルリーグ入れてくれ」言うたら「あかん」言うねん。
ほんま。
キャッチボールもした事ないおやじと。
(八光)ええ〜っ!ほんで母親が電電公社行ってくれて。
ほんで報徳入れてくれたんや。
それがハングリー精神になって高校で大活躍するんですけども。
え〜元木さん。
(元木)はい。
上宮高校は天王寺区にあって野球グラウンドは南河内郡。
はい。
(ほんこん)遠いな〜。
(元木)遠いですね。
どれぐらいかかるんすか?
(元木)まあ全部合わせて1時間以上かかると思うんですね。
で3年生退屈するでしょ。
そしたら呼ばれて。
荷物を上置くじゃないすか。
そこちょっと寝転がれとか。
(元木)まあ…「その上でずっとセミの泣き声やっとけ」って言って。
(一同)ええ〜っ。
「ミーンミーンミーン」と。
(元木)はい。
周りは他のお客さんもいてるんですか?
(元木)当然いるんですけど。
結構あの近鉄電車って野球部結構乗ってる。
他の学校も多いんで。
ぐっちゃぐちゃなってるんですよ。
地獄やね。
電車の中でいろんな学校の野球部が集まって1年がここで「ミーンミーン」言うて。
向こうでも「ミーンミーン」言うてるんでしょ。
(元木)だからもう…うちの後輩はみたいな。
だから…
(笑い)あとヒット打って調子に乗るな。
打たなくても調子に乗るな。
とにかく調子に乗るな。
(ほんこん)何やねん。
そういう事でしょ?調子に乗ってたんでしょうね。
橋本さんが3年生の時に1年生の元木さん覚えてます?
(橋本)覚えてますよ。
有名やったですからね。
橋本さんが二塁にけん制。
立浪さんが入って元木さんを…。
(笑い)
(橋本)覚えてるやろ?これほんまですか?
(元木)けん制じゃなくてバントか何か上宮がして僕がセカンドランナーでサードへ行ったんですよ。
でショート立浪さんでカバー来られた時にここで「調子乗んなよ」って言われて。
(橋本)大介と種田はやっぱり1年生から出てたんでこいつ調子乗っとんでっていう話になってたんですよ。
いや違うのよ。
(大悟)実力があるだけでしょ。
大阪の高校生って調子に乗ってるか乗ってないかってすごく大事なのよ。
ねっ。
ほんでやっぱり上宮強かったんで。
やっぱり潰しとかんとあかんねんね。
(橋本)やっぱりいっとかんとっていう。
タツさん立浪がね…「調子に乗んなよ」。
(ノブ)一番怖いです。
もうほんと飛び上がりました僕。
と思って。
ははははは!俺何かしたかな?と思いながら。
ええ〜そして報徳学園。
1年生120人が20人になる。
夏になったら。
特にね地元でしょ。
だから選抜や甲子園出たあとの明くる年はものすごい希望者が。
グラウンド整備がね木のトンボでやってましたけど。
鉄のトンボがあって2人1組でね掘り起こす田植えみたいにするわけ。
土を掘り起こしてダイビングしても痛くない。
甲子園と全く同じ土やから報徳学園は。
だから毎日それをやらか〜くしといてほんで休み時間に石拾い。
それが1年生の仕事。
僕はね。
だから根性のもうその…。
甲子園に出るいうので辛抱する。
水飲んだらあかんって言われるから便所の水もう付いてんのをギリギリ。
ここまでいった事あるわ。
(ノブ)え〜っ!ああ〜あかん!と。
ここはあかん!と。
(八光)はははは。
あかん!ははははは。
人間の尊厳がなくなるみたいな。
そういうところ。
で1年生は「水くんでこい」って言われるのを待ってるから先輩に。
草むらに隠しとけいう時にくみながらピュッとこうなめんのが。
(ノブ)ああ〜なるほど。
それが唯一の楽しみ。
今はちゃんと水飲んだりとかせなダメなんですけど当時はちょっと間違った方向に。
当時は3年生でも水飲んではダメやから。
ボールを…ボールをわざと暴投ほってほふく前進して草むらでこうやって飲んで。
(笑い)それはPLもそんなんですか?
(橋本)PLは先輩が「寮にバット取ってきてくれ」とか。
何か用事頼まれた時にバ〜ッて。
むっちゃうれしいんですけど走っていくじゃないすか。
で食堂で飲みますよね。
意地の悪いやつは「ちょっとツバ吐いてみろ」と。
潤ってるでしょ。
喉渇いてたら真っ白っていうか出ないじゃないですかツバが。
それは…。
先輩がツバ吐けって。
(ノブ)怖っ。
(元木)グラウンドから一歩離れて戻ってきた時に必ずメンバー以外の人先輩が「ツバ吐け」って言う。
(ノブ)え〜っ!?なるほどね。
え〜自販機で…報徳。
紙コップのジュースを買って戻る途中半分ぐらい…。
先輩に頼まれてやで。
半分ぐらい飲むんですって。
で校庭の池の水などを足して渡す。
(八光)うわ〜。
それ腹立つやつにはね。
でカップヌードルありましたけどあれはもう生ぬるい水やったらいいけどしょんべん入れたる時もあんねん。
せやから自分が3年になった時は絶対頼まれへん。
絶対頼まれへん。
(ほんこん)しょんべん!?
(大悟)「しょんべん入れたる」。
ちょっと時代が違うしね。
(ほんこん)ほんまか?まあそういうのもある。
さあいよいよPL学園の地獄の寮生活。
スカウトされた人間しか入部できない。
それも全国からやからね。
(八光)はあ〜。
自分の部屋の…部屋では先輩がいようがいまいが正座。
(八光)え〜っ?
(ノブ)いないのに。
大悟絶対無理やわ。
(大悟)僕もでも野球部でしたからね。
こんなん我慢できるの?
(大悟)でもこう話聞いてたら僕の高校の野球部とは全然違うんで。
こういう高校は結局甲子園も目指してなかったんですよ。
だから楽しく3年間部活動するのとほんまにプロ目指してまずそのためには甲子園に行こうっていう。
死に物狂いですもんね。
(橋本)そうですね。
ええ〜先輩に対しては「はい」と「いいえ」しか言ってはいけない。
あっないんか。
たまに「す〜」ってのがあるんですか?
(橋本)まあ例えばですね清原さんが「桑田と俺どっちが好きや?」って聞かれると。
「お前ピッチャーやからどうせ桑田派やろ」と。
って言われるんですよ。
どう言うんですか?
(橋本)「いや…」って。
「はい」とも言えないし「いいえ」も言えないじゃないすか。
もし「清原さんです」って言うと。
桑田さんに。
チクるじゃないですか。
こいつお前の事うっとうしい言うてたでっていうのがやっぱり頭ん中よぎるんでそん時は「す〜」。
ははははっ!
(笑い)
(大悟)これか「す〜」は。
これやで。
(津田)「す!Aを:9し
eげます」ってそれなんですね。
これやん。
(大悟)困った人間に言うてるんや。
「す!Aを:9し
eげます」。
(てつじ)どっちでもない。
(大悟)どっちでもない。
す〜。
(ノブ)息抜くんですね。
(ほんこん)それで向こうは納得するんですか?
(橋本)「どっちやねん!」とは言いますよ。
「お前ごまかすな」って。
でも「す〜」。
(笑い)
(八光)ええ言葉やな。
(てつじ)究極の「す〜」。
最高の「す〜」です。
(あいはら)かわし言葉としたら。
ああ〜なるほど。
だってあのザコキャラやから秘孔とかでバッてそれ「うわ〜やられた!あ〜べ〜し〜」とかってこうやってわあ〜っ!てウケるっていう役回りでしょ。
(橋本)そうです。
全力でやらなあかんでしょ?全力ですね激しく。
どれぐらい?
(八光)ははははは。
おい!おい橋本。
おい!おお〜!デデデ〜ンデ〜ンデ〜ン。
秘孔突いたろかえいっ!
(笑い)
(てつじ)ここまでやってたんですか?ここまでやってたんですか?
(八光)さすが。
(橋本)まああの〜このおかげでだいぶかわいがっていただけるように。
そうそう。
やっぱり生きていくすべですよね。
付き人制度でございます。
すごい。
カレーの中に先輩の嫌いな野菜が入っていればルーをこして野菜を取り除く。
(ほんこん)ははははは。
(あいはら)そんな好き嫌いを。
全部野菜取るんですよ。
それで猫舌の人とかだと冷凍庫でそれを冷やしとくんですよ。
ちょっと薄〜く膜みたいなん張ってで熱々のご飯でそれを食べるとか。
その逆のパターンもあるんですよ。
桑田さんは「ライス凍らしといてくれ」って言うんででその熱々のルーをかける。
(ノブ)「ライス凍らしといて」ですか?
(橋本)まあ冷やしてね。
そういう先輩の好みも1年生付き人は把握せなあかんから。
「カチコチ」と「ひでぶ〜」と。
ねっほんでこれ。
コンコン!ってやったらもうおかわりね。
(橋本)そうですコンコンってやると。
「はい!」って。
(ノブ)それまでは立ってるんですか?ずっと立ってます前に。
前に立ってね。
(ノブ)そういう事を清原さんもしてたって事ですか?1年の時。
(橋本)してましたよ。
だから清原さんは「1年生で4番でプレッシャーないですか?」って言われたらこんな試合のプレッシャーよりも寮での生活の方が厳しいから全然屁でもなかったって。
(ノブ)ええ〜っ!さあそして寮の食堂には赤丼。
外が赤く中が黒い赤丼と呼ばれる特別なおわんが3個から4個だけあったと。
まあキャプテンともちろん清原さんとかあの〜やっぱりレギュラー陣のそん中でも力ある人たちにまあ僕ら付き人は持っていくんですよ。
それにご飯入れて。
それじゃないと怒るんですよね。
あっ俺赤丼ちゃうねや。
あっ俺は主力じゃないんだ。
(橋本)ふ〜ん何やこれみたいな。
だからもう…赤丼の取り合い。
はい。
(ノブ)めんどくせぇな。
1年の赤丼の取り合い。
うちの先輩に赤丼食べさしてやりたいから。
ほんなら僕ら1年「お前ええやんけあいつは」っていうね。
1年生同士で。
1年生同士でね。
あの人に出しといた方が平和やねんから。
(笑い)
(橋本)でまあそこでいざこざですよね。
(ほんこん)面白いな。
(橋本)ただやっぱり丼中黒いんでねちょっとでもあの〜ご飯粒付いたりしたらのり状なるじゃないですか。
目立つんですよ汚れが。
米切るんですよ。
すし屋でもやってんのかないうぐらいのね。
バ〜ッてやってそれでふんわり。
まとまってるとバ〜ンって捨てられますし。
(ノブ)ええ〜っ!ええっ!
(橋本)「こんなんかたいやないお前」。
(ノブ)すっごい。
それその会話が18歳と16歳やで。
(ノブ)ねえ。
ただでも日々そういうプレッシャーの中頑張ってるからちょっとした言葉がもう至上の喜びというか。
(笑い)
(てつじ)そこは高校生なんや。
先輩のマッサージの時にちょっとフルーチェ出すとか。
(津田)ははははは!
(八光)できた後輩やな。
(橋本)今日一日お疲れさまでしたっていう感じで出して「おっ!」…
(笑い)
(てつじ)うれしい?
(橋本)うれしい。
(ほんこん)「ありがとう」でええやん。
ゾクゾクって?
(橋本)それが…。
(ほんこん)それが欲しいん?もう毎回。
甘いもんとかジュース禁止なんでそしたらご機嫌になるじゃないすか。
「お前の分あんのか?」みたいな。
「あっはい」ってそこはもう…。
「はい!」ってあんまり言い過ぎると「何お前計算しとんねん」ってなるんで。
「はい」。
どういう「はい」するんすか?
(小声で)「あっはい」。
ははははっ。
(てつじ)「す〜」と「はい」の使い分け。
(ほんこん)うまいな〜うまい。
うまいですね。
ほんなら「お前も食えや」と。
「お前じゃあ今あんのか?」言って「あっ冷蔵庫に…」「持ってきて一緒に食おう」とか。
でもいきなりはダメなんですよ1回目にやると。
段取りがあるんですね。
(橋本)1回目は「ないです」って言ったらひと口だけくれたりとか。
はいはいはい。
先輩がこう「ひと口食えや」の時やっぱり後輩でも…ってこう。
その時はちょっと「す〜」ですね。
す〜。
(笑い)
(ノブ)「す〜」がよう使われるなぁ。
(八光)はははっ!難しい難しいな。
食事の時に残しておいた自分の肉や卵を使って丼を作って先輩に。
(あいはら)ええ〜っ!
(八光)すごい。
自分のは食べずにカツ丼作ったりとか。
はいはい。
マルシンハンバーグ焼いて。
先輩のために。
卵でくる〜ってオムレツ風にしたりとか。
(八光)ええ〜っ!グレープフルーツとかね一つ一つこうむいてですね。
はははははっ。
皿に1個ずつ…。
(笑い)
(ほんこん)何やねん。
何やねん!野球をせぇ野球を。
いやいやいやそれがそういうねいうたら…。
いかに相手がどう思うかを考える時に…。
18.44のこの空間。
あれどう考えてるかと。
ピッチャーとバッター。
この人はここが好きやと。
例えばね。
常に真ん中に投げるように。
す〜。
すごい。
(笑い)
(てつじ)「す〜」が染みついてますね。
染みついてる。
ええ〜高校までは歩調で登校ってどういう事なんですか?2kmぐらいあるんですね寮から学校まで。
「歩調〜歩調〜」ってまあ号令かけて1年生全員で並んでですね足そろえて行くんですよ学校まで。
(ほんこん)軍隊。
(橋本)軍隊みたいに。
どんなん?「歩調〜」。
「歩調〜歩調〜おせっ!1そ〜れ2そ〜れ3そ〜れ4そ〜れ1おしっ2おしっ3おしっ12341234」っていうのを繰り返して行くんです。
(ノブ)覚えてる。
(橋本)はい。
ほんで2年生が周りに付いて。
3年生はバラバラで。
途中で3年生がいて「もうそんなんもうええよ」って言うと歩調やめてええ事になってるんでしょ?はい足だけそろえて行くんです。
(あいはら)足はそろえんの?はい。
桑田さんはいつも「いいよ」って言ってくれるんですか?
(ほんこん)へえ〜。
(あいはら)優しい。
ものまねやね?一応ものまね。
こんな感じなんすか?「いいよ〜」。
「もういいよ〜」って。
清原さんは言わないんすか?
(橋本)清原さんは…まあ「うるさい」って言ってやめさしてくれたりは…。
なるほどなるほど。
それぞれキャラクターに沿ったやめ方。
ええ〜そして1年の禁止事項多いんですよ。
女の子との会話禁止。
はい。
女の子を見る事も禁止。
(あいはら)見る事も!?あと学校の窓を開ける事を禁止。
もう…
(ほんこん)刑務所や。
(あいはら)刑務所よりきついっすね。
ええ〜あと金村さんは高2でナンパにいそしむ。
いやもうだから1年生の…今言ってんのはね1年生から新チームまでの間やから。
下働きから少し解放されるように徐々になっていくわけ。
そういう時は男子校ですからもんもんとしてますよね。
うんうんうん。
報徳学園まあわかると思いますけども近所に女子高がいっぱいあるから。
…なんだそうです金村さんは。
(ほんこん)知らんがな!興味ないわ。
いや誰でもそうや思うけど。
相手がその気がある場合はしばしばフカヤ君?同級生の。
同級生のフカヤ君の勉強部屋を2時間ほど貸してもらって大いに相互理解に育んだのであった。
(八光)ははははっ!
(てつじ)甲子園の話。
(ほんこん)そやそや甲子園。
何ですか?皆さん。
(ほんこん)野球の話。
わかりました。
(ほんこん)誰が興味あんねん。
おっさんの青春の性の話。
(てつじ)グローブをつけてください。
1989年春大阪上宮高校の4番ショート主将として選抜に出場しチームを準優勝に導いた元木大介。
甘いマスクの超高校級スラッガーは瞬く間に甲子園のアイドルと化し練習への移動大阪地区予選など元木の行くさきざきに女性ファンが。
はい。
はい。
そのため後輩たちが四六時中張り付いて女性ファンから徹底ガード。
夏の甲子園では更に人気が過熱。
開会式には元木目当ての女性ファンが球場の外に殺到。
そのため。
・元木君サインくださ〜い!
球児たちは通常甲子園の外で待機するのだが上宮高校は別場所に隔離されるという異例の事態にまで発展したのだった。
最後の夏は準々決勝で敗れたもののドラフト1位の有力候補に。
しかし…。
1位指名されたのは巨人ではなく福岡ダイエー。
これを元木が指名拒否すると…。
それまでさんざん持ち上げてきた世間やマスコミは手のひらを返したように元木を大バッシング。
≪俺…≫
傷ついた甲子園のアイドル。
当時17歳の元木大介は1人1年間ハワイへと逃亡するのであった。
地獄の寮生活で精神力を徹底的に鍛えられるPL野球部。
上級生となって試合に出るようになると名門のブランド力というものを改めて実感させられるようになる。
PLのユニホームを見るだけで相手チームが声をかけてくる。
すいません。
あの…PLいうだけで。
他校の部員からいつも尊敬と羨望のまなざしを向けられるのであった。
また地方遠征に行けば町を挙げてのお祭り騒ぎで迎えられる事もしばしば。
うわ〜。
すっげぇな〜。
たかが練習試合なのにグラウンドには特設スタンドが設けられ地元の人で超満員に。
更に試合が終わると…。
高級料亭に招かれ超豪華な食事で歓迎を受ける事もよくあったという。
こうして野球の実力もさる事ながら圧倒的なブランド力にも支えられ…
更に同学年から橋本をはじめ立浪野村片岡と4人のプロを生み出したのだった。
1年…
厳しい報徳野球部で野球漬けの毎日を送っていた金村義明。
・おはようございます!
高2の夏新チームに切り替わった時にはエースで4番。
名実共に野球部で一番偉い人になっていた。
えっ!
投手で入ってきた1年生を鶴のひと声ならぬ金村のひと声でキャッチャーにコンバート。
更に…。
どこ行ってんねん。
練習終わりには制服丸刈り頭でスナック喫茶に入り浸り。
当時はやりのインベーダーゲームで動体視力を鍛え…。
・くちなしの花の
人前で渡哲也を熱唱しマウンド度胸を養ったのであった。
そんな努力のかいあって3年生の時には春の選抜に続き夏の甲子園出場を決めた。
しかし当時の高校野球界には大ちゃんフィーバーが吹き荒れ全ての女性ファンの視線は荒木大輔に注がれていた。
…と恨みを募らせた金村は開会式で荒木を見つけるやいなや…。
おお…ははははは!はい?
高校野球界のアイドルをとりあえず威嚇。
それが功を奏したかはわからないが3回戦で早稲田実業と対戦した報徳は延長10回サヨナラで早実を撃破。
自分の縄張りを荒らした荒木をやっつけたった〜!という意義ある勝利に男金村はこんな言葉を残している。
この勝利で勢いづいた報徳学園はそのあと見事全国制覇を成し遂げた。
しかし!
ついに甲子園のヒーローに成り上がった金村を…。
それは…
あ痛たたたた…。
いっ…。
金村の下半身に強烈な痛みが。
(ほんこん)最低やな。
≪あっちゃ〜!≫
大きな病院で診察してもらう事にした金村だったが…。
あれ?えっ?ああいや…。
えっ?ああいやいや。
大丈夫か?大事な時やぞ。
甲子園のヒーロー金村はすぐさま顔バレ。
はい。
泌尿器科!?
プロ入り前の大切な体。
このあと医者からもこっぴどく叱られたのは言うまでもない。
金村さん…
(笑い)しょうもない。
ごめんなさいね。
しょうもないオチですいません。
(ノブ)泌尿器科オチはないわ。
チャンチャン!みたいな。
いや時代やないよほんとに。
春夏連覇です。
それはすごいですねやっぱり。
(橋本)まあすごかったですね。
で他の高校からするとやっぱり一緒に写真撮りたいしちょっと帽子かぶらして。
(橋本)あっそうです。
リハーサルん時とか開会式ん時とかにそ〜っと来るんですよ。
「いいですか?」つって。
「帽子ちょっと触らしてもらっていいですか?」とか「ここのマーク触っていいですか?」とか。
ほんで記念撮影。
「ああいいよ」みたいな。
みたいな感じで一応やっぱそらね。
(ノブ)スターやな〜。
練習試合でもお客さんがたくさん来ましたから。
はい。
入りましたね。
いやすばらしい。
僕らは近鉄で…
(ノブ)ええ〜!藤井寺球場の…ほんでこないして…
(八光)ははははは!
(津田)プロが?ほんまやねん。
(ノブ)プロでしょ。
いやほんまや。
プロが。
うそばっかりや!もう。
さあ元木さん!
(元木)はい。
自分としては巨人に行くつもりやったから断ったらもうバッシング。
すごかったですか?もうほんとに毎日ですね。
もう生意気だどうのこうので。
毎日スポーツ紙は1面で。
おふくろが洗濯もん干してても撮られるんですよ。
(ノブ)ええ〜。
(元木)一歩も出れない状態でおふくろはちょっとノイローゼ的になって倒れてしまったんです。
その時にハワイ行けへん?っていう事になって。
僕ハワイも行った事ないし…。
そういう状況だったんで家族がもう。
もう二つ返事で「はい」って。
どこかわからなかったですハワイも。
ワイキキから車で約1時間ぐらいの所の田舎町でホストファミリーの庭の6畳ほどのプレハブ小屋で暮らしてたんですって。
(ノブ)ええ〜っ。
(元木)じゃないとマスコミが来るんで。
いやトミーには世話に…。
少年野球教えてたんで大工のおっさんが。
ちっちゃいマシンとボールをたくさん持ってたんです。
きったないボールを。
バッティングできるかもと思って1回頼んだら「いいよ」っていう事で大工のおっさんと毎日マンツーマンで。
バッティングしてもだだっ広い球場なんで。
河川敷みたいな。
いろんなとこ打ったら全部2人で球拾いせなあかんので。
たまに日曜日地元の草野球チームに入れてもらって試合するんですけど…
(ノブ)怖い怖い怖い。
もうほんとにレベル低かったんで。
終わってからビールバンバン飲んでるやつらばっかりなんですよ。
俺何してんねやろなって。
すごい1年間ですよね。
もうあの〜。
つらい思い出?つらい思い出しかなかったですね当時は。
で1年後プロに入った時プロのスピードの速さにがく然としたっていう。
いや全然違うんで。
(元木)キャッチボールしててもうわっこんなボール捕るんやみたいな。
トミーと違うって。
(元木)トミーと全然違うし。
なんてとこ来てもうたんやと。
(元木)いや〜失敗したと思いましたね。
でもやっぱり負けず嫌いっていうのがあるんで。
よくね「あの人は今」みたいなよく…。
そういうのだけにはなりたくないっていう気持ちがあって。
で業師っていう何かねいうたらひとの嫌がるプレーをするとか。
(元木)だから何か生きていく目立つっていうので誰もいないプレーヤーになりたかったんです。
(あいはら)はあ〜。
すごいですよね。
さあそして金村さんでございますけども。
エースで4番。
(ノブ)ええ〜っ。
地球は俺中心に回っている。
そういう時期もありましたけどね。
俺は金村やと。
そういう時期もあったけど僕の同級生のキャッチャーはねシニアで有名な選手でもう肘が曲がってたのよこんなんして。
セカンドようアウトにせぇへんから。
同級生でバッティングはいいんやけど。
そやからもうこんなんあかんと。
「どっかお前行け」と。
(ノブ)「行け」。
かわいそう。
だってエースで4番やから「お前どっか行け」と。
ほんならライトの方行きましたわ。
ほんでキャッチャーは肩の強いやつ。
そいつピッチャーやったんやけどキャッチャーせぇと。
僕がサイン出してた。
(ノブ)ええ〜っ。
すごいでしょ。
エースで4番で自分でサインやで。
超ワンマン。
監督はね××××のおっちゃんやってん。
(一同)ええっ!?
(ノブ)報徳?
(大悟)監督が?報徳の?だから教えてもうたのは「レフトにボカ〜ン!いけ」とか。
(笑い)いやほんまやねん。
「ライトにポンと」「ポンと打て」と。
ほんでサインも一応あるんやけど。
バント…触ったらバント。
「相手もわかってんのにな」言うたら「わかってでもやれ」と。
それが教えやってん。
(ノブ)自分でやるしかないですね。
自分がランナーの時もバッターとヒットエンドランのサイン出して自分で走ってヒットエンドラン。
えっ?ランナーで?そう。
ヒットエンドランのサイン出してるんですか。
どんな高校生。
「自分で出した」監督は記者には言うてた。
「いつも練習から自分らでサイン出してやらせております」言うてた。
(笑い)
(あいはら)はあ〜。
だからこそほんま夜な夜なスナックに行ってはインベーダーゲームで動体視力を鍛えたり。
それねスナックいうたら言い方おかしいわ。
昔は僕らの時代はね昼間喫茶店夜スナックというね。
ありましたありました。
インベーダーUFO出てくんねんけど。
名古屋撃ち。
名古屋撃ちはあんなん邪道やと。
ほんとの動体視力と指技で…。
(大悟)ごめんなさいね。
(ほんこん)何やねん。
甲子園の話聞きたい。
選抜1回戦で槙原…巨人の槙原投手を威嚇。
(大悟)威嚇?1回戦の相手は大会屈指の速球投手と評判高い槙原。
愛知の大府高校。
(ノブ)強い強い。
チームメートと一緒に槙原っていうのを脅しに行こうと入場行進直前で槙原を発見。
「こら!お前が槙原か!ジャイアント馬場みたいな間延びした顔しやがってかかってこんかい!」。
(てつじ)何しに行ったんや。
言い方おかしい。
毒づいた。
毒づいて「やったった」っていっていざ試合始まったら槙原さんが147キロの速球を投げたの見てベンチでひっくり返った。
これはあかんと。
槙原君がね第1球バ〜ン投げてん練習で。
ブルペンで投げてる時からざわめいてた。
速いから。
ほんでマウンドでバ〜ン投げたら静まり返った。
し〜んと。
ほんっとに速かった。
(ノブ)へえ〜。
そん時にご自身は何キロぐらい?僕はね野球漫画よく見てたからね1球目初めての甲子園でバックネットにバシ〜ッ当ててねっビビらしたろうビビらしたろう。
(笑い)ほんでバ〜ッ投げたら中途半端な暴投みたいになってあいつ舞い上がっとるみたいな感じになって。
ネットまで届かんと。
結局まっすぐだけ負けじで投げたら2回でボコボコ5点取られてん。
3イニング目から変化球ばっかり。
内心泣きながら。
怖い怖いって。
もう腹立つ〜いうて。
(大悟)逃げのピッチング。
負けるんやけど5対3で。
ただ金村さんはホームランを含め3安打してん。
140何キロ打てましたね。
いや短く持って。
ほんまバッティングの練習あんまりしてないんやで。
そやから俺勘違いして天才や思てん。
それかもう宝塚の清荒神さんがお守りでついとると。
(八光)ははははは。
いやそやないと…。
(津田)漫談が。
(ノブ)話が…。
いやほんま3本。
ホームランツーベースシングルヒット全部打った。
「かかってらっしゃい」と。
「大ちゃん」と。
夏の甲子園で大ちゃんフィーバー吹き荒れる中開会式直前荒木を見つけ近寄り「君が荒木君か!」とどう喝にも似た挨拶をした。
いやいや。
もう選抜で槙原に失敗してるからどう喝はしないですよ。
どういう感じ?年下だからね。
「かかってらっしゃい」。
「大ちゃん」と。
向こうは何て言ったんですか?いやぽか〜んとまたしてましたね。
実際の試合はどうでした?いや荒木はもう精密なコントロールで。
超人気。
まあ元木も人気ありましたけどねもうす〜ごい。
そこでね7回ぐらいまでいい勝負してたんやけど僕がまた打たれてしまってもう諦めてたらその…。
ほんと打たなかったチームメートが打ってくれて。
仲間が助けてくれたわけですよ。
(ほんこん)言い方がおかしい。
ほんまやん。
9人レギュラーいて予選7試合で3人ノーヒットやで。
言った事あるもん俺。
「何でうちのチームだけ6人で試合しとんねん」。
言ったよ。
(ほんこん)嫌なやつやな。
それが甲子園っていう所はね育てんねん。
奇跡的に打ってくれてほんで逆転勝ちして。
それでそこからどんどんどんどん乗っていって。
優勝するんですよ。
でドラフトなんですけど。
近鉄に入った事がよかったんちゃいます?金村さんのキャラクターと合って。
でも僕は近鉄全く知らなかったからね。
怖かったもう。
当時は。
(てつじ)残酷物語が始まるんですね。
そこから残酷物語始まりますから。
高校であんだけ厳しかったのにプロ入ってまだどつかれんねんからね。
津田。
正直…す〜。
それは…
(ほんこん)そうや。
俺らがわあ〜ってはねられへんやん。
今のんどっちか。
ほんまや。
(八光)上級生厳しい。
(ほんこん)おい。
(津田)ほなそう言うとけや!こんなんPLで考えられへんでしょ?
(橋本)もういなくなりますね。
はははは!おいしいビール飲めそうですか?うん今日はハイボールからいこうかな。
2015/11/04(水) 04:30〜05:25
関西テレビ1
マルコポロリ![再][字]【高校野球物語▽報徳・金村義明×PL・橋本清×上宮・元木大介】
報徳学園・金村義明×PL学園・橋本清×上宮高校・元木大介…今だから話せる名門野球部の厳しい掟と地獄の日々&甲子園舞台裏!
詳細情報
番組内容
『報徳学園・金村義明 81夏優勝』
◆過酷な練習と厳しい上下関係、様々な禁止事項&〇〇の刑…の生き地獄
◆腹立つ先輩へのささやかな抵抗は頼まれたカップ麺に〇〇〇〇を
◆スナック喫茶に入り浸り、ゲームで動体視力を鍛え、ナンパにいそしむ
◆甲子園では槙原寛己・荒木大輔を次々と威嚇
◆高校日本代表で韓国遠征…金村を襲った珍悲劇
番組内容2
『PL学園・橋本清 87春・夏連覇』
◆地獄の寮生活。部屋長はあの清原和博!いつでもどこでも秘孔を突かれ派手に爆死
◆「俺と桑田どっちが好きやねん?」の質問には…魔法の言葉で対応
◆独特の“付き人制度”にア然
◆喜びは…「気合い入ってるやん」のお言葉!それが欲しくて様々なサプライズを演出
◆圧倒的なブランド力!他校部員からはサインや写真をおねだりされ
番組内容3
『上宮高校・元木大介 89春準優勝』
◆打っても打たなくても先輩から「調子に乗るな」
◆練習グラウンドが遠く電車移動!先輩の暇つぶしに網棚で“セミ”に
◆行く先々に女性ファンが殺到!いつも後輩が徹底ガード
◆ドラフト指名拒否で大バッシング!マスコミから逃げるためハワイへ
◆練習相手は大工のおっさん!どんどん野球が下手に…
出演者
【ゲスト】
金村義明(報徳学園)
橋本清(PL学園)
元木大介(上宮高校)
【MC】
東野幸治
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
【芸人リポーター】
ほんこん
メッセンジャー・あいはら
月亭八光
シャンプーハット
千鳥
ダイアン
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:33985(0x84C1)