グレーテルのかまど「桐島かれん・洋子のフローズンクッキー」 2015.11.04


バターたっぷりサクサク食感が特徴の…冷凍した生地を食べたい時にスライスして焼けばいつでも焼きたてのおいしさが味わえるクッキーです。
このフローズンクッキーが子どもの頃の何よりの思い出だというのはモデルの…作家である母桐島洋子さん。
仕事で多忙な毎日でも冷凍庫にクッキー生地を欠かしませんでした。
手作りのクッキーには洋子さん流子育てのこだわりが込められていたのです。
厳しくも優しい母の生き方をずっと見てきたかれんさん。
今日はフローズンクッキーに練り込まれた母と娘の絆をひもときます。
光る石をたどれば行き着く不思議な家にあのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの末裔が暮らしています。
彼らが振る舞うおいしいお菓子の物語をご賞味あれ。
う〜ん。
姉ちゃん何時に帰ってくるの〜?姉ちゃんは何時に…。
もう…。
どうしたの?何でそんな泣きそうになってうろうろしてんの?どうしたの?いやちょっとかまどこれ見て。
う〜ん。
いやいつ帰ってくるのか分かんないのにさ…。
大体ね「いつでも焼きたてのクッキー」なんてありえないでしょ?僕だって忙しいからさ…。
ハハハハハッ…。
どうしたらいいの?かまど助けてよ。
じゃあしょうがないな。
ありますよ。
ある?あるの。
いつでも焼きたてにするクッキーね。
本当?見てみ!それそれ。
あるのよ。
あるのかな?あるのよ。
すごいから。
あっこれか!…という事で今宵ひもとくのは桐島家のフローズンクッキー。
19歳でデビュー以来モデルとして第一線で活躍し続けている桐島かれんさん。
母は作家の桐島洋子さん。
仕事を持つ母親がまだ少なかった時代ベストセラー作家として多忙な日々を送っていました。
こんにちは。
よろしくお願いします。
かれんさん。
洋子さんってどんなお母さんだったんですか?うちの場合はお友達が来ると母は物書きで家で大体原稿書いてますんで日中も仕事してる状態で…。
何も出してくれないからうちの場合は。
そうすると…友達がたじたじしちゃうぐらい。
(かれん)それはルールとして幼稚園としてあったけれどそれでも母親は行かない。
運動会にも来てくれた事ない。
授業参観にも来てくれた事がない。
厳しくはないんですが子どもレベルに自分を落とさないというか…家の中では威厳のある…。
父親っていうより…子どもたちだけのおやつタイム。
しかしそこには洋子さんが用意してくれた取って置きのスイーツがありました。
母が多分仕事で忙しくて私たちのために出来たてのおやつがなかなか作れないからっていう事で多分考えて作ったレシピがあって食べたい時に冷凍庫からクッキーの生地を取り出してもうカチカチになった生地を包丁でトントントンと薄くスライスしてトースターで焼くだけなんですけれどそれがすごく大好きで…。
いつも冷凍庫に入っていたクッキーの生地。
焼きたてを頬張るとバターの香りが口いっぱいに広がります。
それは愛情たっぷりの母の味でもありました。
食べた時に温かいクッキーって最初軟らかくてその感触を少しずつ…今度はちょっと冷めたの。
しばらく置いてちょっと固まったのっていうね何段階かでクッキーも楽しめて…。
でもやっぱり手作りの味がするんですよね。
(かれん)仕事もバリバリしてましたしでもお料理が好きなんでお料理もバリバリ遊びもバリバリっていう感じで…。
へえ〜。
かまどこれさ冷凍庫にクッキーの生地入れてあったらいつでも焼きたてクッキー食べられていいね。
でしょ〜。
かれんさんは子どもの頃から自分で焼いてたんだね。
そうよ。
子どもにとってはとっても何か楽しい事だったんじゃないかなと思うけど。
ちょっとかまどこれさ俺たちも姉ちゃんに焼きたてクッキー食べさせてあげられるんじゃない?そうね。
じゃあやりますか。
かれんさんの思い出の味作りましょう。
じゃあ味わいのキメテお願いします。
はい!大人が楽しめる上品な味を目指します。
すごい今キレがあったねキレがあったね!はいまずは基本のクッキー生地を作りますよ。
オーケー!早速オキテいきましょう!今回は食べた時にサクサクホロホロっとこう…軽い食感にしたいのでバターが多めとなっております。
多めで…。
じゃあそこに砂糖と塩。
一気に入れすり混ぜ。
じゃあ卵黄を加えますよ。
これ何度もやってるね。
この感じ。
そうだね。
何回やったでしょうね。
さっくりですね。
さっくりですよ。
これ混ぜ過ぎちゃいけないやつですね。
混ぜ過ぎちゃいけません。
それを桐島家ふうにシンプルな棒状にまとめていきます。
生地をペチペチペチとたたいて空気を抜きたいまずね。
たたく?そうそう…。
棒状にするんでしょ?これ。
空気抜く空気抜く。
棒状棒状。
空気抜いて棒状。
このぐらいですか?20センチぐらいかな?どうですか?このぐらいですか?うん…いいですね。
これ空気抜いとかないと生地に空気の穴が出来ちゃうんですよ。
ちゃんとペチペチたたくのは大事。
それはあれですね嫌ですね。
はいじゃあ冷凍庫に大体1時間から2時間ぐらい冷やし固めて下さいな。
冷凍庫入れました。
キレッキレで振り返ってひと言どうぞ。
1〜2時間でフローズン!ベストセラー「聡明な女は料理がうまい」をはじめ数々のエッセーを発表している作家桐島洋子さん。
私生活ではアメリカ人のパートナーと未婚のまま3人の子どもをもうけ女手一つで育てました。
子ども目線には絶対下りない子育てだったそうですが?そんな洋子さんですがどんなに忙しくても子どもの食事やおやつは手作りにこだわったそう。
まあ常識的に言ってそれは…フローズンクッキーは洋子さんが料理上手な母から教えてもらったもの。
友達がみんな「おやつは何がいい?」って言ったら「フローズンクッキーがいい」っていう感じ。
母から受け継いだぜいたくなクッキー。
洋子さんはそこにさまざまな素材を加えてお気に入りのフレーバーにアレンジしていました。
そのココロは?洋子さんエッセーの中でこんな一文を書いています。
たかがクッキーされどクッキー。
洋子さんの手にかかればお菓子作りもクリエーティブな仕事だったんですね。
聡明な女はやっぱり料理もお菓子もうまいですよね。
ほう〜。
洋子さんこれかっこいいというかすごいね!子どもの目線に下りないんだよ。
だからやっぱり超放任なんだけれどもでも料理とかお菓子は絶対手作りっていうこだわりが十分な愛情だと思わない?これ。
確かにね。
それで洋子さんがクッキーに混ぜていたのがこちら。
この7つが桐島家の定番フレーバーだったのよ。
これですね?これ渋いねセレクトが。
絶対子ども「え〜?」みたいな。
でもさこれココアとかはいいんじゃない?甘いしさ。
ちょっと味見して下さい。
ちょっと味見してみましょうか。
ココア頂きます。
うん!?ハハハハハッ…。
何だその顔。
渋いぞこれは!はい黒板見てみ。
黒板。
何?あれ?姉ちゃんの伝言増えてんだけど。
増えてるでしょ?どういう事?「ありきたりはイヤよ!」。
意味が分からない。
桐島家のバリエーション見てきたでしょ。
見てきたよ。
それで「ありきたりは嫌だ。
自分で考えて」って事じゃない?僕が考えるの?バリエーションを?無理でしょ?決めつけないでそれは。
もう待ちたくないからかまどが取って置きのフレーバーを提案しましょう!ありがとうかまど!フローズンズン!ズンズンズン…。
あれ?何かいっぱい出てきたけど。
何だこれ。
はあもう疲れた本当に。
マジック疲れんだから。
これバジル?バジルですよ。
フレッシュなハーブもいいんだけど失敗がないのはドライの方がいいですね。
はい入れます。
スイーツにバジルっていうのは…。
合うって言ってるじゃない。
クッキーに合う?超オススメだから。
次は?カレー粉。
カレー粉ね。
そこにプラスでオレンジピールも入れたい。
はいオキテお願いします。
どういう事これ?フレーバーはねこれから生地に混ぜていくじゃない?このフレーバーが大きすぎたり入れ過ぎたりとかするとあとで切る時に崩れたり焼いた時に割れたりしやすいので。
そういう事ね。
5ミリ角。
じゃあこのぐらいですね。
うん。
でもこれやっぱりいっぱい食べたいから入れ過ぎちゃう人いるんじゃないかな?それね本当に失敗しちゃうから。
そこはぐっと我慢して。
はいフレーバーを書いて貼っておくと…。
そうそう。
間違えなくていいですからね。
「カレー&オレンジ」と。
これでオーケーねかまど。
はいもうそれで出して切るだけですから。
よ〜し入れとくよ。
フロ〜…。
えっ何?これで…。
振り返ってどうぞ。
フローズンズン!この日久しぶりにフローズンクッキーを作った洋子さん。
長女かれんさんと思い出のクッキーを囲んで話をしようというのです。
焼けましたよ。
わ〜いい匂い!あ〜いい匂いがする。
どうぞ。
じゃあ紅茶を…。
懐かしい!ああそうなの。
私は…。
うん。
おいしい。
懐かしい。
こっちでも焼きたてで一番温かいじゃん。
(かれん)おいしい。
今やかれんさんも大学生の娘を筆頭に4人の子どもを持つ母親。
子育ての苦労やってみて初めて分かったとか。
そうよかれんさん。
洋子さんのクッキーには子どもの自立を促す母の愛情がたっぷり注がれているんですからね。
おっ!かまど見て下さい。
いい感じのこの冷えっ冷え具合。
あ〜冷たい冷たい。
硬いの?硬いね。
カチカチです。
硬いねカチカチね。
さっさと外して。
そして5ミリぐらいにスライスしてほしいんです。
5ミリ?ほら切りやすいでしょ?切りやすい!これ何で冷やしたと思う?切りやすいように。
はい。
このぐらいですかね。
鉄板載せるでしょ?ちょっと隙間開けて…。
広がってくるからね。
くっついちゃうからね。
こんな感じかな?そうですね。
じゃあじゃあそれを170度で約10分焼きましょうか。
分かりました。
10分です。
よいしょ。
ちょっと一息TeaBreak!芸術的なフローズンクッキーをご紹介!見て下さい。
この愛らしい猫ちゃん。
これもフローズンクッキーの特性を生かして作られているんですよ。
作っているのはお菓子作家のイトウユカさん。
黒い生地はブラックココアパウダー入り。
これだけのパーツのクッキー生地を冷凍しておいて…。
切ったり…挟んだり…載っけたり…こんな金太郎飴みたいなクッキーが作れるのは生地が冷えて固まっているからこそ。
切り口も…ほらとってもシャープでしょ?コツさえつかめばアイデア次第でいくらでもかわいいクッキーが作れちゃう!見ているだけで楽しい気分になれるフローズンクッキー是非お試しあれ!よいしょ。
お〜!焼きたてですからねかまど!うわ〜いい匂いが。
いい香りですね。
してますよ〜。
ちょっとおなかがすいてきたので1枚ちょっと…。
頂きます!
(チャイム)おっ!姉ちゃん帰ってきた。
姉ちゃんお帰り!クッキーね焼きたてです!お帰り。
シンプルで上品な味わいのフローズンクッキー。
サクサクの食感とふわっと漂うバターの香りがたまりません!さまざまなフレーバーでオリジナルのアレンジを見つけるのも楽しみですね。
取材にバカンスに子どもたちを連れてよく旅をしていた洋子さん。
50歳の時には「家族卒業旅行」と題して成長した子どもたちと世界一周の旅をしました。
当時22歳だったかれんさん。
今年の夏当時の洋子さんと同じ50歳になりました。
私ずっと子どもの時からお母様にいつか世界一周の旅行のプレゼントをするって約束してたのね。
まあ私が今回50になったので家族卒業大旅行のお礼の代わりに母とでスリランカとモルジブに行ってきました。
かれんさんの誕生日と洋子さんの喜寿の祝いを兼ねた家族旅行。
とうとうかれんさんも子育て卒業ですか?まだねちっちゃい子がいるんだ。
母よりプラス1人…。
うちの母は3人で終わってるけど私4人いるんでまだ小学生がいるんですよ。
だからまだまだ実は…子育てから完全に自由になってませんけれど。
いい収穫祭になるといいなと思ってますけれど。
独自の子育てを貫いた洋子さんとその背中をずっと見てきた長女かれんさん。
時には反発し合いながらもお互いを尊重して歩んできました。
フローズンクッキーはそんな2人の間をつなぐ大切な絆の味だったのです。
今日の「グレーテルのかまど」いかがでしたか?洋子さんの子どもの目線に下りない子育てというのは最初は厳しすぎるんじゃないかなと思っていたんですが物語をひもといていくにつれてかれんさんたちに対する思いや考えがフローズンクッキーを通して伝わっているという事が分かりました。
たかがクッキーされどクッキーですね。
ではまたこのキッチンでお目にかかりましょう。
ではちょっと失礼して。
頂きます!まずはプレーンからいきます。
また決めたね。
決めるしかないね。
バター多めだからやっぱりサックサクですね。
ちょっとバジルをね…。
こっちに割と裏が見えてるんだよねクッキーの。
おお!風味がすごいねこれやっぱり。
合うでしょ?うん。
よしじゃあこの一番気になっていたカレー&オレンジ。
はい。
う〜ん驚き!合います。
合うでしょ?すごいおいしいでしょ?びっくりしました今。
ちょっとこれなら姉ちゃんも食べたい時に自分で焼いて食べれるんじゃない?冷凍しとけばって事?焼いて食べると思う?えっ無理かな?絶対焼いてって頼まれるでしょ。
焼くぐらいできるでしょ。
今までずっと言われてきたでしょ。
ずっと言われてきたな…。
急にあったからって焼かないでしょ。
それを考えてよ。
分かりました。
ずっとそばにいなきゃ駄目な訳。
ねっ?2015/11/04(水) 10:30〜10:55
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グレーテルのかまど「桐島かれん・洋子のフローズンクッキー」[字][デ][再]

食べたいときにいつでも焼きたて!バターたっぷり、歯ごたえサクサクのフローズン・クッキー。モデル・桐島かれんと、母で作家の洋子。母娘をつなぐクッキーの味わいとは?

詳細情報
番組内容
モデル・桐島かれんさん、とっておきの思い出スイーツはバターたっぷりでサクサクの「フローズン・クッキー」。作家である母・洋子さんが冷凍庫にストックしてくれていた生地を、自分でスライスしてオーブンへ。焼き立てを味わった少女時代の記憶は、かれんさんにとって特別なものだった。4人の子を育て、今年50歳を迎えたかれんさんと、喜寿を迎えた洋子さん。クッキーがつないだ母と娘の絆を、二人の対談を交えてご紹介する。
出演者
【出演】瀬戸康史,桐島かれん,桐島洋子,【語り】キムラ緑子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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