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大阪府知事選告示 3人が立候補
11月5日 17時31分

大阪府知事選告示 3人が立候補
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今月22日に投票が行われる大阪府知事選挙と大阪市長選挙のうち、大阪府知事選挙が5日に告示され、現職と新人の合わせて3人が立候補しました。今回の選挙では、大阪府と大阪市の行政の在り方や、経済政策などが争点となる見通しで、17日間の選挙戦に入りました。
任期満了に伴う大阪府知事選挙に立候補したのは、届け出順に、▽無所属の新人で自民党が推薦する元大阪府議会議員の栗原貴子氏(53)、▽地域政党「大阪維新の会」の現職で2期目を目指す松井一郎氏(51)、▽無所属の新人で元高校教諭の美馬幸則氏(65)の3人です。
候補者は、立候補を届け出たあと、それぞれ支持を訴えました。
栗原氏は「まっとうな大阪府を取り戻すためには、仕組みではなく中身を変えることだ。まじめに頑張っている中小企業を元気にし、企業、法人に大阪へ帰っていただく。東西二極の一極を担う大大阪をつくりたい」と訴えました。
松井氏は「東京一極では日本はだめだ。必ず2極と呼ばれる大阪をつくり上げることができると思っている。スピード感をもって改革していくのが大阪の政治家の使命だ。改革をあと4年続けていきたい」と訴えました。
美馬氏は「困っている人がいっぱいいるのに、助けられていない。格差是正に取り組み、教育では、大学に行きたいという人はどんどん行けるようにしていきたい」と訴えました。
今回の大阪府知事選挙で、現職の松井氏は、地域政党「大阪維新の会」の公認です。新人の栗原氏は、自民党の推薦のほか、民主党と共産党の支援を受けています。
大阪では、ことし5月に、大阪維新の会が実現を目指している、いわゆる「大阪都構想」が、住民投票で否決されました。その後、自民党の提案で広域的な行政課題を話し合う会議が設置されましたが、運営方法などを巡って大阪維新の会と自民党などが対立し、議論は進んでいません。
今回の大阪府知事選挙では、今月8日に告示される大阪市長選挙とともに、「大阪都構想」が住民投票で否決されたあとの大阪府と大阪市の行政の在り方や、経済政策などが争点となる見通しで、17日間の選挙戦に入りました。
投票は大阪府知事選挙・大阪市長選挙ともに今月22日に行われ、即日開票されます。

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