この辺で東京競馬場からお別れです。
「第152回天皇賞
(秋)」をお伝えしましたプロでも難しいゴルフのパット。
こいつに挑戦だ!ギネスに挑戦します!プロのお手並み拝見。
(東尾)あ〜惜しい!40回打っても成功ならず。
そこで正確無比にパッティングするロボットとボールの軌道を完全に読みきるシミュレーターを開発!
(池田)どうでしょうか?でもカップを…今回はどうか?どうか?奇跡を起こせ!世界に誇る日本のものづくり。
道を究めし職人や技術者が己のワザで極限に挑む。
それが凄ワザだ!リーダーは日本が誇るパターの名工山田透。
山田のパターは世界中のゴルファー垂ぜんの的。
これは…うん?オバマ?何とオバマ大統領まで!オバマさんは山田さんのパターどうしても欲しいって向こうから言うてきたんですか?え?黙ってろ言われたんですか!そうそうそしたらテレビでどこもかしこもやってるし…。
究極の精度を求める挑戦。
山田はパターのヘッドにある秘策を施した。
一般的なパターは4度傾いている。
これをゼロにした。
狙いはこちら。
球は進行方向と同じ向きに順回転。
これで球筋の安定を目指す。
違いはご覧のとおり。
普通のパターでは逆回転。
跳ねた瞬間球筋がぶれかねないのだ。
パターを持たせる精密マシンも山田自ら設計する。
素材は丈夫なアルミ合金。
硬く頑丈にする事で寸分の狂いもないスイングを目指す。
工夫は台座にも。
精密加工に用いる特殊な回転台だ。
カップの直径は10.8cm。
今回の挑戦で許される誤差は僅か0.092度。
究極の微調整が求められる。
マシンの実力やいかに。
(山田)タッチ教えて下さい。
球筋が安定しない。
一体なぜだ!山田その弱点を探る。
頑丈さを重視するあまり重くなりすぎていた。
これでは駄目だ!早速山田が改良に取り組む。
ダイエット作戦だ!強度を保ちつつ可能なかぎり削る。
作業開始から10時間で重さを半減する事に成功!改良したマシンを試してみる。
・横幅で70。
揺れは見事に収まり球筋も安定。
これならいけるか?さあ次はどこへどう打つかだ!30mを越すライン。
読みきれるか?任されたのはこの男。
まずはグリーンの詳細なデータを取る。
用意したのは測量で使われる特殊な3次元スキャナー。
全周取ってくのがホントはいいですね。
・こちらの方がちょっと少ない情報になってます。
グリーンの細かな起伏までコンピューターで再現。
更に…。
風や湿度そして芝の生える向き。
ここまで考え…。
全ての影響を読みきるべく開発が進められた。
そしてついに超高精度なシミュレーターが完成!その実力やいかに。
まずは距離10mでテスト。
(中村)風が〜!風が…。
刻々と変わる自然。
現実世界は甘くはない!しかし諦めない。
直ちにデータを修正。
今度はいけるか?計算し尽くして見いだした完璧なライン。
凄ワザだ!やっと…。
さあいよいよ最長のパット33.5mに挑みます。
グリーンに凄ワザの持ち主たちが集結。
まずシミュレーションチームが風や湿度を分析。
理想のラインはどこだ?ボール取って!やる!むちゃくちゃ緊張してきましたね。
これ入ったらほんまに感動するやろな〜。
さあでは中村さん!風が良ければ旗を上げて頂きたいと思います。
風はどうだ?そうですねちょっと時間とともに少し強くなってきましたね。
入ってほしいな〜!う〜ん入ってほしい!あ旗上がりました!今打ち出されました。
さあ右フックというラインどうでしょうか。
でもカップの方向にいっています。
なだらかな下りですが少し左か…。
(山田)あと重さが…。
入らず。
夕暮れ時は気象の変化が大きい。
いつの間にか芝の湿り気が増し転がりにくくなっていた。
なるほどだからこの湿度ですか。
そうですね。
それちょっとねあの…。
泣きの一回。
新たなデータを入力し直す。
(山田)フォローの風だね。
上がりました。
今出ました。
先ほどよりスピードが少し速くなったように感じます。
さっきよりずっとまっすぐですね。
今下り坂を下ってカップの向かっています。
う〜んこれもまた左か。
でもカップにはかなり近づきました…あ〜。
無情にもカップインならず!いや残念でしたけど原因としては何なんすか?そうですねやっぱり時間とともに刻々と状況が変わっていくっていうのがやはり今ちょっとまだコンピューターじゃ追いつけないかなっていうところですね。
これここまで作ってもらってこれで終わるのはねあまりにもしのびないのでどうっすか?もう一回だけ。
じゃあうん…。
っていうかやらざるをえないし入れないと帰れないし…。
やりましょやりましょ!最後はパター職人山田の知識と経験で勝負。
40目盛りって事はえっと…60度で1だから…掛ける事の3分の2。
イコール0.66度右って事ですよね。
これは凄ワザですね今のね。
今の計算がちょっとよく分からなかったですね。
まあまあ簡単な事ですよ。
芝の状態を見ながらスイングの幅を変えていく。
ミリ単位の調整だ。
(山田)もう少し重くなってきたあと5mm。
うんオーケー。
・ロックします。
(山田)オーケーロック。
よし!
(山田)いっちゃうよ!ここで山田が動く。
(山田)遅い!5mmプラス。
オーケー。
はいそれではお願いします。
出ました。
さあスピードなどをまた変更してどうか…。
(山田)あそこから垂れるね。
あ…。
スピード最後までカップ…どうかどうかどうか。
どうだ?入った〜!入った〜!お〜!山田さん!すげえ!山田さん!すげえ!入りました!すげえ!やりました!すごい!33.5mカップインです。
最終的に…
(山田)40cmまで読んでくれてあとはゴルフがちゃんと上手じゃないとあと読みに出ないって事だったね。
あ〜良かった。
出ました。
さあスピードなどをまた変更してどうか…。
(山田)あそこから垂れるね。
あ…。
スピード最後までカップ…どうかどうかどうか。
どうだ?奇跡を成し遂げた挑戦者たちあっぱれ!
こんにちは。
この時間は、きょう午後行われた、日中韓の3か国の首脳会議を受けた、共同記者発表のもようを中継でお伝えします。
韓国の大統領府に設けられた会場です。
このあと安倍総理大臣、中国の李克強首相、それに韓国のパク・クネ大統領がそろって記者発表を行うことになっています。
会場にはすでに各国の記者らの姿が見えています。
このあと、3人の首脳がそろって会議の成果を盛り込んだ共同宣言を発表する予定となっています。
韓国の大統領府に設けられた会場。
すでに多くの記者が集まっています。
きょう午後、3年半ぶりに行われた首脳会議を受けて、まもなく共同記者発表が始まります。
まだ、3人の首脳の姿は会場の中には見えていません。
始まりしだい、お伝えします。
では政治部の権藤記者に聞きます。
権藤さん、3年半ぶりのきょうの会議となったわけですけれども、安倍総理大臣、どう臨んで、このあとの発表では何が焦点になってくるでしょうか。
安倍総理大臣は、北朝鮮などの地域情勢や、経済、環境など、幅広い分野にわたって意見を交わし、3か国の協力を推進する重要性を指摘したいとしていたんです。
外務省幹部は、まずは不正常になっている状況を正常に戻して、再び毎年開催することで合意できることを、強く期待していると述べていたんです。
3か国の首脳会議が、今後、定期的に開かれるようになるかということは、焦点の一つです。
現在の会場の様子、テレビの画面ではご覧頂いています。
各国の大勢の記者がすでに集まっています。
まだ首脳の姿は見えていません。
始まりしだいお伝えします。
続いて、国際部の佐藤デスクに聞きます。
佐藤さん、中国側についてなんですけれども。
経済の減速を指摘する声もありますけれども、今回の会議、どのような思惑で、中国は臨んでくるでしょうか。
そうですね、経済原則の中で、中国は経済成長最優先を今、掲げていますので、やはり投資、それから輸出の拡大につながる日中韓の自由貿易協定、これの締結に向けた交渉を加速したいというのが、まず一番にあると思いますね。
それから今、話ありました、対北朝鮮。
これで先ほど李克強首相も冒頭の発言で、平和に貢献するということを言っておりますので、中国は先月、北朝鮮の軍事パレードに最高指導部の一人を派遣して、関係改善に乗り出していますので、そういったところもアピールしてくるんじゃないかと思います。
そして、国際部の高野デスクです。
韓国についてなんですが、関係改善の糸口を見いだすことはできるでしょうか。
そうですね。
日中韓3か国の枠組を土台として、戦後最悪とまで言われている、日韓関係を改善する一歩にしたい考えです。
韓国はまずは北朝鮮に対して、3か国がそろって明確なメッセージを打ち出す、挑発行為にこれ以上踏み切らないように自制を求めたい考えです。
それから日中韓3か国のFTAを早期に移りたい。
3か国の経済協力を推進したい考えです。
さらには歴史認識の問題、まず歴史を直視して未来志向の関係を発展させるという立場ですんで、それをそういう立場に踏み出すきっかけにしたいという位置づけを持っております。
韓国の大統領府に設けられました記者発表の会場の様子をご覧いただいています。
すでに多くの記者が入っていますが、3人の首脳の姿、まだこの会場の中には見えていません。
きょう午後に行われた首脳会議を受けまして、まもなく、共同記者発表が行われることになっています。
会議の成果を盛り込んだ共同宣言を、3人の首脳がそろって発表することにしています。
現在のソウル、韓国の大統領府に設けられた記者発表の会場の様子をご覧いただいています。
まだ首脳の姿は見えていません。
始まりしだいお伝えします。
では、解説を続けていきたいと思いますが、政治部の権藤さん。
このあと、先ほど話にありました、発表される予定の共同宣言ですけれども、どんな内容になりそうでしょうか。
共同宣言には、首脳会議を定期的に行っていくことや、来年、日本が議長国を務めることが盛り込まれる見通しなんです。
このほかにですね、歴史を直視するという精神のもと、未来志向で協力的なパートナーシップを強化していくことや、北朝鮮情勢を巡っては、北朝鮮に対し、核開発を放棄し、非核化を進めるための協議に復帰するよう求めることも明記される方向です。
そして、この日中韓の首脳会議は、3年半ぶりということになりますね。
日中韓3か国の首脳会議は、2008年から毎年行われていました。
しかし、沖縄県の尖閣諸島や島根県の竹島を巡る対立、それに歴史認識の問題などを巡って、日中、日韓の関係が冷え込んだことから、2012年5月に北京で行われて以降、開かれなくなっていたんです。
安倍総理大臣にとっては、3か国の首脳会議を再開して、3首脳でそろって記者発表を行い、今後も、対話を継続していく方針…。
途中ですが、今、3人の首脳が会場に姿を現しました。
まもなく始まります。
まず、お忙しい中で、今回の第6回韓日中首脳会議のために、おいでいただきました、日本の安倍晋三総理大臣、中国の李克強首相に感謝申し上げます。
今回の会議は、2012年5月以来3年半ぶりで、北東アジア域内の平和と繁栄に、重要な枠組みである3国間の協力隊…、体制が改めて復元したことに、歴史的に大きな意味があると思います。
これまで多くの困難がありましたが、首脳会議再開のための外交的な努力の末に、3か国の協力がなされ、議長国として意義深く考えております。
今回の会議の議長として、本日、会議の結果を簡単に申し上げます。
今回の首脳会議で私たちは、3か国の協力発展の方向と、国際問題などについて、深い議論をし、それを土台にして、3か国協力を土台とする、平和と繁栄のための共同宣言を採択しました。
そしてまた、今後の定例化を確認いたしました。
また、流動的な域内の情勢の中でも、過去3年間、さまざまな分野で3か国間の実質的な協力が進んできたことを評価し、歴史を直視し、未来に向かって進むという精神を土台として、地域の平和と安全を実現するために、努力していくことにいたしました。
具体的に本日の会議で、次のような5つの協力法案について、合意いたしました。
まず最初に3か国の協力を制度化し、北東アジアの対話と平和を強化していくことで、北東アジアの平和協力を具現するために、ともに努力することにしました。
そのために、3か国の首脳会議を定例化し、3か国の協力事務局の力量を強化し、3か国の政府の協議体を拡大することにしました。
安倍総理大臣と李克強首相は、韓国政府が推進している北東アジア平和構想を高く評価し、それを発展させていくことに同意していただきました。
また、原子力安全、そして災害管理、保健、環境などの分野での力を蓄積し、相互の信頼を強化していくことにしました。
第2に北東アジア地域での共同繁栄のための経済・社会協力を拡大していくことにし、新たな成長エンジンを作り出すための3か国間の協力を強化していくことにいたしました。
3か国間のFTA交渉を加速化することにし、域内の包括的な経済パートナーシップ協定の締結のために、ともに努力することにいたしました。
また、2015/11/01(日) 16:00〜16:15
NHK総合1・神戸
凄(すご)ワザ!対決選「奇跡の瞬間!ロングパット世界記録に挑戦」[字]
ついに奇跡が!今回挑戦したのは半世紀も破られていない超ロングパット33.5mの世界記録。米大統領もとりこにした幻のパター職人と超精密シミュレーターのコラボで挑む
詳細情報
番組内容
超絶の技を持つ者たちが、かつてないものづくりに挑戦する「凄ワザ」。今回挑んだのは、帝王ジャック・ニクラウスが打ち立てて以来、半世紀も破られていないロングパット33.5mの世界記録。あらゆる自然現象を読み切る“超リアル・シミュレーター”で球の軌道を予測し、世界に名をはせるパター職人が開発した“超精密ロボット”で正確無比に実行。ホールインワンより難しいとされる不滅の世界記録は破れるのか?ついに奇跡が!
出演者
【司会】千原ジュニア,池田伸子,【語り】千葉繁
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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