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【芸能・社会】ベストセラー小説「海賊とよばれた男」映画化 主演 岡田准一2015年11月5日 紙面から
百田尚樹さんのベストセラー小説「海賊とよばれた男」がV6岡田准一(34)主演で映画化されることが決まった。メガホンをとるのは「永遠の0」の山崎貴監督。2014年の邦画ナンバーワンヒットを生んだ最強コンビが再び手を取り、前作超えを目指す。現在撮影中で、来年8月に完成、同年冬公開される。 「海賊とよばれた男」は、主人公・国岡鐡造(てつぞう)が国内外の圧力にあらがって石油事業を興し、敗戦で打ちひしがれた日本人に勇気と希望を与える物語。単行本、文庫本あわせ累計発行部数364万部を超えるベストセラーで、2013年度本屋大賞の第1位に輝いた。 映画は1945年、空襲で燃え上がる東京の風景から始まる。このころ、岡田演じる鐡造は60代。岡田にとって今までにないほど年上の役を演じることになる。物語は過去にもさかのぼり、戦前の九州や満州で油を売りまくる若き日の鐡造も描かれる。 クライマックスは、石油輸入のため、国岡商店の命運を背負ったタンカー「日承丸」が英国艦隊の目をかいくぐってイランに向かうシーンで、大掛かりなVFX(特殊効果)が駆使される。 岡田、山崎監督のタッグで、百田さんの小説を映画化した「永遠の0」は13年12月に公開されると8週連続興行収入1位を達成。最終的な興収は邦画実写映画歴代6位の87億6000万円。15年日本アカデミー賞では最優秀主演男優賞、最優秀作品賞など11冠に輝いた。 この大記録に「海賊〜」は挑む。岡田は「オファーをいただいた時は正直驚きましたが、山崎監督が『ともに戦おう』とおっしゃってくださいました。『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変うれしく思いますし、国岡鐡造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたらと思っています」とコメント。山崎監督は「『永遠の0』と対になる作品になるのではと思っていますので、ちゃんと対抗できる作品に育てたい」と意気込んでいる。 PR情報
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