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【プロ野球】

杉浦をスタミナ強化選手に 真中監督が指定

2015年11月5日 紙面から

ヤクルト・堀澄也オーナー(中央)に今季の報告を行った真中監督(左)=東京・東新橋のヤクルト本社で

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 ヤクルトの真中満監督(44)は4日、秋季キャンプ(6〜21日・松山)の強化選手に杉浦稔大投手(23)を指定した。「2年連続で故障がちだったし、登板しても4、5回でスタミナ切れしていた印象。それに、速いカットボールなど、新しい球種を覚えて投球の幅を広げてほしい」と、体力的にも技術的にもワンランクアップを命じた。

 杉浦は即戦力の期待を受けてドラフト1位で入団したが、1年目は春キャンプで右肘靱帯(じんたい)を断裂し登板4試合。開幕ローテ入りした2年目も右肩、肘痛で長期離脱し結局7試合。それでもCS、日本シリーズでは先発として登板するなど、指揮官は「将来、うちの軸になる選手」と、次代のエース候補として期待している。杉浦自身も「チームに迷惑かけてきた分、これから取り返したい」と、3年目にかける思いは強い。

 「日本シリーズで、先発陣のスタミナ強化が課題と感じた。走るだけでなく、投げるスタミナも付けてもらう」と、真中監督は走り込み、投げ込みを厳命した。 (竹村和佳子)

 

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