【BOX】村田がジムワーク「歴史に名を残す」
2015年11月3日20時36分 スポーツ報知
◆プロボクシング ミドル級(72・5キロ以下)契約10回戦 WBC、WBO世界同級5位、IBF8位、WBA14位・村田諒太―前WBOオリエンタル・同級王者・ガナージャクソン(11月7日、米ネバダ州ラスベガス トーマス&マックセンター)
プロボクシングのWBC世界ミドル級5位・村田諒太(29)=帝拳=が2日(日本時間3日)、7日(同8日)に米ラスベガスで行われる、元世界ランカーのガナー・ジャクソン(29)=ニュージーランド=とのプロ第8戦に向け、当地でジムワークを行った。
村田が契約する米プロモート大手「トップランク」社の専用ジムで、シャドーボクシングやミット打ちなど約1時間の調整を行った。体重調整が中心の軽めの内容でたっぷりと汗を流した。3日ぶりのジムワークに「ミット打ちも最初の1~2回はスピードがなく、自分でも動きが固いのが分かるほどだった。その後は徐々にいいパンチを打つことができた。減量も少しずつ進めていく」と感想を語った。
ジムワークに先立ち、この日は午前中に血液検査や検診などを行い、その後は現地のネバダ州コミッション事務局を訪れ、試合出場の事務手続きも済ませた。
事務局の壁には過去のビッグファイトのポスターや写真などが至るところに掲示されており、村田は「歴史を感じる良い雰囲気の事務所だった。シュガー・レイ・レナード対トーマス・ハーンズ戦のポスターなどを観た時は思わずテンションも上がった」と感激し、「いつかこうした歴史に残るような試合を戦いたいと強く感じた」と気持ちを新たにしていた。