【BOX】地元でV2戦のイケメン田口 相手より警戒必要なのは…
2015年11月5日6時0分 スポーツ報知
プロボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(35)=ワタナベ=が、12月31日に東京・大田区総合体育館で11度目の防衛戦(報知新聞社後援)を行うと4日、発表された。同門のWBA世界ライトフライ級王者・田口良一(28)もV2戦を行う。
大田区出身の田口は地元で自身初の大みそか防衛戦開催を喜んだ。「うれしく思います。皆が面白いと感じてくれる試合をしたい」とグレーのスーツ姿でV2を誓った。
5月の初防衛戦はクワンタイ・シスモーゼン(タイ)に8回36秒TKO勝ち。その後すぐに始動し、既に中南米の相手を仮想した練習も始めている。「僕の信条は打ち合い。打ち合いに持ち込んで勝てたら」と今後100ラウンドのスパーリングを予定し、KOでの2度目の防衛を思い描いた。
対戦相手よりも現在、警戒するのは風邪だ。「昔から体が弱くて、ノド風邪が多いので」とマスクやサプリメントなどで完全予防を宣言。甘いマスクで人気上昇中の28歳は、内山の写真集を手に「かっこいいですね。自分も一回一回、ちゃんとした試合をして勝ち続けていけたら」と偉大な先輩の背中を追っていく。