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サハリン 日本統治時代の建物で伝統文化紹介11月4日 10時23分
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ロシア極東のサハリン、元の樺太で、日本の統治時代に建設された博物館を会場に日本の伝統文化を紹介する催しが開かれ、地元の人たちが茶道や生け花を体験しました。
この建物は、日本がサハリン南部を樺太として統治していた昭和12年に「樺太庁博物館」として建設されたもので、現在はサハリン州の博物館として利用され、中心都市ユジノサハリンスクのシンボルの一つにもなっています。
3日夜、昼間とは一味違う博物館を楽しんでもらおうと、「夜の博物館」と銘打ち特別イベントとして日本の伝統文化を紹介する催しが開かれました。
このうち茶道を紹介するコーナーでは、日本の女性がたてた抹茶がふるまわれ、ロシアの子どもたちが作法にのっとって軽く茶わんを回したあと、ゆっくりと飲み干していきました。また、生け花を体験するコーナーでは、バラの茎や白いつぼみをつけた枝をハサミで切り、見栄えがよくなるようアレンジしていきました。
生け花を体験した女性は「日本の伝統文化はとてもすばらしく、毎回新しい発見があります」と話していました。
3日夜、昼間とは一味違う博物館を楽しんでもらおうと、「夜の博物館」と銘打ち特別イベントとして日本の伝統文化を紹介する催しが開かれました。
このうち茶道を紹介するコーナーでは、日本の女性がたてた抹茶がふるまわれ、ロシアの子どもたちが作法にのっとって軽く茶わんを回したあと、ゆっくりと飲み干していきました。また、生け花を体験するコーナーでは、バラの茎や白いつぼみをつけた枝をハサミで切り、見栄えがよくなるようアレンジしていきました。
生け花を体験した女性は「日本の伝統文化はとてもすばらしく、毎回新しい発見があります」と話していました。