FreeBSD 10.0にPostgreSQL 9.3.2をインストールし、外部から接続できるようにしました。
FreeBSD + PostgreSQL 9.3.2 外部からの接続を許可するWindows Server 2012 R2にODBCドライバをインストールし、接続してみます。
ODBCドライバの入手とインストール
インストールは、こちらのサイトを参考にしました。
PostgreSQL 9.2にクライアントから接続する PostgreSQL ODBC Driverのインストールと接続確認以下のURLからODBCドライバのダウンロードが行えます。
http://www.postgresql.org/ftp/odbc/versions/msi/
64bit版は、psqlodbc_09_03_0100-x64.zip
32bit版は、psqlodbc_09_03_0100.zip
をダウンロードします。
64bit版ODBCドライバのインストール
64bit版ODBCドライバをインストールする前に、
「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x64)」
のインストールが必要です。
これを事前にインストールしていないと、ODBCドライバインストール中に
以下のエラーが発生します。
Error installing ODBC driver : PostgreSQL ANSI(x64),
ODBC error 13: システムエラーコード126:指定されたモジュールが見つかりません。
...\psqlodbc30a.dll)のために、PostgreSQL ANSI(x64)ODBCドライバーの
セットアッププログラムを読み込むことができません。
.Verify that the file PostgreSQL ANSI(x64) exists and that you can access it.
Error installing ODBC driver : PostgreSQL Unicode(x64),
ODBC error 13: システムエラーコード126:指定されたモジュールが見つかりません。
...\psqlodbc35w.dll)のために、PostgreSQL Unicode(x64)ODBCドライバーの
セットアッププログラムを読み込むことができません。
.Verify that the file PostgreSQL Unicode(x64) exists and that you can access it.

Error installing ODBC Driver64bit版のドライバは9.2からVC10のランタイムが必要とのこと。
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x64)
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=14632
こちらから、「vcredist_x64.exe」をダンロードしインストールします。

http://www.postgresql.org/ftp/odbc/versions/msi/こちらから「psqlodbc_09_03_0100-x64.zip」をダウンロードしました。
ファイルを解凍すると、「psqlodbc_x64.msi」というファイルが出てくるので、これを実行します。

「I accept the terms in the License Agreement」にチェックをつけてNext。

デフォルトのままNext。

Installでインストールを実行します。

これでインストール完了です。

サーバーマネージャーの[ツール] - [ODBCデータソース(64ビット)]を選択します。

ODBCデータソースアドミニストレーター(64ビット)ダイアログが表示されます。
追加を押すと、PostgreSQLのODBCドライバが追加されたことが確認できると思います。

32bit版ODBCドライバのインストール
ツールによっては、32bit版のドライバが必要な場合もあります。
32bit版ODBCドライバも合わせてインストールしました。
64bit版と同様、「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)」のインストールが必要です。
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)こちらから、「vcredist_x86.exe」をダウンロードしてインストールしておきます。
ランタイムをインストールしていなくてもODBCドライバのインストールは成功するのですが、
ODBC接続を定義しようとした時、以下のエラーが発生します。
コンピューターにMSVCR100.dllがないため、プログラムを開始できません。
この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください。
http://www.postgresql.org/ftp/odbc/versions/msi/こちらから「psqlodbc_09_03_0100.zip」をダウンロードしました。
ファイルを解凍すると、「psqlodbc.msi」というファイルが出てくるので、これを実行します。
インストーラーの画面は64bit版と同じなので割愛します。
黒猫 SQL Studio Nextによる接続確認
いつも愛用させて頂いています。
黒猫 SQL Studio Next黒猫 SQL Studio Nextで接続するには、32ビットODBCドライバの設定が必要です。
サーバーマネージャーの[ツール] - [ODBCデータソース(32ビット)]を選択します。

ODBCデータソースアドミニストレーター(32ビット)のダイアログが表示されます。
「追加」をクリック。

リストの中から「PostgreSQL Unicode」を選択して完了。

※ここで「MSVCR100.dllがない」というエラーが発生する場合は、
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)をインストールしているか疑ってみてください。
完了を押すと、「PostgreSQL Unicode ODBC セットアップ」ダイアログが表示されます。
必要な情報を入力して、右側のテストをクリック。

「Connection successful」と表示されれば正しく設定できてます。
右側の「保存」をクリックしてダイアログを終了します。

こんな感じでODBC接続が追加されました。

ODBC接続の作成が行えたので、黒猫 SQL Studio Nextを起動します。
左上のデータベース接続の追加ボタンをクリック。

「接続先の登録」ダイアログが表示されます。
適当な接続名を入力したら、接続文字列の右側のボタンをクリック。

「データリンクプロパティ」ダイアログが表示されます。
「接続」のタブを選択して、「データソース名を使用する」のコンボボックスから
先ほど作成したODBC接続名を選択。
ユーザー名、パスワードを入力したら「接続のテスト」をクリックします。

接続成功です。OKでダイアログを終了します。

無事、データベースに接続出来ました。

「SQL」ボタンを押すと、SQL文の入力ペインが表示されます。
適当にselect文を書いて、Ctrl + Eで実行します。

insert文で日本語を登録してみます。
文字化けなしで登録出来ました。

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- 2014/02/08(土) 12:40:25|
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