【巨人】ドラ2位早大・重信はスポーツ一家 祖父は元柔道五輪代表候補
2015年11月5日6時0分 スポーツ報知
巨人のドラフト2位、早大・重信慎之介外野手(22)が4日、東京・新宿区の同校で山下スカウト部長らに指名あいさつを受けた。「僕の魅力は足」と話し、即戦力として来季のトップバッター争いに加わる覚悟を示した。
重信の家族は、さまざまなスポーツにチャレンジしてきた。祖父・忠治さん(77)は早大柔道部OB。高校では九州代表に選ばれ、大学では五輪代表候補だった。父・忠継さん(48)は野球、水泳、サッカーを経験しそれぞれの所属先で全て主将を務めた。
そんなアスリート一家に生まれた重信は、3歳からゴルフを始めると、幼稚園では水泳とサッカーも経験。染井野小では野球と陸上を掛け持ち。小学5年時、千葉県大会で100メートル走2位に輝いた。当時の100メートルのタイムは「13秒88だったと思います」。臼井南中時代も「佐倉シニア」で野球をやりながら陸上部とサッカー部に所属。祖父と父の「人生は友だちが多い方が有利だ」という教えもあり、多くのスポーツにチャレンジしてきた。
◆重信 慎之介(しげのぶ・しんのすけ)1993年4月17日、千葉・佐倉市生まれ。22歳。「佐倉シニア」では3年時にジャイアンツカップ4強。早実では1年秋から三塁のレギュラーで2年夏に甲子園3回戦進出。早大では1年春にリーグ戦デビュー。2年春に外野へ転向し、ベストナイン2度。リーグ戦通算83試合で打率3割3分3厘、2本塁打、22打点、39盗塁。173センチ、67キロ。右投左打。