日本電気(以下、NEC)はウェアラブルグラス用の新しいユーザインタフェースとして、腕をキーボード化する「ARmKeypad(アームキーパッド)」を開発した。
ARmKeypadは、ウェアラブルグラスとウェアラブルウォッチを連携させ、キーボードがあたかも腕に表示されているかのように見せるというもの。ウェアラブルグラスにはカメラが内蔵されており、そのカメラで指の操作位置を確認。グラスに映し出された仮想キーボードにタッチをすると、腕に付けられたウェアラブルウォッチの加速度センサーが反応し、その瞬間の指の位置をカメラが認識する。赤外線などで直接腕にキーボードが映し出されているわけではない。
ARmKeypadは11月12〜13日に東京国際フォーラムで開催される「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2015」で展示予定。製造や警備、流通、医療などハンズフリーでの作業が必要となる現場での活用を目指している。
(太田智美)
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