by 箱庭キュレーター
手書きの文字をデザインに取り入れてみよう!
こんにちは!デザイナーの戸田江美です。
近年、手書きの文字やイラストを使ったデザインをよく見かけます。手書きの文字ってかわいいけれど、なかなかフォントが見つからないですよね。欧文フォントならまだしも、日本語フォントなら尚更!それに、商用利用が可能なものも多くはありません。
そこで最近わたしは、少しの文字なら自分で書いちゃおう!とトライしています。そのなかで見つけた、ちょっとの工夫でおしゃれな手書き文字が作れるかんたんテクニックをご紹介します!
見出しに使える!コンパクトな縦長文字
とにかく縦長に書きます!いきなり書くのが難しかったら、最初に長方形の補助線を書くと良いかもしれません。
こういう文字、最近よく見かけますよね。縦長にするだけで、コンパクトでシンプルな印象が出せます。見出しに使うにはちょうどいい感じ。
英語バージョン。旅行写真との相性がいいなと思っています。
クラフト感が出る!縦の線が太い文字
一旦文字を書いてから、縦の線を書き足していきます。「お」のようにアクセントにドットを入れると、ちょっとかわいくなるかも。ひらがなは丸みを出すのがポイント。手仕事、手づくり感を出すときに使っています。
英語バージョン。縦の線を塗りつぶさず、空白にしてみました。へたうま感が出るので、手づくりのメッセージカードなどで使っています。
テッパン!ふちどり文字
文字をひたすらふちどります!四角くふちどるとカッチリとした、丸くふちどるとやわらかなイメージになります。今回は濁点のみを丸くふちどりました。(自分で書いておきながら、デザイナーズTIMEってなんだろう・・・)
ドットがアクセントの文字
イチゴソースのラベルに書いた文字。小文字アルファベットの、○の部分を赤で塗りつぶしています。用途に合わせて他の色も使います。可読性は低いので、ちょっとした見出しや装飾に。
雲みたいに丸っこく!もくもく文字
外側のカーブは大きく、内側のカーブは小さくするのがポイント。ふちどりしても、塗りつぶしても使えます。若い女子向けデザインに合いそう。
スキャンした文字をソフトで修正したり、ペンタブで書いたり、何度も書いてお気に入りの文字を見つけたり、方法は様々だと思いますので自分なりの書き方を見つけてみてください!書くことが楽しくなるヒントになれば幸いです!
◆箱庭キュレーター
戸田江美|Twitter
Webを中心に活動するデザイナー。写真が好きで、アーティスト活動もしています。すきなものは、落語と日本史とイギリス。