野田聖子氏、総裁選出馬断念は安倍陣営の切り崩し工作だった!幻の政策パンフも初披露
2015年11月4日23時49分 スポーツ報知
自民党・野田聖子前総務会長(55)は4日夜、BS日テレの「深層ニュース」に出演し、20人の推薦人を集められず、出馬を断念せざるを得なかった9月の党総裁選のために制作した「幻の政策集パンフレット」を披露した。出馬を見据えて1万部を刷ったものの、日の目を見なかったことも明かした。
総裁選では安倍晋三首相(61)の対抗馬として党内で唯一名乗りを挙げながら、推薦人が1人足りずに立候補できなかったことが明らかになっている野田氏は「今だから本当のことを言ってしまってもいい。本当は20人集まっていました。正直に言うとMAXで24人でした」と告白。その後、安倍陣営の切り崩し工作に遭い、出馬に至らなかったことを明かした。
当時を回想した野田氏は「今日は現物を用意しました」とし、総裁選に突入した際に全国の党員に配布するために1万部準備したパンフレットを初披露。笑顔の野田氏の写真が表紙を飾り「人財輝く 日本を創る」とのコピーが配された冊子を「どうぞ、差し上げます」と小西美穂キャスター(46)にプレゼントした。
既に次期総裁選への出馬を明言している野田氏は「1年生(当選1回時)の時から総理を目指しています。権力が大きくなるほど、出来る仕事の幅は広くなりますから」と、野望を包み隠さずに語っていた。