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2015年10月26日

勉強の効率を上げるノートの取り方

 授業のノートの取り方ひとつで、復習の効率は大きく変わります。復習がしやすいノートをとっておけば、テスト前などの勉強時にとても役に立つのです。テスト勉強が苦手だったり、復習に時間がかかり過ぎると感じているかたは、ノートの取り方を工夫してみるとよいかもしれません。

そこで今回は勉強の効率を上げる上手なノートの取り方について解説します。


「板書を写す」ことがノートではない

 ノートをとるのが苦手な子どもに共通するのは、先生が黒板に書いた内容をただそのまま写すことしかしていない点です。
確かにスピードが早い先生の場合は、書き写すだけで精一杯になってしまうかもしれませんが、本当にすべきは「理解」であり、ノートはその「補助」です。
ノートを取ることに夢中になって、肝心の「理解」ができていないと、ノートを見返したところで何のことかわからなくなってしまいます。

 

ただ、いきなりノートを取らず先生の言うことを理解しようとしても、すぐには難しいものです。
そこで、最初は時間がかかっても、一度ノートに写したものを、理解しながら再度まとめなおすようにしましょう。そしてその過程でわからないことがあれば、先生に質問に行き、ちゃんと「理解」をするようにしましょう。

 

そういう練習をしているうちに、毎回まとめなおさなくても、授業を聞きながらまとまったノートが取れるようになっていくでしょう。

 

なおその際は極力1つのテーマは1ページ、もしくは見開きで1ページにまとめるようにし、もし3ページ目まで行ってしまったら、右側のページを空けて、新しいテーマは常に左側のページから始まるようにしておくと、あとで見直しやすいノートになります。

 

 

ノートのルールを作る

 ノートに書く際には自分なりに守るルールを設定しましょう。特に役に立つのは以下のようなルールです。


必ず日付を入れる

あとでテスト範囲が発表されたときなどに役立ちます。

 

ノートは一行ずつあける

復習のときなどに書き加えることができます。

 

色 / 大きさを決める

重要と言われたところを赤字にする / 大きく書くなど、一目でわかるようにします。

 

色の数を抑える

上記で色を決めたとして、そのパターンが多すぎると結局どれが重要なのかわからなくなってしまいます。2~3パターン(色であれば、黒・赤・青)程度に抑える方がよいでしょう。

 

 

ノートの取り方にはコツがありますが、そのコツも繰り返していく中でだんだんと身につくものです。
最初の内は、勉強が得意な友達にノートを見せてもらい、それを真似しながら、少しずつ自分流のノートの取り方を身につけていくとよいでしょう。

 

 

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